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公開 | nobuカワシマ

懐かしの「北斗星」がここに!「茂辺地 北斗星広場」




函館市近郊の北斗市茂辺地(もへじ)地区には、かつて上野駅と札幌駅を結んでいた寝台特急「北斗星」の車両が保存・展示されています。

車両を見るだけではなく、日時限定で車両内へ入ることも可能。寝台やロビーを眺めると懐かしい思い出がいっぱいこみ上げてきます。

「北斗星」に思い入れがある人をはじめ、ブルートレインや寝台列車が懐かしいと思う人は、北斗市にある「茂辺地 北斗星広場」へGO!
※季節・時期限定公開です。

 
保存・展示されている車両は2両。ほぼ現役時代の姿のままです▲保存・展示されている車両は2両。ほぼ現役時代の姿のままです

 

目次

・茂辺地北斗星広場になぜ北斗星が?
・懐かしのロビーやシャワー室も見学可能
・寝台車に入ると汽車旅気分いっぱい♪
・併設しているカフェや食堂で応援しましょう


 
北斗市にある茂辺地 北斗星広場▲北斗市にある茂辺地 北斗星広場

 

茂辺地北斗星広場になぜ北斗星が?

「北斗星」は、青函トンネルが開業した1988年から北海道新幹線が開業する前年の2015年までの27年間運行されていました。

旅好きの人や本州~北海道間を行き来する人たちの間に好評で、鉄道ファンだけではなく一般の人たちにも人気があった列車。
新幹線の開通を機に廃止され、車両は解体される運命でした。


展示車両


名列車の車両を何とか残そうと、地元の有志「北斗の星に願いをプロジェクト推進委員会」が中心となり、保存費用を捻出すべくクラウドファンディングを実施。

目標金額を見事達成し、北斗市の協力を得て茂辺地地区の移転した学校跡の敷地に保存することになりました。

 
車内にはクラウドファンディングに参加した方々の名前が掲示されています▲車内にはクラウドファンディングに参加した方々の名前が掲示されています


茂辺地地区はかつて北斗星が走行していた沿線であり、北斗市の市名でも縁があります。
列車が走行することはありませんが、里帰りをしたような気分ですね。

 

懐かしのロビーやシャワー室も見学可能

展示保存している車両は、B寝台の1人用個室「ソロ」のほかシャワー室やロビーを備えた「スハネ25 501」と、B寝台車の「オハネフ25 2」。

 
2両ともに見学することができます(時期・曜日・時間限定)▲2両ともに見学することができます(時期・曜日・時間限定)


まずは見学ルート入口にある「スハネ25 501」から。

 
ロビー、懐かしい~!▲ロビー、懐かしい~!


ロビーでビールを飲みながら車窓に流れる街明かりを眺めたり、仲間と旅行の計画を練ったり、そんな想い出のある方も多いのでは?

ロビーの手前にはシャワー室もあります。もちろんシャワーを浴びることはできませんが、設備はほぼ当時のまま残っています。

 
A室とB室の文字もうっすら見えます▲A室とB室の文字もうっすら見えます


乗車早々、シャワーカードを求めて行列に並んだという記憶、ありませんか?

ロビーの奥にあるのは個室寝台の「ソロ」。
もちろん上段も下段も見学できます。

 
階段を上がっていく上段。階上は天井が低く立てなかったのが難点▲階段を上がっていく上段。階上は天井が低く立てなかったのが難点

 
上段は通路上の荷物スペースを利用できるのが利点でした▲上段は通路上の荷物スペースを利用できるのが利点でした

 
下段は通路と同じ高さですが寝台部分の天井が低くなっています▲下段は通路と同じ高さですが寝台部分の天井が低くなっています

 
ひじ掛けや小物置きスペース、ライトなど、あぁ使ったな~と感じる人、いませんか?▲ひじ掛けや小物置きスペース、ライトなど、あぁ使ったな~と感じる人、いませんか?


B寝台ながら相部屋ではなく個室というのが嬉しかった「ソロ」。
見学をしていると、そういえばこんな形をしていたな~、なんて思い出しちゃいます。

 

寝台車に入ると汽車旅気分いっぱい♪

隣の車両、B寝台車の「オハネフ25 2」へ移動します。
今度はさらに旅気分がいっぱい!

 
鍵がついた4人1室のセミコンパートメントタイプのB寝台▲鍵がついた4人1室のセミコンパートメントタイプのB寝台

 
通路の椅子を出すことも可能▲通路の椅子を出すことも可能

 
座って撮ったら、まるで本当に列車の旅をしているかのよう!?▲座って撮ったら、まるで本当に列車の旅をしているかのよう!?

 
下段寝台。ハシゴを上がって上段へ行くことも可能▲下段寝台。ハシゴを上がって上段へ行くことも可能

 
上段寝台に寝転がって記念撮影できちゃいます▲上段寝台に寝転がって記念撮影できちゃいます

 
ブルートレインによく乗ったというみなさん、これ見覚えありませんか?寝台脇にあるライトです▲ブルートレインによく乗ったというみなさん、これ見覚えありませんか?寝台脇にあるライトです。点灯しますよ!

 
窓辺のテーブルには「センヌキ」が。時代を感じますね▲窓辺のテーブルには「センヌキ」が。時代を感じますね


車両の最後部まで行くと乗務員室があります。
運行列車では一般の人が決して入ることができませんが、ここでは立ち入り自由!

 
車掌さん気分を味わってみます?▲車掌さん気分を味わってみます?

 

併設しているカフェや食堂で応援しましょう

車両に併設して、広場内にはカフェや食堂が春から秋までの期間限定でオープン。
地元の方々が集う場でもあり、旅行者が車両見学とともに立ち寄る休憩スペースです。

 
食堂では窓越しに列車を眺めながらカレーライスやラーメンなどを食べられます▲食堂では窓越しに列車を眺めながらカレーライスやラーメンなどを食べられます

 
カフェの一角にはポストカードなどが販売されています▲カフェの一角にはポストカードなどが販売されています


これらは地元の方々が運営している店舗で、カフェや物販の収益は保存・展示している車両の修繕費に充てられています。
クラウドファンディングに参加をしなかった方々も、名列車「北斗星」の車両を保存・展示するのに一役買うことができますよ。

国内からブルートレインがなくなった今、現役時代の姿のまま残る車両はとても貴重。
しかも、内部を見学できるなんて感動モノです。
一日も長く、いい状態で保存・展示されていくといいですね。
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