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公開 | nobuカワシマ

ぐるり北海道一周【37】知内→松前:津軽半島を望む北海道最南端、北海道唯一の城下町へ




北海道の海岸線沿いを時計回りにぐるりと一周する連載企画。
第36回目となる今回は、ついに北海道最南端へ到達!

知内町にある「道の駅 しりうち」を出発し、松前町にある北海道唯一の日本式城郭「松前城」まで進みます。

道中、知内町内で新幹線を見学したのち福島町の海岸部を走破し、北海道最南端となる松前町の白神岬にも立ち寄ります。

 
海辺の道の行き止まりまで行ってみます▲海辺の道の行き止まりまで行ってみます

 

目次

・ぐるり北海道一周について
・ルート紹介:知内町 道の駅しりうち → 松前町 松前城
・道の駅しりうち → 青函トンネル記念撮影台 : 新幹線ウォッチング
・青函トンネル記念撮影台 → 岩部 : 山を越え海辺の行き止まりへ
・岩部 → 白神岬 : ついに北海道最南端!津軽半島を遠望
・白神岬 → 松前城 : 城下町松前、参上!


 
北海道では珍しい「和」の風情が漂う松前町へ▲北海道では珍しい「和」の風情が漂う松前町へ


※今回の記事内の写真は一部別日程で撮影したものを使用しているため、写真により空の色あいや天候の雰囲気が異なります。

 

ぐるり北海道一周について

北海道の海岸線沿いを時計回りで巡り、
キレイな風景、美味しいグルメ、素敵な人たちとの出会いを楽しみつつ、
ゆるりとドライブします。

この企画での基本ルールは以下とします。
・基本ルートは海岸線沿いの国道もしくは道道
・都市部や岬付近などは市町村道も利用
 ただし、生活道路や私道と思われるルートは通らない
・北海道本土のみ走行(離島のみなさん、すみません…!)
・景色を楽しめるよう、走る時間は日の出から日没まで
・取材の都合、一周を数回に分けてレンタカーで訪問


 

ルート紹介:知内町 道の駅しりうち → 松前町 松前城


 
今回のルートはこちら(Google My Maps)▲今回のルートはこちら(Google My Maps)


知内町 道の駅しりうち → 松前町 松前城
走行距離 約57km
所要時間 約1時間15分(途中の休憩や観光時間を除く)


○詳細のルートマップはこちらをクリック
ぐるり北海道一周【34】~
ぐるり北海道一周【25】~
ぐるり北海道一周【19】~
ぐるり北海道一周【11】~
ぐるり北海道一周【1】~

○前回の記事はこちら
ぐるり北海道一周【36】函館→知内:函館山を横目に津軽海峡沿岸をドライブ​

 
ぐるり北海道一周、ここまで通りました!(Google My Maps)▲ぐるり北海道一周、ここまで通りました!(Google My Maps)

 

道の駅しりうち → 青函トンネル記念撮影台 : 新幹線ウォッチング

道の駅しりうち → 青函トンネル記念撮影台
走行距離 約1km
所要時間 約5分


今回のスタート地点は、知内町にある「道の駅 しりうち」。


道の駅しりうち


この道の駅には、ほかの道の駅になかなかない、ここならではの施設があります。
それは、新幹線展望塔。

 
道の駅の建物隣にある新幹線展望塔▲道の駅の建物隣にある新幹線展望塔

 
エレベーターと階段で最上部まで上がれます▲エレベーターと階段で最上部まで上がれます


道の駅の裏手には青函トンネルを介して北海道と本州を結ぶ鉄道路線があり、北海道新幹線と貨物列車が走っています。

新幹線と貨物列車が同じ線路を走る区間は日本でここだけ。
タイミングがよければ新幹線と貨物列車がすれ違うかも!?
そんな日本唯一の鉄道風景をこの展望台から眺めることができるんです。

 
青函トンネルを抜けて北海道へやってきた貨物列車が通過▲青函トンネルを抜けて北海道へやってきた貨物列車が通過

 
貨物列車の数分後、東京駅行の新幹線が駆け抜けていきました▲貨物列車の数分後、東京駅行の新幹線が駆け抜けていきました

 
反対側を見ると、通過した新幹線が山裾に見える青函トンネルの入口へ向かって走り去っていきました▲反対側を見ると、通過した新幹線が山裾に見える青函トンネルの入口へ向かって走り去っていきました


展望台には鉄道ファンのみならず子連れファミリーのみなさんが何組も訪れ、カメラをかまえたり新幹線に手を振ったりしていました。

この道の駅には豪華なレストランや立派な遊戯施設などはありませんが、この眺めが集客のコンテンツ。
ほかの道の駅にはなかなか真似できない、お得な立地ですね。

 
道の駅には売店があるほか、この付近で発見された旧石器時代の遺跡をモチーフにしたモニュメントもあります▲道の駅には売店があるほか、この付近で発見された旧石器時代の遺跡をモチーフにしたモニュメントもあります


道の駅から少し進んだ先にも新幹線ウォッチングを楽しめるスポットがあります。
青函トンネルの入口を遠望できる、「青函トンネル記念撮影台」です。

 
国道のすぐ近くにある「青函トンネル記念撮影台」。東屋が目印▲国道のすぐ近くにある「青函トンネル記念撮影台」。東屋が目印


ズームや望遠レンズで青函トンネル入口を望めます。

 
新函館北斗駅行の新幹線が北海道へ上陸! ▲新函館北斗駅行の新幹線が北海道へ上陸! 


トンネルに入る列車は背後からやってくるので列車音でわかりますが、トンネルから出てくる列車は当然見えないし音もしないので、いつ来るかわかりません…。
新幹線展望塔に掲示されている列車通過予定時刻を参考にして訪れ、一瞬のタイミングを逃さないよう待ち構えましょう。

○北海道Likersで紹介したこちらの記事も参考にどうぞ
知内町の青函トンネル出入口で北海道新幹線を見物

 

青函トンネル記念撮影台 → 岩部 : 山を越え海辺の行き止まりへ

青函トンネル記念撮影台 → 岩部
走行距離 約26km
所要時間 約30分


列車見物を楽しんだら、本格的にドライブスタート。
険しい地形が続く海沿いを避けるように、福島町の街中付近までは山間地を走ります。

 
両岸の山々が秋色に染まった知内川を渡ります▲両岸の山々が秋色に染まった知内川を渡ります


15分くらい走ると山間地から平地へと下り、福島町の街中へ入りました。

 
街中にある「福島町青函トンネル記念館」前を通過▲街中にある「福島町青函トンネル記念館」前を通過


○「福島町青函トンネル記念館」については北海道Likersで紹介したこちらの記事でチェック
地上に姿を現した海底トンネル!?福島町青函トンネル記念館

国道はこの先津軽海峡を左手に見ながら南下しますが、ここで左折。
険しい地形が続く海沿いの道を行けるところまで進んでみます。

 
山が海辺まで迫る海岸線沿いを縫うように進みます▲山が海辺まで迫る海岸線沿いを縫うように進みます


海沿いを10分少々進み、短いトンネルを出たところが終点。

 
終点の福島町岩部地区▲終点の福島町岩部地区

 
谷間にある小さな集落です▲谷間にある小さな集落です


この先は、矢越(やごし)岬を挟んで知内町の小谷石(こたにいし)地区までは道路がありません。
地図上で見ると、前回訪れた小谷石地区からここまで目測10kn足らず。
道路があれば恐らく数分で行き来できるでしょうけど、相当大回りして山を越えてやっと到着しました。

 

岩部 → 白神岬 : ついに北海道最南端!津軽半島を遠望

岩部 → 白神岬 : ついに北海道最南端
走行距離 約20km
所要時間 約25分


ここで折り返し。同じ道を通って福島町の街中まで戻ります。
再び国道へ合流したら左折。松前町方面へ向かいます。

街中から数分進み吉岡地区へ入ると、左手の漁港近くに人物像が見えました。
行ってみましょう。

 
福島町の伊能忠敬北海道測量開始記念公園にある伊能忠敬の像▲福島町の伊能忠敬北海道測量開始記念公園にある伊能忠敬の像


こちらは「大日本沿海輿地全図」を作成した伊能忠敬の像。
蝦夷地の測量は福島町吉岡地区から始まったとする記録が残っていることから、功績をたたえるために建てられたそうです。

 
像の前にある駐車場と吉岡地区の海辺の風景▲像の前にある駐車場と吉岡地区の海辺の風景


また、吉岡地区はかつて青函トンネルを掘削する工事の拠点でもあった場所。
この付近の真下、地下深いところを新幹線や貨物列車が通過しています。

測量の拠点とトンネルの拠点になった吉岡地区を後に、先へ進みます。

 
人家が少なくなり、山が迫る海沿いを進みます▲人家が少なくなり、山が迫る海沿いを進みます


左手には津軽海峡が広がり、水平線の先にはうっすらと下北半島と津軽半島が見えます。
とはいえ脇見は危険、この先の休憩ポイントでじっくり見学します。

海辺の崖や山をくりぬくトンネルやシェルターをいくつか通過したのち、緩やかに右カーブをしながら再びシェルターへ入る直前、左手に駐車スペースがありました。

ここが、北海道最南端の「白神岬」です。

 
北海道最南端の碑とともに記念撮影♪▲北海道最南端の碑とともに記念撮影♪


駐車場の脇から海辺へ下りていくこともできます。
訪れた日は比較的波が穏やかだったので、行ってみました。


国道は左手シェルター部分、駐車場は正面上部で、大きな岩の脇から海辺へ下りられます▲国道は左手シェルター部分、駐車場は正面上部で、大きな岩の脇から海辺へ下りられます

 
岩礁が点在する白神岬の風景。ずっと先には竜飛岬など津軽半島がうっすら見えます▲岩礁が点在する白神岬の風景。ずっと先には竜飛岬など津軽半島がうっすら見えます

 
振り返ると白神岬の灯台が見えました。赤白の縞々模様が映えます▲振り返ると白神岬の灯台が見えました。赤白の縞々模様が映えます


北海道一周のドライブ。
北の宗谷岬と東のノサップ岬を制し、南の白神岬を押さえました!
あとは西。どこだか知っています???これは続編でまた改めて。

○北海道Likersのこちらの記事も参考に!
ぐるり北海道一周【6】ノシャップ岬→宗谷岬:北海道のてっぺんをドライブ!日本最北端へ
ぐるり北海道一周【18】根室駅→東根室駅:ついに最東端!納沙布岬で初日の出鑑賞♪​

 

白神岬 → 松前城 : 城下町松前、参上!

白神岬 → 松前城
走行距離 約10km
所要時間 約15分


白神岬を出て少し進むと、また左手に白神岬という名を冠した駐車場があります。
こちらは「白神岬展望広場」。
名前のとおり、白神岬を「展望」する場所です。

 
正面の山の下付近が白神岬です。水平線右が津軽半島、下北半島はここまで来ると見えません▲正面の山の下付近が白神岬です。水平線右が津軽半島、下北半島はここまで来ると見えません


この広場にはトイレもあるので長時間ドライブには便利です。
軽く小休止をしたら出発。

 
前方海上には松前町の離島、松前小島がうっすら見えてきました▲前方海上には松前町の離島、松前小島がうっすら見えてきました


数分走ると右手に、何かの遺跡のような古びた巨大な円柱が数本見えてきました。

こちらは、旧国鉄松前線の線路の橋脚跡。
青函トンネルが開通する直前まで、木古内駅から知内町や福島町を経由して松前町まで走っていた路線の跡です。

 
旧国鉄松前線の線路跡▲旧国鉄松前線の線路跡


海辺を走り、沿道に少しずつ住宅などが増えてくると松前町の街中へ到着。
目指すは街中を見渡す高台にある松前城。

 
松前城の正式な名称は福山城といいます▲松前城の正式な名称は福山城といいます


国道を離れて街中を通り、沖乃口坂からお城がある松前公園へ入ります。

 
坂を上がり、天守閣の間近まで行ってみます▲坂を上がり、天守閣の間近まで行ってみます

 
天守閣を見上げる駐車場に到着!▲天守閣を見上げる駐車場に到着!


松前城は1854(安政元)に日本で最後に作られた、北海道唯一の日本式城郭。
1949(昭和24)年に火事で焼失しましたが、1961(昭和36)年に復元・再建されました。
現在は周囲の寺社とともに松前公園として整備され、桜の名所として有名になりました。

 
天守閣の内部は資料館になっています。ゴールデンウィーク頃の桜の時期も美しいですが、10月中頃の紅葉の時期も眺めは格別!▲天守閣の内部は資料館になっています。ゴールデンウィーク頃の桜の時期も美しいですが、10月中頃の紅葉の時期も眺めは格別!

 
松前城付近から白神岬方面を遠望、松前町の街並を見下ろせます▲松前城付近から白神岬方面を遠望、松前町の街並を見下ろせます


○北海道Likersのこちらの記事も参考にどうぞ
1ヶ月も桜が咲いている北の小京都、松前公園
「福山(松前)城と寺町」松前町:北海道遺産シリーズ(14)
松前城の北側に広がる森に包まれた寺町を散策

今回はここまで。
次回は松前城周辺の寺町散策と郷土料理を楽しんだのち、上ノ国町を通って江差町の「かもめ島」まで進みます。
北海道内の中では歴史が古いエリアを駆け抜けます。
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