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公開 | nobuカワシマ

ティーショップ夕日|明治時代築、函館湾を見渡す日本茶カフェ




函館山西麓にある「ティーショップ夕日」は、船が行き交う函館湾を見渡す日本茶カフェ。
明治時代に建てられた歴史的建造物を活かしたお店で、ノスタルジックな雰囲気が漂います。
街の喧騒から離れ、時が止まったかのような静かなひと時を過ごせますよ。

 
日本茶というと茶道のようにハードル高く感じるかもしれませんが、作法は無用、おめかし不要。デニムパンツとスニーカーで訪れて大丈夫です▲日本茶というと茶道のようにハードル高く感じるかもしれませんが、作法は無用、おめかし不要。デニムパンツとスニーカーで訪れて大丈夫です

 

目次

・明治18(1885)年築のノスタルジックな建物に注目
・平成26(2014)年に日本茶カフェとしてリニューアル
・抹茶やほうじ茶、こぶ茶などを和菓子とともに
・夕日もいいけどブランチタイムも最高のひと時


 
窓辺の席で海を見ながら静かにゆったり過ごせます▲窓辺の席で海を見ながら静かにゆったり過ごせます

 
道南産の角切り昆布を使った昆布茶もあります▲道南産の角切り昆布を使った昆布茶もあります

 

明治18(1885)年築のノスタルジックな建物に注目

「ティーショップ夕日」がある場所は函館山の西麓。
函館西部地区で海を見渡す外国人墓地のすぐ近く、
函館山から海へと続く斜面に立地しています。

 
建物の外観はピンク色、異彩を放ちつつも落ち着いた雰囲気を感じます▲建物の外観はピンク色、異彩を放ちつつも落ち着いた雰囲気を感じます


この建物はもともと、明治18(1885)年に建てられた函館検疫所の事務所。
昭和43(1968)年に検疫所が別の地へ移転したためこの建物の役目は終えました。

 
店内に掲示されている函館検疫所の案内板▲店内に掲示されている函館検疫所の案内板


平成時代に入ると函館市が国から施設を購入し、海を見渡す好立地なため、
飲食店などの施設として民間に貸し出されることになりました。

店内にはアンティークな雑貨や小物が多数。
時代を感じる建物の内観に心地よく調和し、ノスタルジックな雰囲気をより演出しています。


ティーショップ夕日の店内


ティーショップ夕日の店内


ティーショップ夕日の店内


ティーショップ夕日の店内

 

平成26(2014)年に日本茶カフェとしてリニューアル

この建物を活かした飲食店はかつて別の経営者が店を開いていて、
「ティーショップ夕日」は3店舗目。

現在のお店を営む大谷さん夫妻が2店舗目の客として通っていた時、
その店舗が家庭の事情で休業することを知り、オーナーへ掛け合い平成26(2014)年に引き継ぐことになりました。

 
店舗は変わっても建物は昔のまま▲店舗は変わっても建物は昔のまま


先代はコーヒーなどを提供していましたが、引き継ぎとともに日本茶カフェへと路線転換。

「コーヒーだと基本的にカップ1杯ですが、お茶なら急須で何杯か飲めますよね。景色を見ながらお茶を飲みながらゆったりと過ごしてほしいのです」

そう語る大谷さん。

日本茶が好きなご主人と茶道をたしなんでいた奥さんが、
コーヒーと同じように日本茶も敷居が低くて美味しい飲み物だと知ってもらいたいという想いで始めました。

 
抹茶(宇治茶、京都)を手軽に▲抹茶(宇治茶、京都)を手軽に


お茶は霧島茶(鹿児島)や嬉野茶(佐賀)、伊勢茶(三重)、川根茶(静岡)など日本各地の銘柄がラインナップ。

夫妻が実際に産地へ足を運んで栽培方法や茶葉を見極め、
生産者と信頼関係を築いて直接仕入れて提供しているそうです。

コーヒーでモカやマンデリンなど豆と産地による違いを楽しむように、お茶の茶葉と産地の違いを楽しめるのが魅力です。

 
伊勢上級茎茶を自家焙煎したほうじ茶。お汁粉などとともに味わえます▲伊勢上級茎茶を自家焙煎したほうじ茶。お汁粉などとともに味わえます

 

抹茶やほうじ茶、こぶ茶などを和菓子とともに

お茶には茶菓子がつきもの。
このお店では、抹茶や煎茶、玉露には季節の和菓子が、
ほうじ茶や玄米茶、昆布茶などには揚げまんじゅうがお茶請けとしてついてきます。

菓子類は函館市内にある老舗和菓子店が提供。
北海道の甘味類は比較的甘さが際立ったものが多いのですが、
このお店の菓子類は本州などの和菓子に近く甘さが控えめなのが特徴。

ここでは数あるメニューの中から3品紹介。

○抹茶(宇治茶)


抹茶(宇治茶)
 

お茶といえばやはり抹茶。作法を知らなくてもご安心を。
抹茶の心地よい渋みと茶菓子のほのかな甘さが絶妙なコンビネーション。

○おしるこ(つぶあん&焼き餅)~ほうじ茶と和栗、香の物つき~

 
おしるこ(つぶあん&焼き餅)~ほうじ茶と和栗、香の物つき~


香ばしいほうじ茶。
おしるこのほどよい甘さが引き立ちます。

和栗は上品な甘さで、舌の上に栗の風味がやんわりじわじわ。
薄い塩気のある香の物がよいアクセント。
おしるこにはひと口サイズのお餅が2切入っていて、小腹がすいている人にはぜひおすすめです。

○昆布茶


昆布茶 


函館市南茅部地区など道南産の角切り昆布を使用した昆布茶。
おかわりポットもあるので、1杯飲んだら昆布を入れてお湯を注げば2杯目、3杯目も。
昆布はもちろん食べられます。
これは甘味ではなく軽い塩気のあるあられが正解。よく合います。

印象的なのは、出汁がよく出るためかぬるくなっても美味しい!
まるで長居してくださいと言われているかのような一品です。
 

夕日もいいけどブランチタイムも最高のひと時


店名にあるとおり、ここは函館山の西麓にあって海に面しているので、夕日の名所。
夕方近くになるとたくさんの人たちが訪れて賑わいます。

夕日はもちろん美しいのですが、実は朝から昼にかけてもおすすめ。

 
函館の海の眺め


太陽の光がちょうと海側を照らすので逆光にならないため、
窓辺に座ってもまぶしくないうえ、海を行き来する船もシルエットになることなく綺麗に見渡せるのです。


ティーショップ夕日の店内 


函館でゆったりとしたひと時を過ごしたいなら、このお店は絶対おすすめ!
ぼんやり海を眺めるもよし、お茶を片手にのんびり本を読むもよし。
これぞ究極の贅沢。
慌ただしい日常を忘れ、時間を忘れるくらいゆったりしてみませんか?

※冬季は休業にてご注意を。
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