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公開 | nobuカワシマ

ぐるり北海道一周【30】室蘭→豊浦:有珠山を遠望する噴火湾沿岸ドライブ




北海道の海岸線沿いを時計回りにぐるりと一周する連載企画。
今回で30回目を迎えました。

室蘭市にある「道の駅 みたら室蘭」を出発し、
豊浦町にある「道の駅 とようら」まで進みます。

途中、伊達市の恋人海岸やアルトリ岬で噴火湾の眺望を楽しみ、
有珠善光寺自然公園で天然の石庭を散策します。
遠望する有珠山の威容も見ものです。

 
“和”の佇まいを楽しめる有珠善光寺と、周囲に広がる自然公園を散策しました▲“和”の佇まいを楽しめる有珠善光寺と、周囲に広がる自然公園を散策しました

 

目次

・ぐるり北海道一周について
・ルート紹介:室蘭市 道の駅 みたら室蘭 → 豊浦町 道の駅 とようら
・道の駅 みたら室蘭 → 母恋(ぼこい)駅 : 白鳥大橋を渡らず眺める
・母恋駅 → 恋人海岸: 遠ざかる室蘭、迫る有珠山
・恋人海岸 → アルトリ岬 : 爽快!噴火湾を一望♪
・アルトリ岬 → 道の駅 とようら : 古寺名刹と天然の石庭でひと息


※今回の記事内の写真は一部別日程で撮影したものを使用しているため、写真により空の色あいや天候の雰囲気が異なります。

 

ぐるり北海道一周について

北海道の海岸線沿いを時計回りで巡り、
キレイな風景、美味しいグルメ、素敵な人たちとの出会いを楽しみつつ、
ゆるりとドライブします。

この企画での基本ルールは以下とします。
・基本ルートは海岸線沿いの国道もしくは道道
・都市部や岬付近などは市町村道も利用
 ただし、生活道路や私道と思われるルートは通らない
・北海道本土のみ走行(離島のみなさん、すみません…!)
・景色を楽しめるよう、走る時間は日の出から日没まで
・取材の都合、一周を数回に分けてレンタカーで訪問


 

ルート紹介:室蘭市 道の駅 みたら室蘭 → 豊浦町 道の駅 とようら


 
ぐるり北海道一周30 今回のルートはこちら(Google My Maps)▲今回のルートはこちら(Google My Maps)


ルート紹介:ルート紹介:室蘭市 道の駅 みたら室蘭 → 豊浦町 道の駅 とようら
走行距離 約59km
所要時間 約1時間30分(途中の休憩や観光時間を除く)


○詳細のルートマップはこちらをクリック

ぐるり北海道一周【25】~
ぐるり北海道一周【19】~
ぐるり北海道一周【11】~
ぐるり北海道一周【1】~

○前回の記事はこちら
ぐるり北海道一周【29】白老→室蘭:街と自然が隣り合う室蘭の絶景を目指して

 
ぐるり北海道一周、ここまで通りました!(Google My Maps)▲ぐるり北海道一周、ここまで通りました!(Google My Maps)

 

道の駅 みたら室蘭 → 母恋駅 : 白鳥大橋を渡らず眺める

道の駅 みたら室蘭 → 母恋駅
走行距離 約6km
所要時間 約10分


今回のスタート地点は、室蘭市にある「道の駅 みたら室蘭」。
室蘭市のシンボルの一つ、白鳥大橋の近くにある道の駅です。

 
多くの車が駐車していて賑わっていました▲多くの車が駐車していて賑わっていました

 
建物裏手にはパークゴルフ場があり、その先には白鳥大橋が見えます▲建物裏手にはパークゴルフ場があり、その先には白鳥大橋が見えます


○北海道Likersのこちらの記事も要チェック!
2019年4月リニューアル!「道の駅 みたら室蘭」はここが変わった!

まずは、白鳥大橋入口付近にある「白鳥大橋展望台」で橋を拝んでから出発。

 
白鳥大橋展望台までは道の駅から車で1分程度。駐車場から階段を上がった先にあります▲白鳥大橋展望台までは道の駅から車で1分程度。駐車場から階段を上がった先にあります

 
白鳥大橋を一望!ここは夜景スポットとしても有名です▲白鳥大橋を一望!ここは夜景スポットとしても有名です


ここから豊浦町方面へ向かうには、白鳥大橋を渡っていくのが一般的。
でも、今回は海沿いを極力進むので、
海を越えるつり橋は渡らず室蘭港をぐるりと回ります。

 
港湾風景などを左手に見ながら進みます▲港湾風景などを左手に見ながら進みます


最初の立ち寄り地は、母恋駅。
駅名にちなみ、母の日のプレゼントとして入場券が人気の駅。
切符だけではなく、名物駅弁「母恋めし」も有名です。

○「母恋めし」ってどんな駅弁?詳しくは北海道Likersのこちらの記事で!
思い出華やぐアタリ付き!美味しくて優しい室蘭市のご当地駅弁「母恋めし」

 
昔ながらの佇まいがステキな母恋駅。駅舎の一角で「母恋めし」が販売されています▲昔ながらの佇まいがステキな母恋駅。駅舎の一角で「母恋めし」が販売されています


道の駅到着直前にガッツリ食事をしてしまったので、
今回は駅弁を食することなく出発。
今度食べたい…!

 

母恋駅 → 恋人海岸: 遠ざかる室蘭、迫る有珠山

母恋駅 → 恋人海岸
走行距離 約38km
所要時間 約55分


この先は少し走行距離が長くなります。

 
室蘭市内の工場地帯を通り過ぎます▲室蘭市内の工場地帯を通り過ぎます


東室蘭駅付近でJR線などを立体交差で渡り、交通量が多い街中を進みます。

海沿いを進みつつも、海辺の風景を眺められる場所はなかなかありません。
室蘭インターチェンジや白鳥大橋へ向かう分岐点を過ぎ、
しばらく進んでようやく左手に海が見えてきました。

 
室蘭市街が後方に。さらば室蘭!▲室蘭市街が後方に。さらば室蘭!


室蘭市から伊達市に入ります。


 
雲が途切れ、この先は青空かも!▲雲が途切れ、この先は青空かも!


縁起のよさそうな駅があったのでちょっと立ち寄り。

黄金駅です。
“おうごん”駅ではなく“こがね”駅と読みます。


 
海辺にある小さな無人駅です▲海辺にある小さな無人駅です


ここで何かをするわけではありません。

駅を拝めば、きっと大金持ちになるかも!?
駅読み名にちなんで小金持ちかもしれませんけど…、
いずれにしてもあやかってみました。

黄金駅を出て、しばらくはこの地区のメイン道路国道37号ではなく、
海に近い道道779号を進みます。

 
有珠山がだんだん正面に大きく見えてきました。右側には昭和新山もチラリと▲有珠山がだんだん正面に大きく見えてきました。右側には昭和新山もチラリと


迫る有珠山。
活火山だけあり、威容を放ちます。

伊達市街地を通り過ぎると、有珠山は右前方に見えるようになります。


遠くにそびえる有珠山。長流(おさる)川を渡ります▲遠くにそびえる有珠山。長流(おさる)川を渡ります


一度国道へ戻ったのち、再び国道を離れて海沿いの道へ入ります。
次の目的地は恋人海岸とアルトリ岬です。

 

恋人海岸 → アルトリ岬 : 爽快!噴火湾を一望♪

恋人海岸 → アルトリ岬
走行距離 約2km
所要時間 約5分


恋人海岸は、正式には有珠海岸といいます。
かつて恋人たちが集ったことから恋人海岸と呼ばれるようになったとか。

 
目の前に広がる噴火湾。伊達市街のほか、室蘭市の測量山(そくりょうざん)や絵鞆(えとも)岬なども遠望!▲目の前に広がる噴火湾。伊達市街のほか、室蘭市の測量山(そくりょうざん)や絵鞆(えとも)岬なども遠望!


砂浜に打ち寄せる穏やかな波。
爽やかな初夏の陽射し。
のんびり昼寝をしたくなるような浜辺です。

 
ハマナスなど海浜植物の花がたくさん咲いていました▲ハマナスなど海浜植物の花がたくさん咲いていました


恋人海岸から少し進むと、アルトリ岬に到着。
海に突き出た高台にある岬で、
ここからの噴火湾や有珠山の眺めも最高!

 
恋人海岸とは視点が変わり、ここもなかなかよい眺め▲恋人海岸とは視点が変わり、ここもなかなかよい眺め


約7,000年前、有珠山の山頂が大崩落しました。
山麓の噴火湾沿岸が岩や土砂で埋め尽くされ、
表面に丘がたくさんある“流れ山”と呼ばれる地形ができました。

アルトリ岬も“流れ山”の一つ。
海辺の岩礁も、“流れ山”が波に洗われ残ったものだそうです。

 
正面に見える有珠山、大昔はもっと標高が高かったのですね▲正面に見える有珠山、大昔はもっと標高が高かったのですね


山頂が崩れてここまで岩石が流れ、
この地や眼下の岩礁になったと知ると壮大なスケールを感じます。
風光明媚な眺めを楽しみつつ、大地の迫力を楽しめる岬です。
 

アルトリ岬ではキャンプ場も楽しめます▲アルトリ岬ではキャンプ場も楽しめます

 

アルトリ岬 → 道の駅 とようら : 古寺名刹と天然の石庭でひと息

アルトリ岬 → 道の駅 とようら
走行距離 約13km
所要時間 約20分


アルトリ岬を後にします。
細い道路が住宅や漁港付近を縫うように進みます。

伊達市は道内では温暖な地域なので時折“北海道の湘南”と形容されますが、
湘南っぽさもありつつ、伊豆のようでもあり、伊勢志摩や三陸のようにも感じました。
いい意味で北海道らしくない雰囲気を楽しめます。

 
入り組んだ海岸線沿いに港が広がります▲入り組んだ海岸線沿いに港が広がります


さらに、北海道っぽさを感じない魅力の地が、このエリアにある有珠善光寺自然公園。
有珠善光寺と、寺の周囲に広がる花と緑と天然の石庭が美しい自然公園です。


 
約1200年の歴史があると伝わる有珠善光寺▲約1200年の歴史があると伝わる有珠善光寺


有珠山の火山活動で生まれた丘の上に広がる自然の造形と
古寺名刹の佇まいが調和した、純和風の風情を楽しめます。

 
お寺の中を見学することもできます▲お寺の中を見学することもできます

 
桜や紫陽花など花の名所としても有名▲桜や紫陽花など花の名所としても有名


この一帯もアルトリ岬と同様、有珠山の大崩落で流れ出た土砂や岩が堆積した地。
公園内の各所に散在する巨岩や巨石はどれも有珠山の火山活動によってできたものです。

 
人工的に造園したのではなく、火山活動で生まれた天然の石庭▲人工的に造園したのではなく、火山活動で生まれた天然の石庭


見学をしたり散策をしたり、ゆったりのんびり2時間くらいここで過ごしました。

○公園の詳しい様子は北海道Likersのこちらの記事でチェック!
有珠善光寺自然公園~蝦夷三官寺と天然の石庭を桜や紫陽花が彩る~

だいぶ道草をしてしまいましたが、それもまた旅の楽しみ。
有珠地区を後にします。

洞爺湖町へ入り、この先は国道37号線を進みます。

 
洞爺駅前を過ぎると少し山間を進む道になります▲洞爺駅前を過ぎると少し山間を進む道になります


洞爺湖町から豊浦町に入ると、目的地の「道の駅 とようら」はもう目前。

この道の駅は室蘭市から函館市方面へ向かう沿道にあるとともに、
札幌市方面から中山峠経由で道南各所へ向かう時の中継地点。
道南ドライブの休憩スポットとして便利です。

 
夕刻の道の駅へ到着。イチゴソフトやホタテフライが有名な道の駅です▲夕刻の道の駅へ到着。イチゴソフトやホタテフライが有名な道の駅です


今回はここまで。
次回は季節が変わり真夏のドライブ。

「道の駅 とようら」を出発し、
豊浦町や長万部町の海辺の風景を楽しみながら、
八雲町の「噴火湾パノラマパーク」にある「丘の駅」まで進みます。
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