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公開 | nobuカワシマ

函館山ハイキング♪魅力は夜景だけじゃない!自然溢れる登山道で山頂へ

函館山

 
函館山の山頂から眺める函館夜景は函館観光の定番ですが、昼間の眺望も絶景!
山頂までロープウェイやバスで行けるのはもちろん、山麓から歩いて登ることもできるんです。

木漏れ日が差し込む登山道を進み、山頂まで約1時間のハイキング。
自分の足でたどりついた山頂からの眺めは格別♪
登った人だけが味わえる爽快感はたまりません。

7合目付近に潜むかつての函館要塞跡の佇まいも圧巻!

 
函館要塞跡。遺跡の中へ迷い込んだような気分▲函館要塞跡。遺跡の中へ迷い込んだような気分

 

目次

・函館山のハイキングコースは複数
・山麓からつつじ山駐車場へ
・函館要塞跡が圧巻!
・山頂からの眺めはホントに絶景!


 

函館山のハイキングコースは複数

函館山は函館市の市街地西端にあり、
御殿山やつつじ山、薬師山など13の山の総称。

函館夜景を眺められる展望台がある山頂は、
標高334mの御殿山の山頂のことを指します。

 
ロープウェイだと山麓から山頂まで3分で行くことができます▲ロープウェイだと山麓から山頂まで3分で行くことができます


函館山は明治時代後期から終戦頃まで津軽海峡の防衛のため要塞が築かれ、
一般の人の立ち入りや10km以内の撮影などが禁止されていました。
約半世紀の間一般市民の入山がなかったことなどから、
自然環境に恵まれている山だと言われています。

豊かな自然に触れつつ歴史遺構も眺められる、とっておきのハイキングスポットです。

山頂までのハイキングコースは複数ありますが、
ここでは一番ポピュラーな「旧登山道コース」を紹介します。

 
山頂まで約1時間の道のり。比較的道幅が広くて整備されているうえ、傾斜も緩やかなので初心者におすすめのコースです▲山頂まで約1時間の道のり。比較的道幅が広くて整備されているうえ、傾斜も緩やかなので初心者におすすめのコースです

 

山麓からつつじ山駐車場へ

旧登山道コースのスタート地点は、函館山ふれあいセンター。
台数に限りがありますが、駐車場もあるので車で訪れることも可能です。

公共交通機関で訪れるなら、
路線バスが発着する函館山ロープウェイ山麓駅付近から函館山山頂へと向かう車道を歩いて7、8分です。

 
函館山ふれあいセンターでコースの詳細情報を確認するとともに、トイレを済ませます▲函館山ふれあいセンターでコースの詳細情報を確認するとともに、トイレを済ませます

 
身支度を整えたら、いざ出発!▲身支度を整えたら、いざ出発!


緩やかな山道を進み始めると、左手に早速歴史遺構が現れます。

 
左手に函館要塞当時の貯水槽があります▲左手に函館要塞当時の貯水槽があります

 
さらに進むと早くも一合目に到着▲さらに進むと早くも一合目に到着


一合目付近からしばらくの間は、九十九折の車道を数回横断します。
行き交う車やバスに注意しながら車道を渡り、木々に囲まれた登山道へ。
山頂目指して歩みを進めます。

 
地元の高校生が走って登っていきました。元気ですね~!▲地元の高校生が走って登っていきました。元気ですね~!


函館山の山麓から中腹にかけて、北海道には自生していなかった杉林が広がります。

今から200年以上前、樹木が燃料などのために切り出され、
函館山の木がほとんどなくなってしまったそうです。
そのため1808(文化5)年以降、杉の苗木などを植えて植林をし、現在の杉林になったそうです。

 
木漏れ日が漏れる杉林の中を進みます。まるで江戸時代の五街道を行く気分!?▲木漏れ日が漏れる杉林の中を進みます。まるで江戸時代の五街道を行く気分!?


時折軽い休憩を挟みつつ、二合目、三合目と、順調に登っていきます。
ふと、右側に特異な岩崖が現れました。

 
近くに掲示されていた案内板によると、これは溶岩の痕跡▲近くに掲示されていた案内板によると、これは溶岩の痕跡


函館山は約100万年前に火山活動や地殻変動で生まれた島。
その後、流出した土砂や海流により流れてきた砂が堆積し、陸地とつながりました。
現在の函館市街地は、この砂洲の上にあります。

自然が残る函館山。溶岩の次は野鳥。
函館山では約150種の野鳥が観察され、約600種の植物が生育していると言われている自然の宝庫です。
函館山で見ることができる代表的な野鳥は、アカゲラやヤマガラなど。


「アカゲラ」キツツキの仲間で、キョッ、キョッという鳴き声とドドドドドというドラミングの音が特徴(写真提供:函館山ふれあいセンター)▲「アカゲラ」キツツキの仲間で、キョッ、キョッという鳴き声とドドドドドというドラミングの音が特徴(写真提供:函館山ふれあいセンター)


「ヤマガラ」函館市の鳥にもなっているカラ類の一種。ツツピー、ツツピーという鳴き声が特徴(写真提供:函館山ふれあいセンター)▲「ヤマガラ」函館市の鳥にもなっているカラ類の一種。ツツピー、ツツピーという鳴き声が特徴(写真提供:函館山ふれあいセンター)


残念ながら野鳥の知識に疎い私。
何の鳴き声かわかりませんが、野鳥のさえずりを耳にしつつ歩みを続けます。

 
三合目、四合目と進むにつれ、木々の間からチラリと下界が見えてきました!▲三合目、四合目と進むにつれ、木々の間からチラリと下界が見えてきました!


まもなく五合目に到着。

旧登山道コースは、山頂方面へと向かうルートのほか、
千畳敷という景勝地方面へと向かうルートがあり、五合目で二手に分かれます。

 
五合目の分岐点。右も左も旧登山コース、どっちに行けばいいの???でも、しっかり見ると山頂は右!▲五合目の分岐点。右も左も旧登山コース、どっちに行けばいいの???でも、しっかり見ると山頂は右!


分かれ道では案内表示が出ているので、しっかり確認をして間違わないように進みます。
六合目を過ぎると、木々の間からのぞく下界の視界がさらに開けてきました。

 
津軽海峡越しに、湯の川温泉街や函館空港が見えます▲津軽海峡越しに、湯の川温泉街や函館空港が見えます

 
山頂も見えてきました!▲山頂も見えてきました!


だいぶ登ってきた感があります。
山頂も見えてくると、だいぶゴールに近づいた感もあります。
眺望に励まされ、俄然元気に!

 
七合目を通過。空が開けてきました▲七合目を通過。空が開けてきました


七合目を過ぎるとすぐに、つつじ山駐車場に到着します。

 
つつじ山駐車場は山頂へ通じる車道の下り車線から入ることができます。トイレもあるのでちょうどよい休憩スポットです▲つつじ山駐車場は山頂へ通じる車道の下り車線から入ることができます。トイレもあるのでちょうどよい休憩スポットです


ここまで来れば山頂まではあと一歩なのですが、ここでちょっとひと息。
気分を変えて“秘密基地”へ行ってみましょう。

 

函館要塞跡が圧巻!

つつじ山駐車場の近くには、函館要塞の御殿山第二砲台跡があります。

 
つつじ山駐車場付近から石段を上り、少し進むと秘密基地が!?▲つつじ山駐車場付近から石段を上り、少し進むと秘密基地が!?

 
木々の間から下のほうに何やら…!?▲木々の間から下のほうに何やら…!?


函館要塞とは、津軽海峡の防衛強化を目的に1898(明治31)年から建設が始まった、
大小5ヶ所の砲台とその関連施設のこと。
大正時代に津軽要塞として再整備されましたが、終戦とともに役目を終えました。

御殿山第二砲台はそのうちの一つ。
その跡を見ることができます。

 
石段を下りるとそこは砲台跡▲石段を下りるとそこは砲台跡

 
地下砲側庫へ続く階段。ここは柵があり立ち入り禁止です▲地下砲側庫へ続く階段。ここは柵があり立ち入り禁止です


砲座は2門1セットで3カ所が横並びにあり、
それぞれ見事な石積みの壁に囲まれています。
映画のセットかと思うような異空間です。

 
砲座跡には緑が生い茂っていました。平和な世の中の証です▲砲座跡には緑が生い茂っていました。平和な世の中の証です

 
伝声管跡。石積みの壁にある穴が隣の砲座まで一直線に続いています▲石積みの壁にある穴が隣の砲座まで一直線に続いています。向こうと声のやり取りができる伝声管跡です


砲座などがあるところから一段高い場所の一角はベンチがある広場になっています。

 
お弁当タイムにちょうどよさそう♪▲お弁当タイムにちょうどよさそう♪

 
眺めも良好!目の前に広がる津軽海峡の左手が北海道の汐首岬、右手が青森県の大間岬▲眺めも良好!目の前に広がる津軽海峡の左手が北海道の汐首岬、右手が青森県の大間岬


函館山にはここのほかにも見学できる函館要塞跡があります。
時間と元気と体力があるみなさん、
山に潜む要塞跡を眺めにここ以外のハイキングコースも歩いて見学してみてはいかが?

 

山頂からの眺めはホントに絶景!

歴史遺構に軽く触れた後は、再び登山開始。
ただ、ここまで来たらあとは階段や坂道を数分進むだけです。

 
この階段が今回の登山道で一番傾斜がきついかも!?▲この階段が今回の登山道で一番傾斜がきついかも!?

 
最後は緩やかな坂と階段▲最後は緩やかな坂と階段

 
間もなく山頂!▲間もなく山頂!

 
山頂に到着~!眺め最高♪津軽海峡が広がります▲山頂に到着~!眺め最高♪津軽海峡が広がります


一般的にはロープウェイやバスを利用して山頂でのひと時を楽しみますが、
登山をしても同じように山頂展望台の施設で眺望を楽しめます。

 
津軽海峡を見渡す漁火広場。右手には大間岬がよく見えます▲津軽海峡を見渡す漁火広場。右手には大間岬がよく見えます

 
山頂広場で函館湾をバックに函館山のモニュメントで記念撮影できます▲山頂広場で函館湾をバックに函館山のモニュメントで記念撮影できます

 
山頂展望台の建物屋上からの眺望は鉄板!夜景じゃなくても美しい♪絶景!▲山頂展望台の建物屋上からの眺望は鉄板!夜景じゃなくても美しい♪絶景!

 
函館港を一望▲函館港を一望

 
函館空港を飛び立った旅客機も見えました▲函館空港を飛び立った旅客機も見えました


山麓からかなりゆっくり歩き、
函館要塞跡の見学を除くと1時間少々の道のり。

ロープウェイだとたった3分で山頂に着いてしまいますが、
じっくり時間をかけてたどりついた山頂からの眺めは妙に特別なもののように感じます。

みなさんもぜひ一度、自分の足で山頂へ!
きっとまた登ってみたくなりますし、ほかのコースも歩いてみたくなりますよ。
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