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公開 | nobuカワシマ

恵山に登山!気軽に登れる函館の活火山で、奇岩と海を見渡す迫力ある絶景を

恵山
 

函館市の南東端にある恵山(えさん)は、今も噴気をあげる活火山。
迫力ある火口跡や奇岩は必見!

中腹の駐車場から山頂まで1時間少々で登ることができ、
山頂付近では太平洋と日本海(津軽海峡)を眺められます。

恵山はツツジや紅葉が有名ですが、
手軽な登山スポットとしてもおすすめ!

 
登山道途中や山頂付近からは海を一望!(写真提供:函館市恵山支所))▲登山道途中や山頂付近からは海を一望!(写真提供:函館市恵山支所))

 

目次

・恵山は函館市街地から約1時間
・駐車場から権現堂登山コース入口へ
・あと1,979m~岩がゴロゴロ、山道へ
・あと1,640m~目の前に広がる噴火口が迫力あり
・あと1,000m~眼下の海と山肌の奇岩を眺めつつ上へ、上へ
・あと230m~いよいよ山頂!
・恵山は登山初心者におすすめ!


 

恵山は函館市街地から約1時間

恵山は渡島半島の南東端、太平洋に突き出たところにあります。

標高618mとさほど高い山ではありませんが、
岩がむき出しの荒々しい山肌と海を見わたすロケーションは絶景!
かなり存在感のある山です。

 
各所で見られるゴツゴツとした岩が印象的(写真提供:函館市恵山支所)▲各所で見られるゴツゴツとした岩が印象的(写真提供:函館市恵山支所)


函館市街地から山麓までは車で1時間前後、バスなら約2時間です。
さらに中腹の標高300m付近にある火口原駐車場まで車で行くことができます。

 
火口原駐車場から眺めた恵山(写真提供:函館市恵山支所)▲火口原駐車場から眺めた恵山(写真提供:函館市恵山支所)


火口原駐車場周辺は荒々しい山容を間近で眺められる散策路もあり、
登山客以外も楽しむことができます。
舗装された散策路の先は登山道になるので、
その先は登山靴など歩きやすい靴を履いて登山モードで行きましょう。

 
歩きやすい靴や脱ぎ着しやすい服装で。帽子の色が合っていないのはご容赦を……▲歩きやすい靴や脱ぎ着しやすい服装で。帽子の色が合っていないのはご容赦を……


火口原駐車場から山頂までは徒歩で1時間少々。
権現堂登山コースという登山道を進みます。

では、山頂目指して登山スタート!

※訪れた日(2019年7月上旬)は晴天ながら時折山頂に霧がかかる天候にて、
一部別の日に撮影したものや函館市恵山支所より拝借した画像を交えて紹介します。

 

駐車場から権現堂登山コース入口へ

駐車場から山頂まで、函館市恵山支所の職員さんに案内してもらいました。

 
公衆トイレ前にあるボックスに登山届を提出してから出発▲公衆トイレ前にあるボックスに登山届を提出してから出発

  
はじめは観光客が行き来する舗装された散策路を進みます(写真提供:函館市恵山支所)▲はじめは観光客が行き来する舗装された散策路を進みます(写真提供:函館市恵山支所)


登り坂ではあるものの、途中まで舗装されているので歩きやすいです(車は通れません)。

 
荒々しい火口跡を右手に見ながら進みます(2014年6月上旬撮影)▲荒々しい火口跡を右手に見ながら進みます(2014年6月上旬撮影)

 
賽の河原と呼ばれている広々とした風景が左手に広がります(2014年6月上旬撮影)▲賽の河原と呼ばれている広々とした風景が左手に広がります(2014年6月上旬撮影)


恵山には山頂へ向かう権現堂登山コースのほかに、
中腹の展望台へ進むコースなど複数の登山道があります。

途中の分岐点では案内表示が出ているので、恵山山頂を目指して進みます。

 
この先はいよいよ山道に▲この先はいよいよ山道に


恵山は火山活動を繰り返し、約2500年前におおよそ今の形になったと言われています。

江戸時代に水蒸気噴火が起きて人的被害もありましたが、
明治時代の小噴火以降は小康状態が続き大きな噴火は起きていません。

 
登山道の脇には赤茶けた岩や穴があいたような巨大な岩がいっぱい。ここが火山であることの証▲登山道の脇には赤茶けた岩や穴があいたような巨大な岩がいっぱい。ここが火山であることの証


足元に注意をしつつ、万が一の落石にも注意しながら進みます。

 

あと1,979m~岩がゴロゴロ、山道へ



山頂まであと1979m。ほかのコースとの最後の分岐点で、この先は山頂まで分岐点がなく一本道です▲山頂まであと1,979m。ほかのコースとの最後の分岐点で、この先は山頂まで分岐点がなく一本道です


はじめは少々急な階段や坂道があるものの、
すぐに比較的なだらかな坂道になり、意外とラクチン。
山肌を右に、左に、と曲がりつつ登っていきます。

 
賽の河原を今度は右手に見ながら進みます▲賽の河原を今度は右手に見ながら進みます


岩が小さな丘のようにモコッと盛り上がったところで立ち止まり、小休止。
水分補給をしつつ、眺望を楽しみます。

 
ここまで来ると、眼下にチラリと海が見えてきました!▲ここまで来ると、眼下にチラリと海が見えてきました!


さらに上を目指します。

 
少し登って振り返ると、先ほど休憩した丘が眼下に▲少し登って振り返ると、先ほど休憩した丘が眼下に


ゴロゴロとした岩が無数に点在する恵山。
この先は奇抜な形をした岩が時折目に入るようになります。

 
四角い岩を垂直に積み上げたかのような奇岩。役場の職員さん曰く「ジェンガ岩」だそうです▲四角い岩を垂直に積み上げたかのような奇岩。職員さん曰く「ジェンガ岩」だそうです


下を見ると、だいぶ標高が高くなってきた印象です。

 

あと1,640m~目の前に広がる噴火口が迫力あり



山頂まであと1640m。この周辺は登山道で一番噴火口に近いポイントです▲山頂まであと1,640m。この周辺は登山道で一番噴火口に近いポイントです


迫力いっぱいの火口跡。山が生きていることを実感!
ただ、火山ガスを含む噴気が出ているので、むやみに登山道を離れるのは危険です。

 
赤茶けた大地からは噴気が上がり、硫黄が黄色く固まっています▲赤茶けた大地からは噴気が上がり、硫黄が黄色く固まっています


分岐点から歩いた距離はたった300m少々ですが、かなり見ごたえのある風景。
この先ももっともっと、独特な眺めが続きます。

 
登山道の脇にも、岩が変色して地熱が高い箇所があります。要注意▲登山道の脇にも、岩が変色して地熱が高い箇所があります。要注意


岩が転がっているため足場が悪い場所はありつつも、
坂道の傾斜がそれほどきつくないので、比較的容易にぐんぐん登れます。

 
緑がほとんどなくなり、岩の斜面を縫うように進みます▲緑がほとんどなくなり、岩の斜面を縫うように進みます


左手眼下には海が広がり、登るにつれ次第に遠くまで見渡せるようになってきました。


恵山の眺望


恵山の眺望


左手後方に噴火湾(太平洋)が広がります。
この日は水平線が霞んでいましたが、
空気が澄んだ日は室蘭市の地球岬なども見えるそうですよ。

 

あと1,000m~眼下の海と山肌の奇岩を眺めつつ上へ、上へ


 
みなさんはこの岩、何に見えます?役場職員さんは「ぶた岩」と命名▲みなさんはこの岩、何に見えます?職員さんは「ぶた岩」と命名

 
あと1000m!▲あと1000m!


この先は左手に海を見下ろしつつ、
時折風変りな奇岩を左右に眺めながら進みます。

緑のない風景が続くものの、飽きることがありません。

 
椴法華(とどほっけ)地区にある恵山岬灯台が眼下にチラリ!▲椴法華(とどほっけ)地区にある恵山岬灯台が眼下にチラリ!


ちなみに、恵山岬と青森県の下北半島にある尻屋崎を結ぶラインが太平洋と日本海の境界線。
津軽海峡は日本海に属します。
なので、この下の灯台がある岬の手前側が日本海で、奥側に広がるのが太平洋なんですよ。

 
恵山岬灯台のほか、ホテル恵風(けいぷ)や水無海浜温泉付近の海岸も見えてきました▲恵山岬灯台のほか、ホテル恵風(けいぷ)なども見えてきました


途中に時折現れる奇妙な形の岩の数々。
「これは何岩だろう」
妙な想像力と発想力を掻き立てられます。
その一部がこちら。

 
みなさん、これは何に見えますか?「ゴジラ岩」?「シャチホコ岩」?▲みなさん、これは何に見えますか?「ゴジラ岩」?「シャチホコ岩」?

 
これ、人の顔に見えませんか?ならば「人面岩」で!▲これ、人の顔に見えませんか?ならば「人面岩」で!

 
かつて話題になった、ラグビーの五郎丸選手のあのルーティーンのポーズに似ていませんか?ということでこれは「五郎丸岩」!?と勝手に命名▲かつて話題になった、ラグビーの五郎丸選手のあのルーティーンのポーズに似ていませんか?ということでこれは「五郎丸岩」!?と勝手に命名

 

あと230m~いよいよ山頂!


 
山頂まで230m、あと少し!▲山頂まで230m、あと少し!


訪れた日は、山頂近くなってきたところで少し霧が濃くなってきました。
残念……。

 
山頂に近くなると、また少し緑が増えてきました。ガンコウランなどの高山植物です▲山頂に近くなると、また少し緑が増えてきました。ガンコウランなどの高山植物です


緑のじゅうたんを縫うように登山道が山頂まで続いています。
ほどなくして、山頂の標識が見えてきました。

 
山頂に到着~♪(写真提供:函館市恵山支所)▲山頂に到着~♪(写真提供:函館市恵山支所)


無事、恵山登頂!
でも、ゴールはここだけではありません。
もう少し先まで行ってみます。

 
最終目的地はココ!私の指の先!霞んでいますが…、わかりますか?▲最終目的地はココ!私の指の先!霞んでいますが…、わかりますか?


この登山ルートのゴール地点は、
山頂から少し先に下ったところにある権現堂です。

 
権現堂はこの先の鳥居のところ。眼下に雲海が広がることもあります!(写真提供:函館市恵山支所)▲権現堂はこの先の鳥居のところ。眼下に雲海が広がることもあります!(写真提供:函館市恵山支所)


権現堂は恵山大権現といい、起源は諸説ある模様。
特異な形をした恵山が海上から目印になることから、
船乗りたちに信仰されてきたと言われています。

 
現在も地元の漁師さんが修理保全をしているそうです▲現在も地元の漁師さんが修理保全をしているそうです


参拝をし、眺望も楽しみます。
霧や雲が厚かったのですが、時折切れ間から海が見え、遠くの風景もチラリと。

 
津軽海峡越しに下北半島の陸地がうっすら見えました▲津軽海峡越しに下北半島の陸地がうっすら見えました

 
なんと、函館市街地にある五稜郭タワーの頭の部分も見えました!どれかわかりますか?▲なんと、函館市街地にある五稜郭タワーの頭の部分も見えました!どれかわかりますか?

 

恵山は登山初心者におすすめ!

恵山では5月下旬から6月上旬にかけてツツジが咲き乱れ、
10月になると紅葉が見頃です。
でも、登山ルートは春から秋まで、天気が悪くなければいつでも見事な風景を楽しめます。

登山靴など最低限の装備は必須なうえ、活火山なので注意は必要ですが、
意外と手軽に登れるので登山初心者にもおすすめ!

駐車場から歩いて1時間少々。
ゆっくり写真を撮りながら歩いても1時間30分あれば山頂へ到着できます。
※登頂時間は人により異なるので、あくまで目安です。

これはぜひまたアタックしたいです!
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