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公開 | チバタカコ

道南の鹿部町、浜のかあさん食堂「鹿部プレミアムたらこ御膳」

鹿部町道の駅浜のかあさん食堂「鹿部プレミアムたらこ御膳」


道南鹿部町の「道の駅 しかべ間歇泉公園」にある「浜のかあさん食堂」の「鹿部プレミアムたらこ御膳」。浜の母さんたちがつくる魚の煮付と鹿部特産のたらこを求めて、全国各地から食べにやってくる人たちがいるという絶品御膳、ご飯、おかわりくださーい!

 

目次

・鹿部町「道の駅 しかべ間歇泉公園」にある「浜のかあさん食堂」
・漁協女性部のお母さんたちが切り盛りする「浜のかあさん食堂」
・煮付けとたらこがドーン!「鹿部プレミアムたらこ御膳」
・母さんたちがつくる煮付けの秘密


 

鹿部町「道の駅 しかべ間歇泉公園」にある
「浜のかあさん食堂」

鹿部町は、道南の渡島半島のランドマーク、駒ケ岳山麓にある町で、森町・七飯町・函館市に囲まれています。

北海道地図の左下のぐぐっと曲がった内浦湾側、国道278号線に面したところにあるのが「道の駅 しかべ間歇泉公園」です。札幌から向かうと、鹿部温泉を超えた先にあります。


国道278号線に面した「道の駅 しかべ間歇泉公園」▲国道278号線に面した「道の駅 しかべ間歇泉公園」


「しかべ間歇泉公園」は、北海道Likersでも紹介しているので、詳しくはこちら

この道の駅に「浜のかあさん食堂」という食堂があります。


鹿部町道の駅の施設▲道の駅のこの建物内に「浜のかあさん食堂」はあります


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂内観 


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂孫側の席▲天気の良い日は、窓側の席が気持ちよさそう


レストランでもカフェでもなく、食堂。まさに、その言葉がぴったりの、おいしいご飯を食べさせてくれる食事どころです。

 

漁協女性部のお母さんたちが切り盛りする
「浜のかあさん食堂」

「浜のかあさん食堂」がオープンしたのは2016年。漁協女性部の母さんたちがつくる家庭料理は、あっという間に口コミで評判となりました。


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂、松川明美さん、平井悦子さん、秋川明美さん▲取材に協力してくれた(左から)松川明美さん、平井悦子さん、吉田俊子さん。「浜のかあさん食堂」の看板む…、看板母さんたちです


「大沼や函館観光で道南に来たけれど、まずは『浜のかあさん食堂』で魚を食べてから」

とか

「パークゴルフで来たけれど、本当の目的は母さんのつくる魚の煮付けを食べるため」

など、リピーターで来る人たちは、何かと理由をつけて「浜のかあさん食堂」に立ち寄るそうです。


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂看板


さらには、近隣や道内客だけではなく、「母さんの魚の煮付けが食べたい」と、東京、神奈川、大阪、広島などから毎年やってくるファンもいるそう。

2019年のGW9連休は、「鹿部プレミアムたらこ御膳」が1,500食出たというから、その人気ぶりがわかるというもの。


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂外看板 


斯く言う北海道Likersも、イリエ船橋商店の「軽石干し」の取材に来た時、たまたま入った「浜のかあさん食堂」で食べた「鹿部プレミアムたらこ御膳」が忘れられず、この度の再訪となりました。

 

煮付けとたらこがドーン!
「鹿部プレミアムたらこ御膳」

「浜のかあさん食堂」のメニューの基本は、「鹿部プレミアムたらこ御膳」(1,000円)、「鹿部プレミアム御膳(たらこ無し)」(800円)、たらこご飯セット(500円)。そして季節で素材が変わりますが、取材時(6月)は「甘えび丼ぶり御膳」(1,000円)。春は、噴火湾のホタテ御膳だったそうです。

「どれにしようかな…」と迷うところでしょうが、北海道Likersイチオシは、「鹿部プレミアムたらこ御膳」!


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂鹿部プレミアムたらこ御膳(1,000円・税込み)▲鹿部プレミアムたらこ御膳(1,000円・税込み)


前浜で獲れた魚の煮付け、鹿部特産のたらこ、小鉢とみそ汁、これだけボリュームがあって1,000円(税込み)は、文句なしでお得です。


鹿部プレミアムたらこ御膳(1,000円・税込み)のたらこ▲ご飯の上には、鹿部特産のたらこがゴロン!お米は道南産のふっくりんこを使用


鹿部プレミアムたらこ御膳(1,000円・税込み)の魚の煮付け▲全道、全国にファンがいるという魚の煮付け

魚は季節や水揚げによって変わりますが、基本は宗八ガレイ、その他ホッケやニシンの場合もあるそうです。魚は焼くでも干すでもなく、煮付けのみ。

この煮付けが、胃袋をわしづかみにするのです! 

 

母さんたちがつくる煮付けの秘密

「浜のかあさん食堂」の営業時間は、11:00~14:00で各御膳は数量限定。

毎日、営業時間内は持つように計算して仕込みをしていますが、時にはあっという間に売り切れになることもあるそうです。


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂売り切れ看板


取材時も、予め取材の申し込みをしていたので、一食分はよっこ(※1)しておいてもらえましたが、北海道Likersが到着した13:30頃には、何もかもが完売。

次々来るお客さんに「ごめんねー。もうご飯がないんだわ」「いやいや申し訳ないね~、なんもなくなったのさ」と謝る母さんたち。

「もう品切れか~」と引き返すお客さんたちに、「ごめんなさい!」と心の中で頭を下げながら、つくってもらいましたよ、「鹿部プレミアムたらこ御膳」を。

母さんたちがつくる魚の煮付けのおいしさの秘密、探ってきました。


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂煮付け用ババガレイ▲今日の煮付けは、ババガレイ


よっこしておいてくれたのは、なんと、ババガレイ!

北海道近海では、アカガレイ、クロガシラ、ソウハチ、マツカワなど、いろいろな種類のカレイが獲れますが、その中でもババガレイは身が厚く脂がのり、煮付けにはうってつけと言われています。

この数日、時化で魚が入らなかった中、取材時は奇跡的に良いババガレイが手に入り、母さんたちには「サプラーイズ!」と言われました。


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂ババガレイを煮付けるところ▲つくり置きではなく、オーダーを受けてから魚を煮付けます


魚の煮付けのポイントはタレ。

水、しょうゆ、みりん、砂糖、ザラメ、酒、出汁でつくるタレは、誰でも同じ味でつくれるようにきちんと分量がメモされています。

が、それでも「浜のかあさん食堂」の煮付けが、他と違う秘密は、タレの継ぎ足しにありました。


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂平井悦子さん▲「色はしょっぱそうに見えるけど、味はしょっぱくないのさ」と悦子母さん。母さんたちとおしゃべりするのも、とても楽しい!


「オープンして1~2年は、おっかなくて継ぎ足しをしてなかったのさ。でも、ある時前に使ったタレに足してみたら、味にぐっとコクが出て。いやいや、もっと早くから継ぎ足しすればよかったしょやって(笑)」と話してくれたのは、悦子母さん。

魚を煮つけたタレには、魚の旨味もしみ出ていて、それを足すことでより豊かでふくよかな味に仕上がります。


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂ババガレイにショウガを入れる▲たっぷりのショウガを加えて煮込むこと10分


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂ババガレイの煮付け盛り付け▲できたてを食べることができます


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂キッチン内▲キッチンの中では、母さんたちの絶妙な連携で御膳ができあがっていきます


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂たらこ▲ご飯の上に鹿部特産のたらこを乗せて…


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂で御膳を運ぶ平井悦子さん▲「は~い、できたよ~」


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂「鹿部プレミアムたらこ御膳」俯瞰


先ずは煮付け!と箸を入れると、ふっくら、ふわっとした魚の身がほぐれてきました。お皿のタレに、ちょんちょんと、身をつけて食べると…。

「なーまーらー、おいしいー!」


鹿部町道の駅浜のかあさん食堂ババガレイの煮付け▲脂ののったババガレイは、ふっくら!

ババガレイは身が厚くて、食べ応え抜群です。

おまけに脂のりのりなので、ヒレやエンガワのあたりをしゃぶるように食べると、これまた旨味がじゅわわ~。

煮付け一口で、ご飯が3口くらいすすみます。

すると悩ましいのが、ご飯にのった大きなたらこ。

煮付けだけで、ご飯一膳ペロリといきそうなのに、たらこはどうしたらいいのだ!?


鹿部町道の駅浜のかあさんたらこののったご飯▲たらこだけでも十分にご飯が食べられます 


一粒一粒がぎゅっとしまったたらこは、少量でもご飯半分くらい食べられるのですが、ここは贅沢に、たらこを多めにのせてご飯をパクリ。

母さんたちによると、やはりご飯が足りなくなっておかわりする人は多いそうです。最高記録は5杯!

鹿部のおいしい海の幸を使った、浜の母さんたちの煮付け。

これは北海道Likersが自信を持って「わざわざここに来て食べる価値がある」と☆をつけたい逸品です。

※1:「よっこする」とは、北海道弁で「よけておく」「どけておく」という意味で使います

 

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