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公開 | nobuカワシマ

ぐるり北海道一周【22】釧路→豊頃:街中の幣舞橋を後に、十勝の穴場絶景スポットを巡る




小樽市を起点に北海道の海岸線沿いをぐるりと一周する様子を紹介する連載企画。
第22回目となる今回は道東最大級の街、釧路市を出発し、十勝の豊頃町まで進みます。

途中、浦幌町の昆布刈石(こぶかりいし)展望台の絶景や、
豊頃町のきいちゃん食堂の絶品ラーメンは忘れられない思い出。
終着の大津海岸は真冬のジュエリーアイスが有名ですが、
十勝川河口のこの付近は真冬ではなくてもステキな景色を楽しめます。

ビルや商業施設が並ぶ街を後に、大自然と人情あふれる町へ出発!


きいちゃん食堂の「ツブみそラーメン」▲きいちゃん食堂の「ツブみそラーメン」

 

目次

・ぐるり北海道一周について
・ルート紹介:釧路市 幣舞橋 → 豊頃町 大津海岸
・幣舞橋 → 道の駅しらぬか恋問 : 街を背に海辺の原野へ
・道の駅しらぬか恋問 → 昆布刈石展望台 : 穴場の絶景スポット!
・昆布刈石展望台 → きいちゃん食堂 : 「きいちゃん」のツブみそラーメン
・きいちゃん食堂 → 大津海岸 : ジュエリーアイスはなくても美しい


※今回の記事内の写真は一部別日程で撮影したものを使用しているため、写真により空の色あいや天候の雰囲気が異なります。

 

ぐるり北海道一周について

北海道の海岸線沿いを時計回りで巡り、
キレイな風景、美味しいグルメ、素敵な人たちとの出会いを楽しみつつ、
ゆるりとドライブします。

この企画での基本ルールは以下とします。

・基本ルートは海岸線沿いの国道もしくは道道
・都市部や岬付近などは市町村道も利用
 ただし、生活道路や私道と思われるルートは通らない
・北海道本土のみ走行(離島のみなさん、すみません…!)
・景色を楽しめるよう、走る時間は日の出から日没まで
・取材の都合、一周を数回に分けてレンタカーで訪問


 

ルート紹介:釧路市 幣舞橋 → 豊頃町 大津海岸



今回のルートはこちら(Google My Maps) ぐるり北海道一周22▲今回のルートはこちら(Google My Maps)


釧路市 幣舞橋 → 豊頃町 大津海岸
走行距離 約86km
所要時間 約2時間(途中の休憩や観光時間を除く)


詳細のルートマップはこちらをクリック
ぐるり北海道一周【19】~
ぐるり北海道一周【11】~
ぐるり北海道一周【1】~【10】

前回の記事はこちら
ぐるり北海道一周【21】厚岸→釧路:難読地名を駆け抜け夕日が輝く釧路市の幣舞橋へ


ぐるり北海道一周、ここまで通りました!(Google My Maps) 22▲ぐるり北海道一周、ここまで通りました!(Google My Maps)

 

幣舞橋 → 道の駅しらぬか恋問 : 街を背に海辺の原野へ

幣舞橋 → 道の駅しらぬか恋問
走行距離 約18km
所要時間 約35分


今回のスタート地点は、釧路市の幣舞橋。
釧路川の河口近くにかかる橋で、夕陽の名所としても知られています。


夕暮れ時の風景は最高!橋の上にはカメラを持つ人たちが多数並びます▲夕暮れ時の風景は最高!橋の上にはカメラを持つ人たちが多数並びます


朝の幣舞橋。橋の上から河口を眺めた様子▲朝の幣舞橋。橋の上から河口を眺めた様子


今回の出発は朝。
車を駐車場に停めて橋の周辺を少し散策してから出発します。


川の畔や橋の下などを散策できます▲川の畔や橋の下などを散策できます


ところで、「クーちゃん」って覚えていますか?
2009(平成21)年に釧路川のこの付近で頻繁に目撃されたラッコの愛称です。
この当時マスコミで大きく紹介され、多くの人たちが川辺へ見物にやってきたようです。
クーちゃん、その後どこへ行っちゃったのでしょうね。

思い出に浸りたいみなさん、幣舞橋のたもとにある幣舞観光ガイドステーションへ。
ここへ行くと、クーちゃんの特別住民票をもらえるんですよ♪


クーちゃん、今は見かけなくても永遠に釧路市民です▲クーちゃん、今は見かけなくても永遠に釧路市民です


幣舞橋周辺で朝のお散歩を楽しんだら、車に乗って街を後にします。


市街地にある北海道立釧路芸術館前を通過。レンガの外壁がステキ▲市街地にある北海道立釧路芸術館前を通過。レンガの外壁がステキ


商業施設や文化施設、その後は港湾施設が続く中を進みます。
大楽毛(おたのしけ)地区を過ぎると街の風景が少なくなり、原野が広がってきました。


釧路市から隣町の白糠町へ▲釧路市から隣町の白糠町へ


白糠(しらぬか)町へ入りほどなくすると、道の駅しらぬか恋問(こいとい)に到着。
出発してそれほど時間が経っていませんが、ここで軽く休憩します。

というのもこの先、太平洋沿いの道路には日高地方まで道の駅がないうえ
コンビニすら白糠町内や広尾町内などに数えるほど。
今のうちにしっかりトイレタイムを。


敷地脇にある展望台へ上がると、広大な風景の中を一直線に進む国道が見えます▲敷地脇にある展望台へ上がると、広大な風景の中を一直線に進む国道が見えます


ちょっとブランチ。白糠銘菓、とら信の「駒おどり最中」をドライブのお供に▲ちょっとブランチ。白糠銘菓、とら信の「駒おどり最中」をドライブのお供に


○北海道Likersのこちらの記事もチェック!
「しらぬか恋問」全駅完全制覇フォトライター山下純による道の駅ガイドシリーズ(3)
 

道の駅しらぬか恋問 → 昆布刈石展望台 : 穴場の絶景スポット!

道の駅しらぬか恋問 → 昆布刈石展望台
走行距離 約49km
所要時間 約55分


道の駅でしっかり「用」を済ませて出発。
沿道に建物が並ぶ白糠町の街中を通り過ぎ、再び自然豊かな風景が左右に広がってきました。
長い坂道を下り、遠方左手に太平洋、右手に沼が見えます。

沼の名前は馬主来沼。
みなさん、沼の名前読めますか?


国道38号右手に見える馬主来沼。白糠町と釧路市の飛び地音別地区との境界にあります▲国道38号右手に見える馬主来沼。白糠町と釧路市の飛び地音別地区との境界にあります


正解は、ぱしくる沼。
馬がなぜ「ぱ」と読むのでしょう?
なかなかレベルの高い難読地名です。

馬主来沼の先、釧路市音別地区の街中を除き、周囲の風景は原野や海が広がります。
釧路市音別地区と十勝の浦幌町の境界付近で国道38号を左折。
交通量が一気に少なくなり、低速車などで車が連なることがなくなりました。


帯広市方面へ向かう国道38号を離れ、広尾町方面へ向かう道道1038号へ▲帯広市方面へ向かう国道38号を離れ、広尾町方面へ向かう道道1038号へ


左手にはすぐそこに太平洋、右手にはJR根室本線が並走しています。
駐車帯に車を停め、しばしの間カメラを片手に周囲の風景を眺めてみることにしました。

耳をすますと、波の音がザザーッと聞こえます。
時折通過する車の音が遠くから聞こえてくるほど静かな環境。

すると、「ゴーッ」と低い重低音が。
今までの車の音とは違います。

ふと遠くを見ると、JRの特急列車がやってきました。
慌ててカメラを構えて激写!


海辺を進む特急列車。高速であっという間に駆け抜けていきました▲海辺を進む特急列車。高速であっという間に駆け抜けていきました


タイミングよく列車を見送ったところでドライブ再開。
この先、さらにダイナミックな海辺の風景が続きます。


浦幌町内の海岸線沿いの道路


浦幌町内の海岸線沿いの道路


トンネルを抜けると山中に入りました。
ほどなくすると、左に「昆布刈石展望台」を案内する標識が現れます。
ここで左折。

細い未舗装路で、登り坂をくねくね曲がりながら進む道。
スリップしない程度にスピードを落とし、両手でしっかりハンドルを握りしめて進みます。

道道を左折して5分程度で「昆布刈石展望台」へ到着。

展望台といっても展望施設や土産物店などがあるわけではなく、
案内表示が一つ立っているほかは、
ダート道が少し広くなっていて車数台が停められるスペースがあるだけ。
この雄大な大自然の風景を眺められるだけで十分!


昆布刈石展望台からの眺め。大絶景!最高♪▲昆布刈石展望台からの眺め。大絶景!最高♪


「何もない」のがいい意味で素晴らしい展望台。
豪快な大自然の風景を眺められる、穴場の絶景スポットです。

 

昆布刈石展望台 → きいちゃん食堂 : きいちゃんのツブみそラーメン

昆布刈石展望台 → きいちゃん食堂
走行距離 約18km
所要時間 約25分


展望台の先はまだしばらく未舗装路が続きます。


遠くに海を見下ろすダート道。景色に見とれて運転操作を誤らないように…▲遠くに海を見下ろすダート道。景色に見とれて運転操作を誤らないように…


車を停めて振り返ると、海を見下ろす昔ながらの田舎道のよう。なかなかステキな風景♪▲車を停めて振り返ると、海を見下ろす昔ながらの田舎道のよう。なかなかステキな風景♪


数分進むと、再び道道へ合流。
舗装路、走りやすい(^^)

道路は海辺を離れ、内陸の平地を進みます。
途中、川の名前を見てふと停車。


ラッコ川!?もしやここに釧路のクーちゃんがいるのかも!?▲ラッコ川!?もしやここに釧路のクーちゃんがいるのかも!?


ラッコという名前につられ、近くに停車して川を見てみました。


もちろんラッコはいません。かわりに野鳥がいっぱい▲もちろんラッコはいません。かわりに野鳥がいっぱい


早々に出発。
川幅が太い十勝川を越え、豊頃町へ入ります。

川を渡ってすぐに見える信号で左折。
豊頃町の大津地区へ向かいます。

次に向かう先は、大津地区にある「きいちゃん食堂」。
この地区唯一の飲食店で、
大津でとれたツブやホッキを使ったラーメンなどを味わえる食堂です。


大津地区の集落入口にある「きいちゃん食堂」▲大津地区の集落入口にある「きいちゃん食堂」


お話好きの「きいちゃん」が一人でお店を切り盛り。「おにいちゃん、ちょっと待っててねー、もうすぐできるよー」と語りかけます▲お話好きの「きいちゃん」が一人でお店を切り盛り。「おにいちゃん、ちょっと待っててねー、もうすぐできるよー」と語りかけます


オーダーしたのは、この店のイチオシメニューの「ツブみそラーメン」。


トンコツに昆布などをじっくり煮込んだオリジナルのスープが絶品!自家製のマル秘タレに付け込んだ地元産ツブがたっぷり♪▲トンコツに昆布などをじっくり煮込んだオリジナルのスープが絶品!自家製のマル秘タレに付け込んだ地元産ツブがたっぷり♪


「コーヒー、いるかい?」

食後にはコーヒーのサービスもしてくれました。

「どうもね~、また来てね」と笑顔で語るきいちゃん。
「美味しかったです!また来ます!」と自然に返答する私。

実家か親戚の家で食事をしたかのような、気持ちがどこかほっとする不思議な感覚。
またぜひ訪れたいです!

○北海道Likersのこちらの記事もチェック!
リピートしたい店、豊頃町大津の「きいちゃん食堂」でツブみそラーメン

 

きいちゃん食堂 → 大津海岸 : ジュエリーアイスはなくても美しい

きいちゃん食堂 → 大津海岸
走行距離 約1km
所要時間 約5分


きいちゃん食堂と大津海岸は目と鼻の先。
車ならあっという間に到着します。

食堂を出てすぐのT字路を左折。
この交差点脇に、何やら碑があったのでちらりと見物してから進みます。


十勝近代史の発祥を記念する碑。史実を紹介する案内板とともに立っています▲十勝近代史の発祥を記念する碑。史実を紹介する案内板とともに立っています


明治時代、十勝川河口にあるこの地は川の利を活かし、
十勝の行政の中心として内陸部開拓の拠点になったようです。


海沿いに続く大津地区を進むと「ジュエリーアイス」の表示があります▲海沿いに続く大津地区を進むと「ジュエリーアイス」の表示があります


近年、真冬の大津海岸に打ち上げられる氷の塊が「ジュエリーアイス」と呼ばれて有名になり、
国内外からこの海岸を目指し、多くの人たちがやってくるようになりました。

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日本で唯一?!のシチュエーション。豊頃町「ジュエリーアイス」

訪れたのは4月。
氷の塊などはない時期にて「ジュエリーアイス」は見られませんが、
広い砂浜が続く開放感のある海岸はなかなか爽快!


ジュエリーアイスがなくても絵になる!▲ジュエリーアイスがなくても絵になる!


ここからさらに2~3分進むと十勝川の河口。
ここも雄大な風景を楽しめ、絵になる穴場の絶景スポット。


野鳥の楽園!?大自然の息吹を感じる十勝川の河口▲野鳥の楽園!?大自然の息吹を感じる十勝川の河口


今回通った場所は決してメジャーな観光スポットではないものの、
各所で大自然の風情を感じられる場面がたくさんありました。
心が穏やかになる、快適なドライブルートでした。

今回はここまで。
次回は大津海岸を出発し、十勝開拓の礎の地「晩成社の跡」などを訪れ、
広尾町の広尾サンタランドを目指します。
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