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公開 | nobuカワシマ

ぐるり北海道一周【21】厚岸→釧路:難読地名を駆け抜け夕日が輝く釧路市の幣舞橋へ




小樽市を起点に北海道の海岸線沿いをぐるりと一周!
連載企画の第21回目となる今回は、道東の厚岸町から釧路市まで進みます。

厚岸町の厚岸味覚ターミナル・コンキリエ/道の駅 厚岸グルメパーク(以下コンキリエ)で牡蠣グルメを堪能したのち、釧路町の難読地名の数々を通過し、釧路市の有名観光スポット、夕暮れ時の幣舞橋(ぬさまいばし)を目指します。

知方学、老者舞、賤夫向、冬窓床、浦雲泊、来止臥。
これら、みんな釧路町にある地名です。みなさん、読めますか?
正解はこのあとで!


ぱっと見ると何と読むのか一瞬戸惑う、なかなか難解な道路標識▲ぱっと見ると何と読むのか一瞬戸惑う、なかなか難解な道路標識

 

目次

・ぐるり北海道一周について
・ルート紹介:厚岸町 コンキリエ → 釧路市 幣舞橋
・コンキリエ → あっけし望洋台 : 牡蠣の故郷の海を望む
・あっけし望洋台 → 知方学 : 目的地、読めますか?
・知方学 → 高山パーキングサイド : 難読地名が続々と
・高山パーキングサイド → 幣舞橋 : 夕日の名所、幣舞橋でトワイライトショー♪


※今回の記事内の写真は一部別日程で撮影したものを使用しているため、写真により空の色あいや天候の雰囲気が異なります。

 

ぐるり北海道一周について

北海道の海岸線沿いを時計回りで巡り、
キレイな風景、美味しいグルメ、素敵な人たちとの出会いを楽しみつつ、
ゆるりとドライブします。

この企画での基本ルールは以下とします。
・基本ルートは海岸線沿いの国道もしくは道道
・都市部や岬付近などは市町村道も利用
 ただし、生活道路や私道と思われるルートは通らない
・北海道本土のみ走行(離島のみなさん、すみません…!)
・景色を楽しめるよう、走る時間は日の出から日没まで
・取材の都合、一周を数回に分けてレンタカーで訪問


 

ルート紹介:厚岸町 コンキリエ → 釧路市 幣舞橋



ぐるり北海道一周21 今回のルートはこちら(Google My Maps)▲今回のルートはこちら(Google My Maps)


厚岸町 コンキリエ → 釧路市 幣舞橋
走行距離 約68km
所要時間 約1時間20分(途中の休憩や観光時間を除く)


詳細のルートマップはこちらをクリック
ぐるり北海道一周【19】~
ぐるり北海道一周【11】~
ぐるり北海道一周【1】~【10】

前回の記事はこちら
ぐるり北海道一周【20】浜中→厚岸:雄大な霧多布から牡蠣の故郷厚岸へ


ぐるり北海道一周、ここまで通りました!(Google My Maps)▲ぐるり北海道一周、ここまで通りました!(Google My Maps)

 

コンキリエ → あっけし望洋台 : 牡蠣の故郷の海を望む

コンキリエ → あっけし望洋台
走行距離 約6km
所要時間 約15分


今回のスタート地点は、厚岸町のコンキリエ。
正確には「道の駅 厚岸グルメパーク」にある施設で、
「厚岸味覚ターミナル・コンキリエ」と呼ばれています。

ここは厚岸町の特産、牡蠣のグルメを堪能できる施設として有名。
牡蠣の生、蒸し、焼き、揚げなどをたらふく食べたのち、出発します。

 
「あっけし牡蠣ステーキ丼」。このメニューだけで厚岸産牡蠣を生、揚げ、ソテーで楽しめる!▲「あっけし牡蠣ステーキ丼」。このメニューだけで厚岸産牡蠣を生、揚げ、ソテーで楽しめる!


○北海道Likersの以下記事もチェック!
厚岸味覚ターミナル「コンキリエ」で牡蠣を食べまくり!

施設がある高台から海辺近くに広がる街中へ進み、厚岸駅前を通過。
海岸近くの道をしばらく進んだのち、国道44号へ合流します。

登り坂を進み、ほどなくして左手に厚岸湾を見下ろせるようになりました。
絶好のビュースポット、停めて写真を撮りたいけど交通量の多い国道では厳しい…。
と思っていた矢先に駐車スペースを発見!

 
国道沿いの駐車帯。目の前に厚岸湾が広がります▲国道沿いの駐車帯。目の前に厚岸湾が広がります

 
柵越しに爽快な眺めを楽しめます▲柵越しに爽快な眺めを楽しめます


この付近が「あっけし望洋台」。
道路を挟んだ反対側に広い駐車場やトイレなどがあります。
牡蠣をはじめ豊かな海産物が育つ厚岸湾を見渡せる、絶好のスポット。
海を見渡しつつ、軽くひと息入れるのにベストですよ。

 

あっけし望洋台 → 知方学 : 目的地、読めますか?

あっけし望洋台 → 知方学
走行距離 約22km
所要時間 約25分


小休止ののち、厚岸町を後に釧路町へ向かいます。
海辺を離れてしばらく原野が広がる中を進み、尾幌(おぼろ)で左折。
国道44号から離れ、道道142号を進います。

厚岸町とともに、牡蠣の名産地として知られる釧路町の仙鳳趾(せんぽうし)で再び海がチラリ。

 
仙鳳趾の港付近の風景。ここで厚岸湾の眺めはお別れです▲仙鳳趾の港付近の風景。ここで厚岸湾の眺めはお別れです


さて、次に向かう先は釧路町の知方学です。
知方学って何と読むと思いますか?

正解はこちら!

 
知方学=チッポマナイ(チポマナイと呼ぶこともあります)。釧路市から厚岸町へ向かう際に目にする道路標識です▲知方学=チッポマナイ(チポマナイと呼ぶこともあります)。釧路市から厚岸町へ向かう際に目にする道路標識です


知方学の地名の由来はアイヌ語で「川口に魚がたくさん集まるところ」という意味。
チェプ(魚)オ(河口)マ(泳ぐ)ナイ(川)が由来です。


知方学にある道路標識。尻羽岬の読み方はシリハネ岬でもシリハ岬でもなく、シレパ岬です▲知方学にある道路標識。尻羽岬の読み方はシリハネ岬でもシリハ岬でもなく、シレパ岬です


知方学は、厚岸湾と太平洋を隔てる尻羽岬へ向かう途中の地区。
道道142号から脇にそれて1~2分進むと知方学へ到着します。
小学校付近で左折をし、尻羽岬方面へ向かってみました。

雪が残る道路。
少しハンドルを取られはじめ、この先進むと身動きできなくなるのは…という嫌な予感。


尻羽岬へ向かう道路。はじめは大丈夫かと思いきや、この先積雪がもっさり!▲尻羽岬へ向かう道路。はじめは大丈夫かと思いきや、この先積雪がもっさり!


これはちょっと危険!
止めるのも勇気。強行せず、すぐ引き返しました。

本当は尻羽岬を目指していたものの、結果的に目的地が知方学になりました。
安全第一!

 

知方学 → 高山パーキングサイド : 難読地名が続々と

知方学 → 高山パーキングサイド : 難読地名が続々と
走行距離 約28km
所要時間 約35分


道道142号に戻り、釧路市方面へと進みます。

カーブが多く、時折アップダウンもある道路。
山中を進む区間が多いのですが、左手に海を望む場面も。


海面からかなり高い場所に道路があり、眼下に海を見渡せます▲海面からかなり高い場所に道路があり、眼下に海を見渡せます


この付近は、賤夫向という地区。
さて、この地区名は何て読むのでしょう?

正解はこちら!

 
賤夫向=セキネップ。この界隈は難読地名が多く、このような地名を紹介する看板が随所に出ています▲賤夫向=セキネップ。この界隈は難読地名が多く、このような地名を紹介する看板が随所に出ています


賤夫向=セキネップはアイヌ語で「樹木の少ない山で、石落ちるところ」という意味。
かつて和人が住んでいましたが、
昭和時代初期に豪雨で山崩れがあり、その後海岸浸食もあったため離村したようです。
今は、この界隈きっての絶景スポットです。

 
賤夫向には、冬季は閉鎖されていますが春から秋は駐車場が利用できます▲賤夫向には、冬季は閉鎖されていますが春から秋は駐車場が利用できます

 
なかなか快適、爽快なドライブルートです▲なかなか快適、爽快なドライブルートです


この先、知方学や賤夫向に負けず劣らず、すんなり読めない地名が続出。


冬窓床=ブイマ。アイヌ語で「海の中に立っている岩」という意味が由来▲冬窓床=ブイマ。アイヌ語で「海の中に立っている岩」という意味が由来


跡永賀=アトエカ。アイヌ語で「昔、海であったところ」という意味が由来▲跡永賀=アトエカ。アイヌ語で「昔、海であったところ」という意味が由来

 
浦雲泊=ポントマリ。アイヌ語で「小さな入り江、小さな港」という意味が由来▲浦雲泊=ポントマリ。アイヌ語で「小さな入り江、小さな港」という意味が由来

 
来止臥=キトウシ。アイヌ語で「キトビル(行者ニンニク)の群生している所」という意味が由来▲来止臥=キトウシ。アイヌ語で「キトビル(行者ニンニク)の群生している所」という意味が由来


このほかにもまだまだ難読地名はありますが、このへんにしておきます…ww
みなさんはいくつ読めますか?

北海道にはアイヌ語由来の地名が数多くありますが、この界隈の難読度はかなり上級、ハイレベルです。
それにしても、なぜこれらの漢字をあてはめたのでしょうね。

○北海道Likersのこちらの記事もチェック!
いくつ読める?釧路町の「難読地名ロード」を走ってみた

 
難読地名のラストは、又飯時=マタイトキ。アイヌ語で「海の瀬の荒い所」という意味です▲難読地名のラストは、又飯時=マタイトキ。アイヌ語で「海の瀬の荒い所」という意味です


又飯時を過ぎると釧路町から釧路市へ入りました。
しばらく森林地帯が続いていましたが、
周囲に建物が増えてきて少しずつ街の雰囲気を感じるようになります。
ほどなくして左手に現れる「高山パーキングサイド」で軽く休憩。

 
遠くに釧路市街地を望む駐車スペース。夜景もよさそう♪▲遠くに釧路市街地を望む駐車スペース。夜景もよさそう♪


だいぶ日が傾いてきました。
夕日の幣舞橋に間に合うように行かないと!
軽くひと息入れたら、眼下に見える釧路市街へ向かってラストスパート。

 

高山パーキングサイド → 幣舞橋 : 夕日の名所、幣舞橋でトワイライトショー♪

高山パーキングサイド → 幣舞橋 : 夕日の名所、幣舞橋へ
走行距離 約12km
所要時間 約25分


長い下り坂を進むと、一気に街の中へ入った印象です。

 
住宅や団地が並ぶ中を進みます▲住宅や団地が並ぶ中を進みます


信号が増え、行き違う車も多くなりました。
進むにつれ、住宅のほか商店やスーパーなども目にするようになり、
春採(はるとり)湖付近を過ぎると、ビルが多くなりました。
都会へやってきた気分ww

釧路厳島神社付近を通り過ぎ、釧路川の畔近くへ出ると幣舞橋はもう目の前です。

 
釧路川を挟んだ向かいには、大型商業施設「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」が見えます▲釧路川を挟んだ向かいには、大型商業施設「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」が見えます


日本ではちょっと珍しいラウンドアバウト(環状交差点)を通って左折すると、幣舞橋へ到着。
ただ、橋の上は駐車できないので、すぐ近くにある駐車場へ車を停めてから橋の見学をします。

 
釧路河畔駐車場に駐車。夕日、間に合いました~!▲釧路河畔駐車場に駐車。夕日、間に合いました~!


幣舞橋は釧路川の最下流部にかかる橋で、
札幌市の豊平(とよひら)橋、旭川市の旭橋と並ぶ北海道三大名橋の一つと言われています。


幣舞橋の欄干越しに撮影。釧路フィッシャーマンズワーフMOOと薄氷が浮かぶ釧路川がオレンジ色に輝いていました▲幣舞橋の欄干越しに撮影。釧路フィッシャーマンズワーフMOOと薄氷が浮かぶ釧路川がオレンジ色に輝いていました

 
川面をよーく見てみると水鳥がいました♪▲川面をよーく見てみると水鳥がいました♪


橋の上から眺める夕日の風景や、ライトアップや街明かりでまばゆい夜の光景が人気。
欄干の途中の支柱には春夏秋冬をシンボライズするブロンズ像があり、
彫刻がある欧風の橋としても知られています。

最後に、幣舞橋での日没前後の風景を紹介します。


夕暮れ時の幣舞橋


夕暮れ時の幣舞橋


夕暮れ時の幣舞橋


夕暮れ時の幣舞橋


夕暮れ時の幣舞橋


幣舞橋でトワイライトショーを楽しんだら、釧路市内で一泊。
炉端焼き、ザンギ、スパカツ…。
釧路の名物グルメは数多くあり、どれにしようか悩みどころです。
みなさんなら何にしますか?

○北海道Likersのこちらの記事もチェック!
釧路名物の炉ばたを開放感たっぷりに楽しめる。「岸壁炉ばた」
釧路グルメの炉ばた焼きと鮭イクラを頬張る「炉ばた煉瓦」
元祖ザンギは骨付きをタレで!ザンギ発祥の店「鳥松」
釧路に来たら、スパカツ!「レストラン泉屋 本店」/釧路市

今回はここまで。
今までは冬のドライブでしたが、次回からは早春のドライブ。
第22回は釧路市の幣舞橋を出発し、
ジュエリーアイスで有名な豊頃町の大津海岸まで進みます。
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