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公開 | チバタカコ

「優駿記念館」~芦毛の怪物オグリキャップ伝説がここに

オグリキャップの優俊記念館

 
「優駿記念館」は、1980年代後半に一大競馬ブームをつくったスターホース「オグリキャップ」の功績を称える記念館です。「芦毛(あしげ)の怪物」と呼ばれたオグリキャップに会いに行ってきました。

 

目次

・新冠町にある「優駿記念館」
・オグリキャップはスターホース
・優駿記念館にあるオグリの足跡
・この建物、見たことある、行ったことあるという人、いませんか?

 
 

新冠町サラブレッド銀座にある「優駿記念館」

「優駿記念館」は、新冠町の通称「サラブレッド銀座」と呼ばれる通りにあります。サラブレッド銀座(道道209号線)は、国道235号線を浦河・えりも方面に向かって新冠町に入ると、左手に看板があるのですぐわかるはずです。
 

優駿メモリアルパークの看板▲優駿メモリアルパークの看板。広い無料駐車場があります
 

「サラブレッド銀座」を車で走ると、左右に牧場が広がり、馬産地らしい風景が続きます。少し走ると、「優俊メモリアルパーク」という大きな看板が見えてきます。
そこが「優駿記念館」です。
 
札幌から、道央自動車道(有料)~日高自動車道(無料区間)ルートで約2時間半。
新千歳空港から、道央自動車道(有料)~日高自動車道(無料区間)ルートで約1時間30分。
苫小牧西港フェリーターミナルから、国道235号~日高自動車道(無料区間)ルートで約1時間。
苫小牧東港フェリーターミナルから、日高自動車道(無料区間)ルートで約40分。
 
 

オグリキャップは、
一大競馬ブームをつくりだしたスターホース

今から30年以上前、昭和の最後に一頭のスターホースが現れました。その名は「オグリキャップ」(以下、オグリ)。芦毛(毛の色が灰色の馬)のサラブレッドで、ついたあだ名が「芦毛の怪物」。
 

優駿記念館にあるオグリキャップ像▲優駿記念館にあるオグリキャップ像

 
オグリは、笠松競馬(地方競馬)でデビューし、その実力が認められやがて中央競馬に移籍。
 
地方から出てきた田舎者(…という設定)が、中央のエリート集団の中で、実力だけでスターダムへと駆け上がるという立身出世物語。
 
オグリを含め「平成の三強」と呼ばれたイナリワン、スーパークリークなどのライバルとの死闘。
 
そして、実力があるにも関わらず、当時クラシック登録(中央競馬のクラシック競走に出走するための登録)をしていなかったことから、中央競馬クラシック三冠(皐月賞、東京優駿、菊花賞)に出走することができないという挫折。
 
当時、オグリに自身の姿を重ねた人たちが、全国にどれほどいたことか。
 
そして、数々のレースで好成績と感動を残し、ラストランとなった1990年の有馬記念では、前レースのジャパンカップでの惨敗を見た誰もが「オグリの時代は終わった」と言っていたにもかかわらず、見事1着でゴール。奇跡の復活と言われました。
 
会場の中山競馬場が「オグリ!オグリ!」と嵐のようなオグリコールで包まれたのを、年季の入った競馬ファンなら覚えているはずです。
 

オグリキャップの墓碑▲オグリキャップの馬碑。記念館屋外の優駿メモリアルパークにあります
 

引退後は、新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬となり、2010年永眠。
 
現役引退後、オグリに会うために新冠を訪れたことがありますが、晩年のオグリは芦毛の馬体がすっかり真っ白になっていました。

 

優駿記念館にあるオグリの足跡

そのオグリの功績を称える記念館が「優俊記念館」です。
 

優駿記念館▲優駿記念館。2018年の営業期間は、4月1日(日)〜11月4日(日)、入場無料

 
記念館には、オグリの優勝肩かけや記念品、勝負服など、貴重な品が多数展示されています。
 

優俊記念館出入口ホール▲出入口ホールでは、オグリが迎えてくれます

 
優俊記念館の展示物▲優勝肩かけや記念品、表彰状などが展示

 
優俊記念館のオグリの馬具▲オグリの馬具

 
優俊記念館の優勝肩かけ▲「そうそう!あのレース!」と思い出す人も多いでしょう

 
優俊記念館のオグリキャップの勝負服▲この勝負服が先頭を切って最後の直線を走ってくるのを何度見たことか…

 
一つひとつ、じっくり見ていると、いろいろなことを思い出します。オグリとともに生きた時代、あの頃の自分、「あんなこと、こんなこと、あったなぁ…」と感無量。
 

優俊記念館のオグリキャップの遺髪▲オグリの遺髪
 

優俊記念館のオグリキャップのぬいぐるみ▲当時、ゲームセンターのクレーンゲームで、これの小さいのを必死に集めましたね
 

館内には、オグリグッズなどを販売するショップや喫茶コーナーもあります。
 

優俊記念館の喫茶コーナー▲喫茶コーナーでは、オグリのレースが放映されていました。ついつい見入ってしまった…

 

ところでこの建物、見たことある、
行ったことあるという人、いませんか?

優駿記念館屋外の優駿メモリアルパークは、オグリの他、三冠馬ナリタブライアン、英・愛ダービー馬のコマンダーインチーフなど、22基の馬碑があります。
時間があれば、ぜひお墓参りも。
 

優俊記念館外観

 
ところでこの建物、今回はオグリの功績を称える「優駿記念館」として取材し、紹介しましたが、「ちょっと待て、なんか見たことある」「行ったことある」という競馬ファンはいませんか?
 
実は前身は「ナリタブライアン記念館」。2009年に閉館後、2011年から「優駿記念館」と名を改めました。


優俊記念館にあるナリタブライアンの馬碑▲ナリタブライアンの馬碑。トレードマークのシャドーロール姿が描かれています
 

なので、建物の裏側には、ナリタブライアンの馬碑が残っています。ナリタブライアンも1990年代、アイドルホースとして競馬ブームを支えた一頭です。
 
 
記念館の前にある東屋にいたポニー▲記念館の前にある東屋にいたポニーちゃん。人に慣れているのでしょう、全く警戒することなくカメラ目線くれました
 

優俊記念館の馬像▲敷地内には記念撮影スポットにぴったりな馬像も。右はマヤノトップガン
 
 
昭和から平成を駆け抜けた芦毛の怪物オグリキャップ。

当時を知る人は語り継ぐ物語として、当時を知らない人は語り継がれた伝説として、これからも競馬ファンの胸に刻まれていくことでしょう。
 
 

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