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公開 | チバタカコ

夕張、北沢食品の煮豆缶詰

夕張にある北沢食品の煮豆缶詰1


どこか懐かしいレトロ感漂うデザイン、北海道産の豆だけを使ったmade in北海道、自宅用はもちろん、お土産にもおすすめの煮豆の缶詰です。

 

北海道産の花豆甘煮、とら豆甘煮、大正金時豆甘煮、
黒豆甘煮、白花豆甘煮、ゆであずき

缶のラベルには「北海道産」の文字と「花豆」「とら豆」など煮豆の種類名とその豆写真。そして、書体や色合いなどにどことなく懐かしいレトロ感が漂うこの缶詰は、夕張市清水沢にある大正10(1921)年創業の株式会社北沢食品の煮豆の缶詰です。
 

夕張にある北沢食品の煮豆缶詰2▲夕張にある北沢食品の煮豆缶詰
 

夕張出身の皆さん、空知出身の皆さん!これ、家に常備されていませんでしたか?あるいは、お盆やお正月に帰省した時にお土産で持たされたり、実家から送られてくる食品ダンボールの中に、1~2個入っていたことはありませんか?
 

夕張にある北沢食品の煮豆缶詰3
 
 
「あるあるあるある!」という声が聞えてきましたよ!
 
北海道産の豆と砂糖と塩でつくられたこの煮豆の缶詰は、北沢食品のロングセラー人気商品です。
北沢食品の先代が夕張に移住し、大正10年、イチゴジャム缶詰に始まり、アスパラ缶詰(これは予備知識なしに始めて、最初は全量廃棄処分という痛い経験があったそう)、昭和5(1930)年にはスイートコーン、グリーンピースの塩ゆで、ゆであずき、トマトピューレなどを次々と製造。昭和10年頃に、先代の故郷である長野県で食べていた記憶をもとに、花豆甘煮缶詰の製造・販売を始めました。これが、今に続く煮豆缶詰の始まりです。
 

道産の紫花豆を使った「花豆甘煮缶詰」1▲道産の紫花豆を使った「花豆甘煮缶詰」
 

原料の豆はすべて道産、砂糖も道産グラニュー糖を使用。花豆甘煮缶詰は、以前はすべて夕張産紫花豆を使用し、缶にも「夕張産」と表記していたそうですが、生産者の高齢化や鳥獣被害などの影響で原料が不足し、今は缶詰は北見や十勝産の紫花豆も使用しているとのこと。ただし、パック詰めの「花豆甘煮パック」は、夕張産(紫花豆)のみを使用しているので産地を記しています。
 

道産の紫花豆を使った「花豆甘煮缶詰」2▲大粒の豆はもちろんですが、この煮汁がまたおいしいんです!

 
北沢食品で製造している煮豆缶詰は、今現在、花豆甘煮、とら豆甘煮、大正金時豆甘煮、黒豆甘煮、白花豆甘煮、ゆであずきの缶詰の6種類です。

 

熟練の技とていねいな手作業で煮豆はつくられる

夕張市清水沢にある工場は、ハイテク&デジタルな近代的な工場…ではなく、人の手でていねいに作業をするアットホームな工場。そして、毎日機械でガッチャンガッチャンと大量生産をしているのではなく、在庫数を管理しながら、足りなくなったら工場を稼働させて製造するという無駄のないシステム。
 

夕張にある北沢食品の工場▲北沢食品の工場
 

「稼働時は、女性が7~8人、男性が3人くらいで製造しています。1日に24缶入り300箱くらいが最大生産量ですね」と話してくれたのは、北沢食品代表の谷全悦夫さん。
 
生産者が選別した豆を、北沢食品では製造前にもう一度選別し、大粒の豆を選んで作業に入ります。
 
選別した豆は、よく水洗い、洗浄を行い、浮上粒やくず等を取り除きます。下ごしらえして一晩ほど水に浸けておきます。
 

北沢食品の缶詰づくり、円筒網で余剰煮汁除去▲円筒網で余剰煮汁除去
 

煮釜にて煮熟を行うのは熟練の技!あく抜きをし、余剰煮汁を除去してから味付けです。砂糖と塩は標準の分量はありますが、その時の煮豆の状況により若干の量の調整もあり、これも長年培った熟練の技が活きてきます。
 

北沢食品の豆詰めはすべて手作業▲豆詰めはすべて手作業
 

北沢食品の缶詰づくり、加熱殺菌後に冷却作業▲加熱殺菌後に冷却作業を行います

 
煮上がったら、煮豆と煮汁に分離。定量を缶に詰め、ふたをし、蒸気で加熱殺菌をします。賞味期限は製造後常温で3年間なので、保存常備食としてもおすすめ。
 

北沢食品の缶詰づくり、箱詰め▲箱詰めも人の手でていねいに
 
 

北沢食品の煮豆缶詰は、食べ飽きない甘さ加減、
ふっくらした豆の歯応えが絶妙

花豆甘煮、とら豆甘煮、大正金時豆甘煮、黒豆甘煮、白花豆甘煮、ゆであずき、いずれも豆の持ち味を活かした仕上がりで、どれも豆粒が大きくて、ふっくらまろやか!スプーンで数個すくってパクリ…ではなく、ぜひ、箸でつまんで一粒ずつ味わってみてください。豆が大きいから、一粒でも食べ応えはしっかりあります。
 

北沢食品の花豆甘煮▲花豆甘煮。どれも大きな豆で、煮崩れもなく「ぷりん!」ときれいな豆ばかり
 

そして、砂糖と塩で煮た豆で、3年間も保存できるくらいだから、さぞかし甘いのか…と思うかもしれませんが、まったくそんなことはなく、箸でつまみながらパクパク…なんぼでも食べらさる

 
北沢食品の花豆甘煮▲飽きのこない、すっきりした甘さ

 
煮豆というと和食のイメージがありますが、北沢食品の煮豆はスイーツ感覚で味わえます。お茶やコーヒーと一緒に、気づいたらひと缶ペロリと空きそう。
 

北沢食品の白花豆甘煮▲白花豆甘煮。私はこれを冷えた白ワインと一緒にいただくのが好きです

 
北沢食品の白花豆甘煮▲このトロ~っとした煮汁を豆にたっぷりからませて…
 
谷全さんによると、レトロ感漂う缶のデザインは、20~30年はほぼ変わらぬままだとか。もちろん味付けも、豆の状態によって微妙に調整はしているけれど、昔ながらの素朴なまま。変わらないからこそ愛され続ける夕張生まれの煮豆の缶詰、ぜひ一度食べてみてください。
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