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公開 | チバタカコ

Bリーグ2年目、レバンガ北海道2017-2018シーズン始動

レバンガ北海道レバンガ北海道(C)LEVANGA HOKKAIDO


サッカーと野球がそろそろ終盤戦を迎えるこの時期に、熱く開幕するプロスポーツ、それがバスケットボールです。Bリーグの開幕は9月29日(金)、レバンガ北海道(以下、レバンガ)の開幕はアウェイで9月30日(土)、ホーム開幕戦は10月8日(日)です。

 

Bリーグ2年目、今シーズンも道産子選手に大注目!

昨年発足したBリーグは、カテゴリーがB1、B2、B3と分けられ、レバンガはB1に所属します。B1には18チームあり、6チームずつ東地区、中地区、西地区に分かれて戦います。レバンガが戦う東地区には、田臥勇太選手率いる栃木ブレックスを筆頭に、千葉ジェッツ、アルバルク東京、サンロッカーズ渋谷、川崎ブレイブサンダースというチームがいるのですが、これが強豪揃い!レバンガ以外全チーム、昨シーズンのチャンピオンシップに出場し、決勝は栃木と川崎が戦い、優勝は栃木。
 

レバンガ北海道
 

激戦が予想される東地区ですが、ここを勝ち抜いてファイナル進出、そして頂点を目指すレバンガ北海道を、今年も北海道Likersは熱く応援します。北海道Likers恒例開幕企画!道産子選手に今シーズンの意気込みを聞いてきました。

 

キャプテン、多嶋朝飛選手の仕事は
「チームを勝たせる」こと

昨シーズンに引き続き、キャプテンを務めるのは多嶋朝飛選手。レバンガのSNSでは、牧選手(レバンガ北海道、#3、牧全選手)と共に「イケメン枠」として登場することが多く、女性ファンから黄色い声援を浴びています。しかし、いざコートに立つと試合をコントロールする司令塔として、チームを勝利に導きます。
 

レバンガ北海道#8、多嶋朝飛選手▲レバンガ北海道#8、多嶋朝飛選手、1988年生まれ、帯広市出身。サプリメントを上手に利用して、健康管理はばっちり!だそうです
 

北海道Likers(以下、HL):昨シーズン、Bリーグがスタートしましたが、どんな印象でしたか?
 
「開幕戦や決勝戦がテレビで生中継されたり、スポナビライブで毎試合見ることができたり、バスケがとても注目されるようになったと思います。また、活躍する選手やチームがいろいろなところで取り上げられるようになって、プロとしての価値が上がったと感じています」。


レバンガ北海道#8、多嶋朝飛選手▲そろそろ「あさひたん」とは呼べないくらい、すっかりベテラン感が出てきた多嶋選手
 

HL:昨シーズンは初めてのキャプテンで、今シーズンも引き続きですが、キャプテンとしてどのようなことを意識していますか?
  
「キャプテンだからと言って特別なことはしていません。キャプテンとしてチームをけん引してきた経験のある桜井選手(レバンガ北海道、#11、桜井良太選手)も必要な時にいてくれるし、思ったことや感じたこと、言わなくてはいけないことは言うようにしています。
ベテランの選手は何も言わなくても自分でできるし、若い選手には思ったことは伝えていきたい。気持ちよくプレーしてもらいたいので、上手にコミュニケーションをとっていきたいと思います」。
 

レバンガ北海道#8、多嶋朝飛選手


HL:多嶋選手の今年の抱負とチームの目標は?
 
「僕はPG(ポイントガード)なので、自分の調子も含めて、どんな内容でもチームを『勝ち』に持って行くのが仕事。プレーでチームを引っ張っていきたいと思います。
昨シーズンのファイナルを見ていて、あの会場で、満員のファンが見ている中でプレーができることを、心からうらやましいと思いました。自分もあそこで戦うチャンスが欲しい。だからチャンピオンシップに出場する8チームにまず残ること、これが目標です」。

HL:北海道のバスケファンへメッセージを。
 
「来場者数も増えているし、バスケも盛り上がってきているとは思うんですけど、僕たちは見に来てもらってなんぼです。昨シーズンのレバンガの開幕戦や最終戦では、ホームに6,000人近くの人が来てくれました。やはりそれだけ見に来てくれると、モチベーションが全く違います。毎回6,000人のファンと一緒に勝利を喜びたいし、そうすることで北海道も盛り上がると思うので、一人でも多くホームに足を運んでください!」。
 
 

野口大介選手は、「職人」「いぶし銀」という言葉が
似合うようになってきた

レバンガの道産子選手の最年長が野口大介選手です。昨シーズン、長年背負っていた背番号1から23に変更。またポジションが4番(パワーフォワード:漫画『スラムダンク』の桜木花道と同じ!)に固定され、プレーに円熟味が増したように見えます。
 

レバンガ北海道#23、野口大介選手▲レバンガ北海道#23、野口大介選手、1983年生まれ、七飯町出身。試合によってカラーが変わるヘアスタイルは、毎シーズン注目の的。さて、今年は…?
 

HL:昨シーズンは、自身のキャリアハイを記録したということですが、何か特別なことがあったのですか?
 
「今までは、ポジションが3番(スモールフォワード)、4番と変わることが多くて、試合中に混乱することがあったのですが、昨シーズンは4番に固定されて、プレーを突き詰めることができました。派手なポジションではないけれど、それこそ『職人』みたいな感じです。水野HC(レバンガ北海道、水野宏太ヘッドコーチ)とも何度もミーティングをして、信頼してもらえるようになって、それに応えたいと思いました。それに得点源だったJT(現名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、ジェロウム・ティルマン選手)が抜けた分、全員で穴埋めをしないといけないという状況は、自分も底上げを図るのにいい状態だったのだと思います」。
 

レバンガ北海道#23、野口大介選手▲普段は緊張するので観客席は見ないようにしているそうですが、地元函館開催だと知り合いばかりで「とても注目されている」と感じるそうです。「いつもならみんな朝飛を見に来ているのに(笑)」と野口選手
 

HL:試合前に必ず天井を指しますよね?あれは、何をしているんですか?
 
23番の背番号を受け継いだ、佐藤竜弥さん(享年38)に敬意を払っています。昨シーズン、あれだけできたのは僕だけの力じゃない、目に見えない何かが背中を押してくれたんじゃないかなぁ…と、感謝を込めています」。
 

レバンガ北海道#23、野口大介選手

 
HL:今シーズンにかける意気込みを聞かせてください。
 
「東地区は、JBLやNBL時代の企業チームが多いので、なんだかあの時代に戻ったような気もします。確かに厳しい地区ではありますが、レベルの高いところでバスケができるのは幸せなことだし、チーム全員がそれをプラスにとらえています。僕も変わらず4番ポジションなので、裏をかくプレーやかけひきなど、コツコツと地味なプレーになるだろうけど、ぜひ職人プレーを見てほしいですね。ホーム戦は、友だちや家族を誘って、どんどん輪を広げてほしい。そして来てくれたからには、勝ち試合を見せたいし、負けたとしても僕たちのがむしゃらな姿を見て『また行きたい』と思ってもらえるような試合を見せます!」。
 
 

関野剛平選手がニコニコしながらプレーをしている時、
それはすごくのっている時

北海道のオホーツクエリアにある湧別町出身→札幌東海第四高校(現、東海大学付属札幌高校)→東海大学、2017年2月から途中加入したのが関野剛平選手です。昨シーズンは、勝負どころの体をはったディフェンスで何度もチームの危機を救いました。
 
 
レバンガ北海道#1、関野剛平選手▲レバンガ北海道#1、関野剛平選手、1994年生まれ、湧別町出身。今年から飼い始めた愛犬「チャッピー」と過ごす時間が至福の時だとか
 

HL:昨シーズンは途中加入でしたが、大学とプロの違いをどのように感じましたか?
 
「昨シーズンは、ディフェンスで使われることが多く、自分も得意とするところなので、大学時代のように自分らしさが出せたと思います。しかし、オフェンスでは外国籍選手のレベルが大学とは全く違った。大学バスケにいる外国籍選手は、どっちかというとヒョロっとした選手が多いのですが、プロはうちのダニエル・ミラー選手みたいな、大きくて重くて、がっしりした選手ばかりで、全くパワー勝負ができませんでした」。
 

レバンガ北海道#1、関野剛平選手▲取材時、こんがりといい色だったので「今夏、かなり焼けましたか?」と尋ねると「僕、地黒なんです。日サロにも行ってませんから、これ強調しておいてくださいね(笑)」と関野選手
 

HL:今シーズンの抱負を。
 
「ディフェンスはもちろんですが、今年はオフェンスでも活躍したいです。外国籍選手を自分に寄せておいてパスを出せる、そんな広い視野を持ちたい。桜井選手を見ているととても勉強になります。そして、例えばアルバルク東京の田中大貴選手など、上手いと言われている選手とのマッチアップがとても楽しみなんです!そういう時、多分僕は、ニコニコしながらマッチアップしているはずですよ。どんなに辛くても、すっごく楽しんでいます!」。
 

レバンガ北海道#1、関野剛平選手
 
HL:道産子選手として、北海道のバスケファンへ一言。
 
「高校3年間は札幌にいたので、『帰ってきた』という思いがあります。街に出た時、声をかけられることも増えました。レバンガのファンは、すごく熱く応援してくれるので、その声援は試合中にとても力になります。ホームの北海きたえーるは地下鉄直結で来やすいところなので、たくさんの人に見に来てもらいたい。応援よろしくお願いします!」

 

田原隆徳選手は言う。
「北海道がなめられるのは、やっぱり悔しい」と

バスケをするために高校や大学から道外へ出る選手が多い中、札幌生まれ、札幌の小中学校→恵庭南高校→札幌大学という田原隆徳選手は、生粋の札幌っ子。昨シーズンの12月、大学在籍中に特別指定選手として契約し、今シーズンから生まれ育った街のホームアリーナでプロの舞台に挑戦しています。


 
レバンガ北海道#21、田原隆徳選手▲レバンガ北海道#21、田原隆徳選手、1994年生まれ、札幌市出身。トレードマークになっているモフモフヘアですが、今シーズンはイメチェンするかも?
 
 
HL:特別指定選手として加入した昨シーズンの感想を聞かせてください。
 
「トップリーグのレベルの高いバスケは、すごく楽しかったし、感じることがたくさんありました。僕は大学3年の時からレバンガの練習生として参加するようになりました。その時は、自分がレバンガの練習に参加することは大学のチームのためになる、という考えでした。でもその練習がだんだん楽しくなってきて、大学のチームのためというより、リアルに『自分のため』になってきました。それまで自分がプロになるなんて考えたこともなかったし、全く無縁の世界だと思っていたのですが、特別指定選手としてレバンガのユニフォームを着て、コートに立って、だんだんプロを意識するようになったシーズンだったと思います」。
 

レバンガ北海道#21、田原隆徳選手▲「僕、多分折茂さんのルーキーイヤーの時に生まれてるんですよ。その人と同じコートに立っているって、これ奇跡ですよね!」と田原選手
 

HL:北海道出身でも、高校や大学から道外へ出てプロになる選手が多い中、地元札幌出身の選手として思うことはありますか?
 
「僕の出身校である札幌大学のバスケ部は、道内ではまず負けることはない、というくらいの強豪チームです。あくまでも道内での話ですが、上がいない、切磋琢磨する相手がいないと強くなれません。でも関東の大学バスケは、レベルが高いし、戦う相手もたくさんいる。だから当然ですが、北海道より関東の方が上だと思われています。それって、北海道がなめられているみたいですごく嫌です」。
 
「今シーズンの東地区は、強豪揃いと言われていますがレバンガはその中には入っていないと思う。でも、強豪チームと試合をするということはレバンガも強くなるし、自分にとってもすごくラッキーなことでプラスなことしか考えていません。そこで勝てばレバンガは強いということが証明できるから。北海道がなめられるのは、やっぱり悔しいですからね」。
 

レバンガ北海道#21、田原隆徳選手
 

HL:今シーズンは、どのようなプレーを目指していますか?
 
「アグレッシブなディフェンスと、とにかく泥臭いプレーを。今シーズンからPGに挑戦するので、多嶋選手や松島選手(レバンガ北海道、#32、松島良豪選手)とローテーションで戦っていけるようになりたいです。自分を信じてがんばります!」。

 

「オリンピックを目指す」と宣言した、折茂武彦選手

道産子選手への応援インタビューですが、レバンガ北海道でこの人を外すことはできません。選手兼代表の折茂武彦選手です。
2017年6月、「折茂武彦記者会見、折茂本人が語ります」という案内が編集部に届きました。「まさか、ついに!?」といやな二文字がよぎりました。が、ふたを開けてみたら現役続投、しかも「現役である以上、少しでもチャンスがあるなら夢をあきらめる必要はない」と東京2020を視野に入れた力強い宣言でした。
 

レバンガ北海道#9、折茂武彦選手▲レバンガ北海道#9、折茂武彦選手、1970年生まれ、埼玉県出身。スーツ姿の社長業とユニフォーム姿の選手業を不休でこなしています。さらに、今年からBリーグの理事に就任

 
HL:現役続投を決めたきっかけは?
 
「毎シーズン終わるたびに、引退は頭をよぎりますよ。昨シーズンは、新しくできるBリーグがモチベーションでしたが、今シーズンは何ひとつそれが見つからなかった。そんな時に、昨シーズンのファイナルのゲストに呼ばれて、目の前で栃木×川崎の試合を見たんです。すごい演出があって、会場は両チームのブースター(ファン)でいっぱいで、『自分の時とは違う。自分は時代に選ばれなかったんだな』ってふと思った時、なんだかそれが言い訳みたいに思えました。時代に選ばれないんじゃなくて、選ばれるようにしなくちゃいけない、あの舞台に立って試してみたい、今まで支えてくれた北海道の人たちをここに連れてきたいと思いました」。
 

レバンガ北海道#9、折茂武彦選手▲「今シーズンはわがままにプレーして、点数を取りに行く。自分が本来やってきた姿を取り戻す」と力強く語ってくれた折茂選手
 
「実は、人の試合を見るのが嫌いなんですよ。そこに自分がいないのが気に入らないから(笑)。でもファイナルを見て、ブースターも一緒に戦う一体感とか、全員で勝ちに行っている姿が正直うらやましくて悔しいと思いました。40歳の時に日本代表に選ばれましたが、ちょうどチーム存続が大変な時で、結局代表をあきらめた。逃げたんですね。でももう逃げない。失うものは何もないので、どこまでできるかやってみたい」。
 

レバンガ北海道#9、折茂武彦選手▲「今シーズンのホーム戦にはNBAなどで見る、4面天井吊型電光得点表示が登場します。会場が一気にかっこよくなりますよ!」と折茂代表
 

HL:クラブ代表として、今シーズン取り組むことは?
 
「僕が11年前、初めて北海道のホームで試合をした時の観客の姿や盛り上がりに鳥肌が立ちました。あの感動は今でも忘れられません。しかし、今、うちの選手たちやお客さんに同じような感動を与えているか?というとそうではない。僕がコートで感動したように、選手たちのモチベーションが上がる演出やかっこいいものを選手にも提供して、お客さんと一緒に感動する場を提供したい。そのためには見た目の演出も大事だと思います。費用がかかるので難しいですが、お金をかけるところはかけて、演出も含めてクラブとして成長していきたいです。バスケットのブースターは、試合が終われば対戦相手でもブースター同士が仲良しです。そういう雰囲気は、初めて見に来る人にとっても来やすいと思います。北海道のブースターの一体感は、どこにも負けていないので、ぜひホームへ足を運んで、勝って、一緒に感動しましょう」。

今シーズンのレバンガ北海道のスローガンは「立ち止まるな。」。若い選手とベテラン選手との協調、そして頼もしい外国籍選手たちとの融合で、今シーズンを突っ走ってもらいましょう。北海道Likersも一緒について行きます。
まずは、今週末のホーム開幕戦へ、GO!

 

2017-18 B1リーグ第2節 ホーム開幕戦
レバンガ北海道×横浜ビー・コルセアーズ

●日時
2017年10月8日(日)開始時刻/13:05
2017年10月9日(月・祝)開始時刻/19:05
●会場/北海きたえーる
札幌市豊平区豊平5条11丁目1-1
※チケット、その他詳細は、公式HPをご覧ください。
 
 

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