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公開 | 孫田 二規子

礼文島で漁業体験しながら暮らすように滞在「ふるさと応援・体験道場 礼文番屋」

礼文島に今年オープンした「ふるさと応援・体験道場 礼文番屋」は、島で就労ボランティアをすることを条件に、リーズナブルな価格で宿泊できる施設。島でのリアルな暮らしを体験するのにぴったりのこちら、最短7日から利用可能です!


礼文島のふるさと応援・体験道場 礼文番屋の外観


香深港フェリーターミナルから車で15分。遠くに利尻山を望む「緑ケ丘スポーツ公園」の隣のニシン番屋風の建物が、「ふるさと応援・体験道場 礼文番屋」です。

玄関を入ると、左手に吹き抜けのリビングや、炊飯器、電子レンジなどが揃うキッチン。そして右手にはシャワー室やランドリー、個人用と団体用の宿泊部屋が続いています。さすが新築、どこもとてもきれいです。


礼文島のふるさと応援・体験道場 礼文番屋のキッチン▲広めのキッチン


礼文島のふるさと応援・体験道場 礼文番屋の部屋▲ロフト付の団体用の部屋


「こちらで用意した就労ボランティアを体験してもらいながら、自炊して、格安で泊まっていただく。これが礼文番屋の利用方法です」と教えてくれたのは、礼文町建設課の北野達也さん。


礼文島のふるさと応援・体験道場 礼文番屋のリビング▲右側の男性が北野さん。ここがリビング


就労ボランティアは、礼文の特産品である昆布の運搬や乾燥作業といった「昆布干し」、漁から戻ってきた漁船の網にかかった魚をはずす「魚の網はずし」など。主に漁業ですが、農業や観光の手伝いも少々。ボランティアを通して、「人なつこい人が多い」という島民とのふれあいも楽しみです。


礼文島のふるさと応援・体験道場 礼文番屋の就労体験▲漁に使う網を手入れするボランティアも(写真提供:礼文町)


既に実家がなく親戚もいなくなり里帰りしづらい、家族に自分のふるさとを見せたい、島での生活を体験してみたい…。そんな人たちが島に訪れるきっかけになれば。この施設は、そうしたコンセプトでつくったのだといいます。

 

アイデアは礼文島出身の佐々木さん

きっかけは、礼文島出身で東京礼文会有志の佐々木吉夫さん。このお名前を見て気がついた人もいるでしょう。そう、福岡で辛子明太子の製造、販売をする「福さ屋」の代表取締役会長の佐々木吉夫さんです。

私も最初は驚きましたが、彼が礼文島の出身だと聞いて納得。「故郷のためにとこの番屋のアイデアをくださり、費用を寄付をしてくれました」と北野さん。

佐々木さんは御年84歳といいますが、年齢を感じさせない若々しい発想の持ち主で、器深き徳のあるお人柄だといいます。

「建築現場にも足を運んでくれまして、完成後には〝建物は立派なものができた。あとは魂を吹き込む作業だ〟という助言をくれました。ここからは私たちで、多くの人の役に立つ施設にしていきたいですね」。


礼文島のふるさと応援・体験道場 礼文番屋の大漁旗▲佐々木さんより寄贈されたという大漁旗


ちなみに最初の来館者は、「農業ひと筋だったが漁業も体験してみたい」という北海道の70代の農業従事者。

就労ボランティアは1日中行うわけではないので、旅行やサークル、部活の合宿でも使えそう。興味のある人はいろいろ相談してみてくださいね。

施設の利用日数は、最短7泊8日から6カ月以内。大人(中学生以上)の利用料金は、3カ月以内4万5000円/月、3カ月以上6カ月以内3万円/月。ここに光熱費が含まれ、利用日数1カ月に満たない場合は日割計算です。
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