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公開 | 孫田 二規子

垂直に切り立つ岸壁が迫る!ワイルドな光景を楽しむ層雲峡「大函」

旭川から車で1時間30分。上川町・層雲峡(そううんきょう)は、岩肌を荒々しくむきだして垂直に切り立つ、たくさんの絶壁に囲まれています。なかでも「大函」は、その様子が間近に見られる名所。ワイルドな光景を楽しみにでかけませんか。


上川町の層雲峡の大函

層雲峡温泉から国道39号を北見方面へ約8km。新大函トンネルを越えるとすぐ左手に、「大函」の駐車場があります。

「大函」とはなんだか不思議な名称ですが、「函とは、両岸が絶壁で川底が箱形のように深くなっている地形のことをいうんです」。そう教えてくれたのは、大雪山国立公園層雲峡ビジターセンターの片山徹さん。つまりここは、大きな函地形の場所、ということのようです。

目の前には全長500m、高さ20~30mの絶壁が屏風のように切り立っています。


層雲峡の大函

この絶壁こそ、柱状節理(ちゅうじょうせつり)と呼ばれる層雲峡の名物。

「柱状節理を説明するには、層雲峡の成り立ちから話がはじまります。約3万年前、大雪山のお鉢平の火山が噴火し、噴出した高温の火砕流堆積物がこのあたりの低地や谷を埋めました。それが冷え固まる過程で体積が収縮され、できあがったのが柱状節理。割れ目が入った柱状の溶結疑灰岩のことをいいます」と、片山さん。


ニセイチャロマップ林道の片山さん▲片山さん。大函の奥、層雲峡の東端に続くニセイチャロマップ林道にて。柱状節理に沿って道が整備されていますが、国有林なので入林許可が必要です。勝手に入らず、層雲峡ビジターセンターにご相談を!


層雲峡のニセイチャロマップ林道の柱状節理▲両脇に柱状節理がそびえるニセイチャロマップ林道


ニセイチャロマップ林道の柱状節理▲ニセイチャロマップ林道から見えた川と柱状節理


現在の大函の状態は、1万年以上、石狩川の浸食を受けて生まれたもの。壮大な時間をかけて誕生した、自然の芸術をお楽しみください。
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