北海道新幹線が停まる新函館北斗駅のある北斗市の「きじひき高原(パノラマ展望台)」は、まさに360度のパノラマが楽しめるビュースポットです。展望台は標高560mと高位置にあり、高架橋を走る新幹線を撮影するのにぴったりの場所でもあります。
▲国道277号から見える案内板。この先、一部メロディーロードです。往路は三橋美智也の「いいもんだな故郷(ふるさと)は」、復路は「赤とんぼ」でした!
「バルコニーは人が来たら揺れるので、三脚を地面に置きたくて」と、大滝さん。〝鉄〟分豊富なカメラマンで、北海道Likersでもたびたび鉄記事を担当してくれています。
▲展望施設。トイレもあります
▲きじひき高原から見た駒ヶ岳、大沼、小沼
▲右側には下北半島、函館山、函館市内、津軽海峡など
▲アングルを調整する大滝カメラマン
「新幹線が通る時間より少し早めに到着したら、カメラのファインダーをのぞいて、自分の撮りたいものが入っているか、いらないものが入り込んでいないかなどをチェック。どんな絵にするのかを決めてくださいね」。
そう教えてくれた大滝さんは、「緑の中にあるとちょっと目立つから」と、手前に見えるスキー場のリフトが入らないよう、下方を切った絵にするといいます。
用意したレンズは、600mmの望遠タイプと70mm~200mmの2本。余談ですが、この望遠レンズの価格はなんとン十万円!去年、釧路にあるパシクルという場所で列車と海の夕景を撮ろうと中古で買ったはいいものの、多忙でまだ行くことができず、この日やっと日の目を見たのだといいます…。
▲カーブの手前あたりに、右手にある新函館北斗駅に向かう緑色の新幹線はやぶさが写っています。のどかな町に新幹線がやってきた!という洋洋とした雰囲気が感じられませんか?
大滝カメラマンの鉄写真のコンセプトは、「鉄道のある風景」。列車のアップというよりは、列車の走る風景写真が好きでこのような写真になっています(興味のある人はブログ「鉄道のある風景」をチェック!)。みなさんも、自分なりの1枚を撮ってみませんか。
「連写するのもいいけれど、自分の撮りたい絵に忠実に、ここだ、というタイミングでシャッターを押すことで、思いのこもった1枚が生まれますよ」とのこと。
列車の車両基地もあり(上記の写真の左下です)、今後ますます撮り鉄に人気の出そうなこの場所は、鉄道に興味のないひともたくさん訪れます。マナーを守りつつ、撮影をお楽しみくださいね。

展望施設の裏手にカメラを設置
車で函館市街から約40分、新函館北斗駅から約20分。大滝恭昌カメラマンが、「きじひき高原(パノラマ展望台)」で新幹線を撮影する場所に選んだのは、2015年4月にオープンしたパノラマ展望台屋内施設裏手の、バルコニーを降りたところでした。「バルコニーは人が来たら揺れるので、三脚を地面に置きたくて」と、大滝さん。〝鉄〟分豊富なカメラマンで、北海道Likersでもたびたび鉄記事を担当してくれています。



カメラをのぞいて撮りたい絵を決める
眼下に広がる緑豊かな大野平野には、新函館北斗駅に向かって大きく弧を描く高架橋が見えます。
「新幹線が通る時間より少し早めに到着したら、カメラのファインダーをのぞいて、自分の撮りたいものが入っているか、いらないものが入り込んでいないかなどをチェック。どんな絵にするのかを決めてくださいね」。
そう教えてくれた大滝さんは、「緑の中にあるとちょっと目立つから」と、手前に見えるスキー場のリフトが入らないよう、下方を切った絵にするといいます。
用意したレンズは、600mmの望遠タイプと70mm~200mmの2本。余談ですが、この望遠レンズの価格はなんとン十万円!去年、釧路にあるパシクルという場所で列車と海の夕景を撮ろうと中古で買ったはいいものの、多忙でまだ行くことができず、この日やっと日の目を見たのだといいます…。
大野平野を走る新幹線
そんな望遠レンズで撮影した写真はこちらです!
大滝カメラマンの鉄写真のコンセプトは、「鉄道のある風景」。列車のアップというよりは、列車の走る風景写真が好きでこのような写真になっています(興味のある人はブログ「鉄道のある風景」をチェック!)。みなさんも、自分なりの1枚を撮ってみませんか。
「連写するのもいいけれど、自分の撮りたい絵に忠実に、ここだ、というタイミングでシャッターを押すことで、思いのこもった1枚が生まれますよ」とのこと。
列車の車両基地もあり(上記の写真の左下です)、今後ますます撮り鉄に人気の出そうなこの場所は、鉄道に興味のないひともたくさん訪れます。マナーを守りつつ、撮影をお楽しみくださいね。

取材・文/北海道Likersライター FUKKO
撮影/大滝恭昌
http://fhotof8yasu.blog55.fc2.com
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