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公開 | T・H

いしやまキャンドルナイト2016

いしやまキャンドルナイト2016▲(提供:いしやまキャンドルプロジェクト)

 
切り立った山肌に囲まれた緑地に、渦巻きの水路や真っ赤なジャングルジム、あちこちに置かれた石のオブジェの数々。ここは、札幌市南区にある石山緑地です。石山はその地名から想像できる通り、かつて札幌軟石が採石されたところです。住宅事情の変化とともにやむをえず閉鎖された石切り場を、彫刻のような空間のなかで人々が憩える場所に再生し、現在は公園として親しまれています。2014年に行われた「第1回さっぽろ景観総選挙」では堂々の1位に選ばれ、札幌を代表する景観のひとつになっています。
 

石山緑地のスパイラルスプリング▲渦巻きの水路で水遊びも楽しい「スパイラルスプリング」
 

石山緑地の中でも、とりわけ特徴的な空間が、石のみで造られたコロシアムをイメージさせる「ネガティブマウンド」です。いしやまキャンドルナイトでは、ここに3,000個以上のキャンドルを灯し、独特な景観をさらに幻想的な空間に演出します。
 

石山緑地のネガティブマウンド▲円形階段席に囲まれたステージにもみえる「ネガティブマウンド」
 
 
キャンドルを並べるボランティアスタッフ▲キャンドルを並べるのをサポートするのはボランティアスタッフのみなさん(提供:いしやまキャンドルプロジェクト)
 

ネガティブマウンドに並んだキャンドルの様子▲灯がともったキャンドルを参加者とスタッフ全員で鑑賞します。早めに行って、夕方から夜にかけて空の色の変化を見ながら点灯開始を待つのもいいですね(提供:いしやまキャンドルプロジェクト)

 

「いしやまキャンドルナイト」誕生のきっかけは…

今年3回目となった「いしやまキャンドルナイト」。始めたきっかけはどんなことだったのでしょうか。実行メンバーの府川さん、奥山さん、小原さんに話を伺いました。
 
「3.11追悼の想いを込めて、石山のまちにキャンドルを灯したのがきっかけです。その後、石山緑地でキャンドルを灯したらきれいだね、という話に賛同したメンバーが集まり、いしやまキャンドルナイトを開催しました」と、府川さん。府川さんのお母様で、いしやまキャンドルプロジェクト代表の府川えりざさんのバックアップで、ネガティブマウンド全体を灯す約3,000個のキャンドルの準備も間に合い、想像以上の景観をみせたキャンドルイベントが誕生しました。
 

3.11追悼のキャンドルナイトの様子▲3.11追悼の想いを込めて灯されたキャンドル(提供:いしやまキャンドルプロジェクト)
 

キャンドル制作の様子▲3,000個のキャンドルは府川えりざさんおひとりでつくったもの。すべて手作りです!写真は3.11の追悼キャンドル制作中のアトリエの様子(提供:いしやまキャンドルプロジェクト)
 

チャリティーキャンドル

チャリティーキャンドル御霊▲こちらはチャリティーキャンドル御霊-MITAMA-。売り上げを東日本大震災復興支援に寄附しています(提供:いしやまキャンドルプロジェクト)

 
「地元・石山のまちの方々の応援もたくさんいただいていますが、イベントの主旨に賛同してくださったアーティストの方や、地元以外で活動するキャンドル作家さんから作品の提供もあり、イベントを通して地域を超えたつながりも感じています。また、今回は高校生も実行メンバーに加わり、願掛けキャンドルの制作と当日の販売を担当してくれることになりました。イベントのコピー『君と灯す石山の夏 あなたを想う6度目の夏』は、高校生がアイデアを出してくれたものです」
 
「6度目の夏」とは、わたしたちが東日本大震災から数えて6度の夏を過ごしてきたという意味です。東日本大震災と熊本地震で被災されたすべての方々に祈りを込めてキャンドルを灯したいと、実行メンバーのみなさん。
 

願掛けキャンドル「愛Can」▲今年は啓北商業高校と制作したチャリティーキャンドル「愛Can」も登場。願いを書いて会場に灯してください(提供:いしやまキャンドルプロジェクト)
 

啓北商業高校の生徒さんによるキャンドル制作の様子▲願掛けキャンドル「愛Can」はデザインから制作まで啓北商業高校の生徒さんによってつくられています。10代の想いが伝わるキャンドルができました!(提供:いしやまキャンドルプロジェクト)

 

今年はさらにパワーアップしたイベントに!

3回目のいしやまキャンドルナイト2016では、お昼から楽しめる「アートマルシェ」が加わり、ゆっくりと長くイベントを楽しめるようになります。「アートマルシェ」では、クラフト作品の他、ベーグルやクッキー、コーヒーなどの軽食や地元農家さんの野菜の販売も行われるそうです。
 
また、17時からの「キャンドルナイト」では、キャンドル点灯の後、トンコリやギターのライブ演奏が行われ、キャンドルの光と音楽がつくりだす幻想的な雰囲気を楽しめそうです。この時間も飲食ブースを用意しているので、地元・石山の味もたっぷりお楽しみください!
 
イベントが行われる会場「石山緑地」は、暑い日でも日が落ちるとぐっと冷え込みます。お越しの際には必ず上着と敷物をもって出かけましょう。また、近隣には駐車スペースが少ないので、地下鉄からバスの利用がおすすめです。当日会場で配布されるパンフレットにもバスの案内があるそうなので、みなさま公共交通の利用にご協力をお願いいたします!
 
8月20日、石山のまちの力が集まったイベント「いしやまキャンドルナイト」へ、普段は見られない石山緑地と札幌軟石の情景を観に行きませんか?
 

いしやまキャンドルプロジェクト実行メンバーのみなさん▲石山の魅力が集まる「いしやまキャンドルナイト」実行委員のみなさん。「石山緑地は自然が豊かな公園。虫よけ対策もしっかりして参加してください!」

 
※雨天の場合は中止となりますので、facebookやHPで開催状況をご確認の上お越しください
いしやまキャンドルプロジェクトfacebookページ

 

関連リンク

いしやまキャンドルプロジェクト(石山地区まちづくり協議会)
石山緑地(ようこそさっぽろ)
札幌散策「石山緑地」
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