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公開 | nobuカワシマ

旧JR江差線の線路でトロッコを運転!「道南トロッコ鉄道」

道南トロッコ鉄道の足こぎトロッコ

2014年5月に廃止になった、旧JR江差線(木古内~江差間)の線路を走ってみませんか?廃線跡の一部を活用し、足こぎトロッコの乗車体験ができますよ。鉄路を列車で進むことができなくても、自分の足で進んでみましょう!

 

線路を残したいと願う有志が運営する「道南トロッコ鉄道」

2016年春、旧JR江差線の線路の一部が、「道南トロッコ鉄道」として再生しました。地元周辺の有志の団体「北海道夢れいる倶楽部」が、廃止になった線路を活かし後世に残したいと願い、運営を開始しました。おもに、春から秋の土日祝日が運行日です。


道南トロッコ鉄道の時刻表と運賃表▲「道南トロッコ鉄道」の時刻表や運賃表。JR北海道の様式を模したリアルな造りです


運行している拠点は、北海道新幹線の木古内駅から車で5分程度の木古内町郷土資料館(いかりん館)の近く、旧JR江差線・旧渡島鶴岡(おしまつるおか)駅跡にあります。「道南トロッコ鉄道」では鶴岡公園駅と呼び、旧駅舎をそのまま受付棟として活かしています。


道南トロッコ鉄道の鶴岡公園駅▲旧渡島鶴岡駅を、鶴岡公園駅として活用しています


道南トロッコ鉄道の乗車券類▲乗車券は厚紙でできた昔ながらの硬券!昔懐かしい改札鋏も入れてもらえます


乗車体験ができる区間は、鶴岡公園駅から江差方面へ500メートルほど北上した北鶴岡駅までと、新幹線の線路が見える木古内駅方面へ500メートルほど南下した南鶴岡駅までの2区間。
※トロッコ車両の都合などのため、運行区間や時間など日により変更になる場合もあります。都度公式ホームページでご確認を。

早速乗車してみました。いざ、出発進行!


道南トロッコ鉄道の足こぎトロッコで記念撮影▲旧国鉄の帽子や旗もあり、記念撮影用に貸してもらえます。お子さんやコスプレ好きの方はぜひ!

 

旧JR江差線の名撮影地と、のどかな風景を足こぎトロッコで

今回乗車したトロッコは、新得町の「狩勝高原エコトロッコ鉄道」の車両を借り受けたもの。前席に2人乗車でき、それぞれに自転車と同様のペダルがついています。後部席はペダルがないベンチ席で、2人程度座ることができます。


道南トロッコ鉄道の足こぎトロッコ乗車場所▲トロッコへ乗車するには旧ホームは使用せず、枕木を活かした踏み台から乗ります


ペダルをこいでみると、意外と軽くてびっくり!かなり気合入れてこがないと進まないのかと思っていたので、拍子抜けするほど。


道南トロッコ鉄道の足こぎトロッコのペダルの様子▲街中で自転車に乗る感覚とあまり変わりありません


鶴岡公園駅を出発して最初の見どころは、禅燈寺というお寺の境内を通過する区間。ここは旧JR江差線が運行していた当時も、鉄道が境内を通過する珍しい場所として知られていた撮影地です。


道南トロッコ鉄道の足こぎトロッコで禅燈寺を通過する様子▲禅燈寺境内にある踏切、もちろん警報機はありません。一旦停車したのち通過します


道南トロッコ鉄道の足こぎトロッコで禅燈寺を通過する様子▲有名撮影地、気動車のかわりにトロッコ列車が登場!


禅燈寺を過ぎ林を抜けると、ぱっと視界が開けて田園地帯が広がります。


道南トロッコ鉄道の足こぎトロッコの車窓▲右手に広々した風景、のどかな雰囲気で心が洗われる気分です。


田園風景を眺めつつしばらく進むと、北鶴岡駅へ到着。今回はここで折り返し作業をして、鶴岡公園駅へ戻ります。この先、あと500メートルほど先まで線路が続いていて、終着はキーコの郷(さと)駅といいます。


道南トロッコ鉄道の足こぎトロッコ、北鶴岡駅付近▲北海道の鉄道路線ではおなじみの、駅手前の線路脇に立つ黄色い駅名案内板を模した表示もあります


道南トロッコ鉄道の足こぎトロッコ、北鶴岡駅付近▲反対向きには、旧JR江差線で使用されていた、実物の駅案内版がそのまま残っていました


道南トロッコ鉄道の足こぎトロッコ、方向転換をする様子▲方向転換作業の様子。特殊な台車の上にトロッコを運び、人力で回転させます


道南トロッコ鉄道の足こぎトロッコ、北鶴岡駅を出発する様子▲方向転換が完了したら、鶴岡公園駅へ出発!

 

北海道新幹線とトロッコ列車のコラボ!

鶴岡公園駅から南鶴岡駅へも行ってみました。
こちらは、足こぎトロッコではなく動力付きトロッコの「急行列車」に乗車。今回乗車したのは、美深町の「トロッコ王国美深」から期間限定で貸し出された動力付きトロッコです。


道南トロッコ鉄道の動力付きトロッコ▲「急行列車」が登場!


鶴岡公園駅を出発すると、左右を横切る北海度新幹線の高架線が見えてきます。タイミングが合えば、新幹線や貨物列車が通る様子も眺められます。

 
道南トロッコ鉄道と北海道新幹線▲北海道新幹線「はやぶさ」号と旧江差線とのコラボは叶いませんでしたが、トロッコ列車とコラボが実現!


動力付きトロッコは私が運転するのではなく、スタッフが運転するので気軽。窓がないからか、風を受け進むトロッコは低速ながらも、意外と速く感じます。


道南トロッコ鉄道の南鶴岡駅▲新幹線の高架線が近づいてくると、終点の南鶴岡駅へ到着


南鶴岡駅へ到着すると、ここで折り返して鶴岡公園駅へと戻ります。


道南トロッコ鉄道の南鶴岡駅にあるスタンプ▲小さな駅舎の中にはスタンプも!こんなスタンプ、昔よく集めていたという方も多いのでは!?


こちらも北鶴岡駅と同様、この先も線路が続き、新幹線の高架下まで概ね線路が残っています。イベントで新幹線高架下まで運行したことがあるそうで、こちらもいつかは定期的に運行できればと計画をしているそうです。

のどかな風景を眺めながら、自分の足で進むトロッコ。線路の「ガタン、ガタン」という音ももちろん聞こえます。自然の空気を肌で感じつつ、自ら運転している楽しさもたっぷり味わえます。運転手になった気分!?
地図から鉄路は消えても、有志の力で遊びの鉄路が復活しました。末永く運行していけばいいですね!


道南トロッコ鉄道沿線風景を紹介するnobuカワシマ▲さあ、みなさんも運転してみませんか?と~っても気分爽快ですよ~!
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