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公開 | 孫田 二規子

『たまねぎ』~しゃきっと甘い!やっぱりおいしい北海道野菜(3)500da714 faab 40a3 988a 49088cf2d731

常備野菜の玉ねぎは、血液さらさら成分が豊富に含まれ、健康のためにも毎日食べたい野菜。生だと辛いけれど加熱するとグンと甘くなる北海道産は、いかにも玉ねぎらしい昔ながらの味わい。全国各地へ出荷されています。


たまねぎ
 

良質な玉ねぎを目指す生産現場 

北見地区や富良野地区、岩見沢地区など全道各地で生産される北海道の玉ねぎは、毎年8月~翌年5月の間、全国に出荷されます。


富良野の玉ねぎはたけ▲山があって緑が豊かで、水と空気がおいしい富良野市の畑です(写真提供/ホクレン)


2月頃から播種を開始し、収穫が終わる9月頃までを忙しく過ごす農家は、丸くて黄金色をした食味の良い玉ねぎを生産するために、土づくりに尽力するなど、プロ意識を持って取り組んでいます。


15ヘクタールの畑で玉ねぎをつくっている富良野の農家▲15ヘクタールの畑で玉ねぎをつくっている富良野の農家さん。家でよく食べる玉ねぎ料理は「オニオンフライ。うちの子どもたちが好きなんです。甘いとよろこんでいます」


収穫後の玉ねぎはコンテナで運ばれ、出荷までの間、貯蔵庫に置かれます。


貯蔵風景▲農家からコンテナに入れて運ばれてきた玉ねぎです


貯蔵庫では、玉ねぎの品質を落とさず長期間保存するためにさまざまな工夫がなされています。例えば、今回取材に伺ったJAふらのでは、CA貯蔵を取り入れていました。
 
CA貯蔵とは、貯蔵庫内の空気をコントロールし、玉ねぎの呼吸量を抑え休眠させる技術。この技術によって、玉ねぎの鮮度や品質、おいしさが長く保たれ、翌春の出荷が可能になるのです。


CA貯蔵庫▲JAふらののCA貯蔵庫


貯蔵庫の横の建物では出荷に向けて選果が行われていました。ベルトコンベアーの上で回転しながらゴロゴロと流れる玉ねぎを見ていると、こちらまで目がまわりそうです。
 
スタッフが傷んでいる物やかたちのよくない物を取除いたあとは、ブラシにかけて余分な皮を剥きます。次に、カメラで大きさを判定。Mから2Lまで4つのサイズに分けられ、段ボールに詰めたら終了。市場へと旅立ちます。


ひとの手で選果される玉ねぎ▲すばやい手捌きで玉ねぎをチェック


ベルトコンベアーを流れる玉ねぎ▲選果ラインを流れていってサイズごとに分けられます


富良野の玉ねぎの段ボール▲つやつやでおいしそうな玉ねぎです。表面が少し緑色に見えるのは、皮のうすい品種だからです

 

おいしさ、そしてヘルシーさの秘密は?

そんな北海道の玉ねぎが「おいしい」といわれているのは、加熱してもしゃっきりとした食感が楽しめる肉厚さ、そして加熱によってグンと増す甘みがあるからです。


富良野の玉ねぎ

生のままでは辛みが強い。この辛みのもととなっているのが、硫化アリル。これが俗にいう血液さらさら成分で、玉ねぎを切ったときの涙の原因でもあります。コレステロール低下、発がん抑制、血糖値の上昇抑制など、さまざまな健康効果をもたらすといわれています。

この健康成分をしっかり引き出すには、切ったあとに、30分~1時間ほど室温に置くか、電子レンジで15秒ほど温めてから10分ほど置くことです。ぜひ、ひと手間かけてみてくださいね。

生だと辛いけれど火を通すとしっかり甘く、しゃっきり感も残る北海道産の玉ねぎで、毎日の料理に格段の旨味をプラスしてくださいね!


手持ちの玉ねぎ▲(写真提供/JAふらの)

 

ホクレンとは

ホクレン農業協同組合連合会。大正8(1919)年設立。北海道のJAにより組織された連合会で、全国に北海道の農畜産物を届け、JA・生産者に営農資材や技術、情報を提供しています。Webサイトはこちら→ホクレン農業協同組合連合会

 

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