食欲の秋!食の宝庫、北海道には、海の幸やら山の幸やら、美味しい食材がたくさんあって、道外にいる人にとっては、羨ましいですよね~!根室エリア出身者が、「ふるさとの味を東京でも味わいたい!」という想いから始めた「根室の旬を楽しむ会」をリポートします!
根室の味覚を求め、280名が集まる
▲もうもうと立ちのぼる煙、美味しい香りが食欲をそそります
今年で10回目となる「根室の旬を楽しむ会」は、東京有明にある「そなエリア東京バーベキューガーデン」で開催されました。
ふるさと根室地方の全国ブランド「根室産のさんま」、「別海産鮭」、「中標津産いもダンゴ」の旬の味覚を豪快に味わえるイベントとあって、280名も集まるほどの人気ぶり。
▲海水につかったまま根室から送られてきたさんま
この日、根室地方から直送されたのはさんま1,000尾、鮭20本、いか50杯、いもダンゴ300個!
さんま1,000尾とは!!
単純計算で1人3尾半くらいは食べられます!
生でも食べられるような新鮮な魚介を炭火でじっくりと
▲生でも頂ける様な新鮮さ
特に塩を振ったわけではなく、海水が天然の調味料になっています。さんまそのものの味がこんなにも美味しいことに驚きを覚えました!
▲根室市出身者のテントではいかのゴロ焼きが!こちらがまた絶品!
▲羅臼町出身者が集まるテントではホタテも堪能していました
北海道のソウルフードも!
北海道のソウルフード、いもダンゴも、「懐かしい味だよね~」と、箸が止まりません。
▲外はカリッと中はもちっと美味しく焼けました
▲鮭は各テントに1本(半身2枚)、配られました
この鮭をチャンチャン焼きにします。
このテントで、北海道の郷土料理、チャンチャン焼きを作るのは、なんと、道産子ではなく、北海道ファンの方々!
▲広島県出身の本田(左)さんと東京出身の手島(右)さん。本田さんは、別海の魅力に魅せられて、何度もご家族で旅行されているそうです
この会には何度も参加されているのでチャンチャン焼きをつくるのは慣れていて、今回も腕を振るいます!
「お父ちゃんが焼いて調理するからチャンチャン焼きっていう説もあるんだよね?」なんて薀蓄も話しながら頂いたチャンチャン焼きは、北海道愛がプラスされていて、さらに美味しく感じました。
▲鮭のチャンチャン焼きは農林水産省の「農山漁村の郷土料理百選」で、ジンギスカン、石狩鍋と共に、北海道を代表する郷土料理に選ばれています
この会は、根室管内ふるさと会連合会が主催し、北海道根室振興局、歯舞漁協、根室漁協、落石漁協、根室湾中部漁協、別海町役場、中標津町役場が協賛しています。
▲根室の旬を楽しむ会には小さいお子さん連れの方も参加しています
大勢で食べる北海道の秋の味覚は格別です!
毎年9月に開催されているので、興味のある方は参加してみてはいかがですか?
根室管内ふるさと会連合会「根室の旬を楽しむ会」
会費 / 大人1,500円 (小学生以下無料)※2014年9月現在
お問い合わせ / 04-2965-2503(実行委員長 新家)
取材・文・撮影/北海道Likers フォトライター Akiko