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公開 | nobuカワシマ

北海道のてっぺんに立つ!北海道最高峰の大雪山旭岳

北海道で1番高い山、大雪山系の旭岳に登ったことはありますか?山頂からは麓の湖沼や草原のほか、大雪山系の山々から遠く連なる山並を見渡せます。絶景が広がる北海道のてっぺんを目指して歩いてみませんか?
 
旭岳は気象条件さえ良ければ旭岳ロープウェイ姿見駅から歩いて2時間30分程度山頂に立てます。登山道には目立って危険な場所が少ないものの火山灰や軽い石が不安定で滑りやすいところが多いので、所要時間が短いからといって楽勝!というわけではありません。
旭岳登山で1番メジャーなスタート地点は、旭岳ロープウェイで登ったところにある姿見駅。駅を降りると最新の登山情報が出ています。
 
 
▲ここでの情報収集は最終確認というつもりで。地図など必要なものや情報は事前に準備をしましょう(写真:東川町大雪山国立公園保護協会提供)
 
 
すぐ脇では3分レクチャーと称し、登山道入り口にある姿見の池を中心としたレクチャーがあります。山での注意点やその日の天候状況に応じたアドバイスなど、必見です。
 
 
▲東川町大雪山国立公園保護協会から委託を受けた地元のNPO組織が案内をしています(写真:東川町大雪山国立公園保護協会提供)
 
 
ここは国立公園。大事なポイントは3つ。
「ゴミは持ち帰りましょう」「高山植物の保護のためにロープの外に出ないように」「野生動物にエサをあげないでください」
基本的なことですが、大事なことです。
注意すべきポイントを聞き、山の最新情報を確認して、トイレを済ませたら、いざ出発!トイレはこのあと下山してここに戻るまではないので、ここで気合入れて!?しっかりと。
 
姿見駅から徒歩20分程度でまずは姿見の池に到着します。
 
 
▲旭岳が水面に映る姿見の池。昔々旭岳が爆発した際にくぼんだ火口へ水がたまり誕生した池です(写真:2012年10月9日撮影、以後注記あるものを除き全て同)
 
 
駅から姿見の池までは散策する方々がたくさん歩いていますが、この先は本格的な登山道に入るため人がぐっと減ります。登山靴とリュックなど登山に適した装備が必要になります。観光気分はここでサヨナラ!
 
登山道に入って歩いていき、時折左後ろを振り返ると眼下に姿見の池が見えます。進むにつれだんだん小さく見える池を眺めていると、「自分、頑張ってる!」と登っている実感がわいてきます。
 
 
▲歩き始めは姿見の池を左手に見ながら登っていきます。池の向こうには散策する観光客がゾロゾロと歩いています
 
 
▲しばらく登って振り返ると姿見の池が遠く離れて眼下に見えます
 
 
▲さらに登ると視界も広がり、姿見の池は風景にとけこむ小さなひとコマになっていました
 
 
9月下旬から10月上旬位にかけては眼下には一面黄色や橙色に染まる紅葉光景も眺められます。登山道は6合目・7合目と進むにつれ草木の姿があまり見られなくなり、砂利と岩の光景が続きます。
上へ登るにつれ砂利の急坂や大きな岩石が積み重なる上を乗り越えていく部分が増えていきます。両手にストックがあるほうが転倒防止にも役立ちよいかもしれません。足元注意、というより「足元かなり要注意」です。
 
 
▲尾根を進む登山道。風雨に見舞われた時は遮るものがないのでちょっと(かなり)タイヘン…
 
 
滑りやすい砂利の坂や大岩が連なる登山道を進み、8合目・9合目を過ぎていきます。
 
 
▲旭岳登山では有名な岩「金庫岩」。四角い形から命名されたとか
 
 
9合目を過ぎて左手に現れる「金庫岩」。山頂が近いことを示す目印でもあります。このすぐ近くには右手に「ニセ金庫岩」という似た形をした岩があります。ここは下山する時に道を間違えやすい場所として有名なポイント。
天候がよい時は眺めもよく快適に登れます。ただ山の天気は変わりやすく突然霧に包まれるということも。
 
 
▲白い靄(もや)に覆われた「ニセ金庫岩」付近。はみ出さないように張られたロープや道を示す看板があるものの霞んでしまっています(2013年9月11日撮影)
 
 
さらに霧が濃くなると間近にある岩すらも霞んで見えなくなります。右に見えるはずの岩に気づかず、左手にある岩を右手に見えるはずの岩と勘違いして反対側の谷底へ進んでしまい遭難…、という事件が過去度々起きた要注意ポイントです。
 
金庫岩を過ぎ、最後の難関である九十九折の急坂を登っていくと、ついに登頂!
 
 
▲山頂は比較的なだらかで意外と広々。北海道最高点を示す標識や三角点があります
 
 
天気が良い時は広大な北海道の風景を360度見渡せます。
 
 
▲まさに天空の地といった光景。西側斜面はるか下にはスタート地点の姿見の池が見え(写真下部)、視界の先には忠別湖、その先は旭川市がある上川盆地へと続きます(写真:NPO法人ねおす提供)
 
 
▲北西側に目を向けると、日本一早い紅葉と池塘(湿原の泥炭層にできる池沼)が広がる高層湿原「沼ノ平」が見えます
 
 
▲当麻乗越(とうまのっこし)付近から見た沼ノ平。9月中旬に色づきます(写真:NPO法人ねおす提供)
 
 
▲南側には忠別岳やトムラウシ山が連なり、その先は日高山脈へと続いていきます
 
 
▲東側を眺めると表大雪の山々と、はるか遠くに阿寒や知床へと続く山並みも
 
 
▲うっすら雪化粧。例年9月下旬位には初雪が降ります。年度により万年雪が各所で見られます
 
 
絶景が広がる旭岳山頂。標高2,291メートル、広い北海道の大地の中でどこよりも高いところにある場所です。
砂利と岩の山道を2時間30分頑張って歩けば、北海道ナンバー1に到達できます。
 
 
▲旭岳山頂の碑。背後には表大雪の山々
 
 
旭岳の夏山期間は、例年月中旬位から10月上旬位までの約3ヶ月半。あとの約8ヶ月少々は雪に覆われた真っ白い風景に変わります。
天候さえ恵まれれば比較的手軽に登れる旭岳。とはいえ真夏でも体感温度が0度になる場合もあるので服装や装備はしっかりと。
いつか皆さんも北海道のてっぺんに立ってみませんか?絶景が待っていますヨ。
 
 
 

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