前回、訪ねた「利尻らーめん味楽」から徒歩すぐの場所にある「利尻 島の駅 海藻の里・利尻」。島の中で最も古いとされる海産物問屋「渡辺商店」だった建物を利用した施設です。

▲築120年以上の建物です
施設内には、いすとテーブルが並ぶ「カフェ りしりに恋して」、古道具が展示される「渡辺商店タイムスリップぎゃらりー」、そして中庭に「石蔵文化ぎゃらりー 海・・・エメラルド」があります。

▲中庭に抜ける通路にある「渡辺商店タイムスリップぎゃらりー」。大正~昭和初期にかけて、実際にここで使われていた古道具を展示

▲「石蔵文化ぎゃらりー 海・・・エメラルド」。利尻町観光振興大使であり、「海藻押し葉」の産みの親である押し花作家たけだりょうさんの作品や、原子修氏の詩、町民が描いた絵などが展示されています

▲ぎゃらりー内。たけださんはその土地の素材を使った作品づくりが得意。ここに展示されている作品には、利尻昆布やウニの殻などが使われています

▲夢のコラボ!? 漫画家いがらしゆみこさんのイラストを、押し花と海藻押し葉で彩った、たけださんの作品もありました
ひと通り見終えたところで、海藻押し葉体験に挑戦。海藻押し葉体験とは、押し花のように平たく乾燥させた海藻を使って、キーホルダーなどを作る体験です。教えてくれるのは、押し花インストラクターの惣万栄子さん。材料となる花や海藻を取り、乾燥させるところから手がけています。

▲若々しく、元気いっぱいの惣万さん
こちらが体験に使うもの。左の「海藻クラフトパック」は惣万さんらの手作りです。すべて利尻産の材料です。

▲海藻と花も入っており、どれも名前が記されていて愛着が湧きます
作り方は簡単。海藻や花をはさみで入れ物の大きさに合わせてカットし、ピンセットで並べていくだけ。

▲簡単で楽しい!
じゃん! 完成しました。

▲3種類の花を並べてみました
キーホルダーの他にも、はがきやしおり作り体験ができます。
また、残った海藻や花は持って帰れるので、パウチにしたりハガキにはったり、自宅でも遊べますよ!
では、今回はここまで。次回は沓形で唯一の喫茶店へ!
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取材・文・写真/北海道Likers フォトライターFUKKO
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