秘境シリーズ~徒歩でしか行けない集落を目指して(3)

礼文島の西海岸にある宇遠内(うえんない)地区。

 

 
シリーズ1回目はここを訪ねるまでの道中を紹介し、2回目はこの集落を歩いてみた様子を紹介しました。
今回が最終回。この集落でお会いした方々を中心に紹介します。

 
集落とは反対側の海岸線を見ていると、遠くに人の姿!!

 

 
こちらの皆さん、島内にあるユースホステルの同宿者で、8時間コースというハードな長距離トレッキングルートを歩いている最中でした。
 
ここ宇遠内は、8時間コースの中継地でもあり、貴重なトイレスポットでもあります。

 

 
また同じ海のほうを眺めていると、違うグループもやってきました。

 

 
日没までの時間を計算すると、この方々が本日この地へやってくる最後の訪問者のようでした。
 
皆さんがさっき通ってきた海岸線に立ってみました。

 

 

 
 
 
集落へ戻ると、電気のお仕事の方々がこちらにお住まいの漁師のKさんと話をしていました。
この地に長年暮らすという漁師さんに、北海道Likersも話を伺いました。
 
── 現在お住まいの方々は?
Kさん:●●さんだろ、××さんだろ…6人かな。

── 冬は皆さん街に移るのでしょうか?
Kさん:他の方々はそうだけど。

── ということは、冬はKさんお1人ですか?
Kさん:ああ。

にわかに信じがたかったです。買物は漁船で南の元地地区まで行き、冬は2週間位缶詰めになってしまうこともあるのだとか。

Kさん:免許の時が大変だったな、シケで船を出せなかったから雪山歩いて峠を超えたよ、免許更新は待ってくれないから行かないわけいかないし。

── なぜそこまでしてここに?
Kさん:すっと昔から住んでいるから。ん十年。
 
 
自然と向き合い、愛すべき故郷で暮らしていらっしゃるようでした。
Kさんにお礼を言い、宇遠内を後にしました。

 

 

 

 

 

 
 
 
宇遠内。
よそ者から見ると、徒歩でしか行けないということが魅力なのかもしれません。
長い時間トレッキングをする時のオアシスでもあり、若かりし日に8時間コースで訪ねた想い出がある方もいらっしゃるかもしれません。
 
とはいえ、暮らす人にとっては秘境ではなく日常、観光地ではありません。
どこへ行くにも「お邪魔する」という気持ちを忘れてはいけないですね~。
 

問い合わせ:礼文島観光協会
http://www.rebun-island.jp/

 

シリーズ前編・その他の礼文情報はこちら

秘境シリーズ~徒歩でしか行けない集落を目指して(1)
秘境シリーズ~徒歩でしか行けない集落を目指して(2)
花ガイドと行く礼文島花畑トレッキング
礼文で究極の生ウニを食べよう!ウニむき体験♪
礼文島グルメ~生ホッケを使った蒲焼丼