花ガイドと行く礼文島花畑トレッキング

北海道北部にある礼文島。
「花の浮き島」と呼ばれるほど、花が咲き乱れる島です。
 
本州など日本国内では2,000メートル級の山々に咲く高山植物を礼文島では海抜0メートルから見ることができます。
 
花の種類はざっと300種以上!
5月から9月にかけ一気に咲き乱れていきます。

 
 
 
「礼文島は島全体が天然の冷蔵庫なんです」
 
こう語るのは、礼文島の花ガイド(フラワートレッキングガイド)、宇井さん。
 
礼文島は緯度が高いうえ四方を海に囲まれているので比較的気温が低く、海霧が日差しを和らげるため、高山植物が育ちやすい環境になるのだそうです。
これが「花の浮き島」と呼ばれる所以です。
 
7月のある日、宇井さんのご案内で礼文島の花畑をトレッキングしてきました!

 
 
 
トレッキングコースは島の南部、フラワーロードとも呼ばれる「桃岩~知床コース」です。
名前のとおり、歩いていく先にはお花がいっぱい!
礼文島内でも一番お花を目にしやすい場所とも言われています。
 
まずは駐車場から山道を歩いて上がること約5分、桃岩展望台に着きます。
ここは礼文島の西海岸にある奇岩「桃岩」を眺めるビュースポット。
訪れた時は午後だったため、方角が西側の奇岩群は残念ながら思いきり逆光…。

 

 
とはいえ、花や利尻富士など見どころは方角が違うのできれいに見えました。
桃岩に別れを告げ、トレッキングスタート!!
 
 
 
 
まずは入口に置かれたマットで靴の裏をこすりつけ、靴の裏についた泥や種子をここで落としてから先へ進みます。

 
 
 
自然を汚してはいけないという証。
これだけでちょっと清らかな心になった気分!?
 
 
トレッキングコースへ一歩足を踏み入れると、確かに汚してはいけない!と心の底から思えるような光景が続きます。
 
 
なんせ、こんな自然歩道を進んで行くんですよ~!!
ゴミなんか落としたら大変!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
「笹のところは冬になると思いっきり雪が積もるんです。逆に高山植物のところはあまり雪が積もらないんです」
 
 
島の西側斜面を中心に、風当りが強いところは雪が飛ばされて地面が凍るため、笹は根を張りにくく、寒さに強い高山植物が育ちやすいのだそうです。
(写真は西側斜面ではありません)
笹は雪深いところで雪布団にくるまっているのだとか。
 
 
 
 
時にはじっくり観察も。

 
 
 
数多く紹介頂いたお花の中で、たとえば…

 

 

 
 
 
周囲を花に囲まれ、左手前方には時折利尻富士が見え隠れし、右手後方は断崖絶壁の海岸線や奇岩が続く散策路。
 
ゆったり見ながら歩いて70~80分程度で、島の南西端にある元地灯台へ到着します。

 
 
 
高山植物のオンパレードが終わったところで一気に海霧が…
気温も下がり、一枚服をはおります。

 

 
この近辺からは遠くに、映画「北のカナリアたち」のロケ地だった場所、北のカナリアパークも見えます。
 
 
この先、丘の上から海沿いにある知床地区まで少しずつ下っていきます。
 
高山植物地帯から笹原の地帯へ入り、標高が下がるとだんだん周囲にはトドマツ林が広がります。
 
 
元地灯台から約40分。
知床地区へ到着!

 
 
 
花ガイドさんと一緒だったので、知識がないと通り過ぎてしまっていたかもしれない花々や風景も楽しめました。
ご案内頂いた宇井さんに感謝!
 
 
4月から9月までどんどん咲き変わっていく礼文島の花。
同じ場所でも2週間違えば全く雰囲気が変わるそうです。
皆さんが礼文島を訪れる時にはどんな光景が広がるでしょうか。
花の浮き島を楽しむなら間違いなくココ!と思えるステキなトレッキングコースですよ~!!

 

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