2013年07月29日 | チバタカコ

豊富町の放牧牛の牛乳でつくったジェラート。「工房レティエ」

稚内市の南に位置する豊富町。その町の5件の農家が共同出資し、牛乳の生産から加工・製造・販売までを一貫して手がけるというシステムで、2000年から活動をしているのが「工房レティエ」です。


豊富町 グルメ 工房レティエ ジェラート▲「レティエ」とは、フランス語で「小さな乳製品の加工屋さん」という意味


代表で自らも酪農を営む久世薫嗣さんに話を伺いました。
「私は兵庫県で長年牛乳関係の仕事に携わっていました。放牧して飼育する牛の牛乳にずっとこだわっていたのですが、放牧牛がだんだん少なくなってきた頃から『自分でやりたい!』と思いはじめ、平成元年に北海道に移り住んだのが始まりです」。

「久世牧場」では、広大な草地で牛が自由気ままに草を食んでいます。
久世さんによると「豊富町はサロベツ原野と宗谷丘陵をかかえる壮大な酪農地帯で、大規模な草地で牛を放牧しています。放牧牛とそうでない牛とでは、牛乳の味が全く違うんですよ。豊富の牛乳は甘ったるくなく、さらっとしているのが特徴です」とのこと。

その放牧牛の牛乳を使い、「工房レティエ」では、チーズとジェラートをつくっています。今回ご紹介するのは、ジェラート。


豊富町 グルメ 工房レティエ ジェラート


子供が安心して食べることができる本当のアイスクリームをつくりたいという思いから始めたそうです。「赤ちゃんが最初に食べるアイスが、うちのアイスなら嬉しい。最初の味は、一生覚えているものですから」と久世さん。

「工房レティエ」のジェラートは、豊富産の牛乳、そこからつくった生クリーム、そしてビート糖を極力少な目にし、平飼いの有精卵の卵の黄身だけでつくります。取材時は、6種類の味がありました(季節で変わることがあります)。


豊富町 グルメ 工房レティエ ジェラート▲取材時は、ミルク、パンプキン、あずき、ハスカップ、よもぎ、フレンチバニラがありました。今頃は、木いちごが出ているはず


豊富町 グルメ 工房レティエ ジェラート▲久世さんの長女で、店長の西崎歩さん。満面の笑顔で「どうぞ!」と出されると、ついついつられて、こちらもニッコリ「ありがとう!」


シンプルなミルク味を一口食べると、ストレートな牛乳の味と香り。そして、なめらかに、すーっと喉を通ります。こんなにも素直な牛乳味のジェラートは、食べたことがありません!そして、たいていソフトクリームやアイスクリームを食べると、後から喉が渇くことが多いのですが、素材がサラリとしているからか、食べても喉が渇きません。


豊富町 グルメ 工房レティエ ジェラート▲ミルクとあずきのダブル。別々に食べてもおいしいし、ちょっと混ぜてもおいしい


「うちのお客さんは、口コミやリピーターさんが多いですね。2010年からカフェもオープンし、チーズの食べ方なども提案しています。ちょっとわかりづらいところですが、わざわざここまで来て食べて欲しいのには、『この風景もセット』という意味もあるんですよ」(久世さん談)。


豊富町 グルメ 工房レティエ ジェラート▲大きな樹木に囲まれた道路を走っていると、突然現れます。赤くて小さなかわいい建物です


看板を見落とすと行き過ぎてしまいそうな、小さな小さな工房です。しかし、地元の酪農家たちが、自分たちで育てた牛、自分たちでしぼった牛乳で、丁寧に、手間暇かけてつくっているチーズやジェラートは、ここならでは!ぜひ、現地まで足を運んで、一度は食べてもらいたい逸品です。

今回はジェラートを紹介しましたが、ラクレットやモッツァレラなど様々なチーズもつくっているので、HPものぞいてみてくださいね。

\食べたい!食べるべき!と思ったら「なまらいいね!」/

この記事をSNSでシェアしよう!
  • 豊富町の放牧牛の牛乳でつくったジェラート。「工房レティエ」
  • Google+

FacebookのIDを利用して、北海道Likersへ登録します。

北海道Likersは、北海道を愛する皆さんと北海道を盛り上げるコミュニティです。

  • 利用規約に同意の上ご登録ください。
  • FacebookのIDで簡単に登録できます。登録は無料です。
  • Facebookに設定しているメールアドレスを登録します。お客様のメールアドレスは、北海道Likers運営からの連絡に利用いたします。
Title
Close