健康に育てて、おいしいお肉へ。「やまき牧場のバナナ牛」/大樹町

「おやつだよ〜、バナナだよ〜」。声がかかると、人懐っこい目をした牛たちが、のっそりのっそりと近づいてきました。
ここは、十勝・大樹町にあるやまき牧場。八巻春美さんと昌子さんご夫妻が、40頭の肉牛を育てています。







やまき牧場の牛たちは、大樹のおいしい水を飲み、エサとたっぷりの牧草、そして毎日おやつにバナナを食べています。

なぜ、バナナ? 昌子さんが教えてくれました。

「酪農関係の雑誌で、バナナは自己免疫力を高める効果がある、子牛にいいよ、という記事を読んだり、ストレスを軽減すると聞いたことがきっかけです。健康な牛を育てたいという思いがあって、それで、信じてあげてみることにしました。2004年からずっと与えています」。
子牛の頃から毎日手で与えることで人に慣れ、また、1頭1頭見ていくので、体調に変化があったら早く気づくこともできるそうです。








牧場では約2年間、牛を育てます。肥育期間は短いそうですが「健康なうちに製品に」と、やまき牧場では考えているのです。
牛の肉は「バナナ牛」と名付けられ、同じ十勝管内・清水町の工場で加工されて牧場に戻ってきます。製品は、ハンバーグ、ヒレ・ロースステーキ、焼肉やしゃぶしゃぶ用などいろいろ。いただきましたが、柔らかく、脂っこくなく、飽きずにたくさん食べられるおいしいお肉でした。おすすめです!








「肉になってもらった牛のためにも、たくさんの人に食べてもらいたいと思っています」と昌子さん。また、春美さんは「健康に丈夫に育てた牛を食べてもらって、おいしかったよ、と言ってもらえるのが一番うれしいこと。また頑張ろうって力がわきます」と話してくれました。





2013年夏、やまき牧場で食事ができるようになるそうです。「バナナ牛」は牧場で直売しているほか、地方発送にも対応してくれます。ぜひぜひ、食べてみてください!



 
※2013年5月下旬取材