1年に1週間だけの一般開放!北海道開拓時代の大豪邸「旧遠藤又兵衛邸」

平成7年に「第8回小樽市都市景観賞」を受賞した旧遠藤又兵衛邸。
白い洋風の壁に並んで書院造りの漆喰白壁が続き、明治開国当時の近代邸宅の流行がうかがえます。
 
 

 
遠藤又兵衛氏は、秋田県出身で静岡県の海産商として小樽に買い付けに来たのが出会いの始まりで、海産物商として小樽商業会議所の1人として小樽発展の歴史とともに人生を歩まれた商人です。

 
 
 
本州より材木を取り寄せ、釘を使わずに3年の歳月をかけて作られた大豪邸に入って、一番に目を引くのが白の応接室です。
絢爛豪華な装飾を施さずに、シンプルにデザインされた洋室は品の良い上質な空間です。
 
 
 
 
明治35年に388坪という広さの土地に建立された邸宅も昭和59年に老朽化により、裏手にあった蔵や広間は取り壊されました。
現在は邸宅の正面部分(171m2)と応接室と和室2室のみが当時のまま現存してます。

 
 
 
取り壊された邸宅の瓦屋根に飾られていた、鷹や金色に輝く四菱(遠藤家の家紋)の鬼瓦などは邸内に展示されており、当時の重厚な門や塀の様子がうかがえます。
 
 
 
 
旧遠藤又兵衛邸の近くに歩道橋があります。
そこに上ると邸宅の全景が見て取れます。近代的な町並みのなかに昔の面影を残した一軒の邸宅。
そして彼方に小樽港を眺めながら、開拓時代を想像してみるのも楽しみ方の一つかもしれません。