「北海幹線用水路」空知地域:北海道遺産シリーズ(15)

赤平市から南幌町まで延長約80㎞にもおよぶ北海幹線用水路は、農業専用では日本でもっとも長いもの。
赤平市、砂川市、奈井江町、美唄市、三笠市、岩見沢市、南幌町の5市2町の農地に豊かな水を供給し、
北海道の穀倉を支える大事な役割を果たしています。
 

 
その歴史は古く、明治期にさかのぼります。
最初に計画が立てられたのが1909(明治42)年でしたが、第一次世界大戦の影響を受けて実現しませんでした。
大正初期にも関東大震災のあおりでまた延期、ようやく1924(大正13)年から工事がはじまり、
1929(昭和4)年に完成しました。
 

 
市街地や住宅地を通る部分は用水路にふたをして、上を親水公園や広場として整備するなどの工夫もされ、
夏の暑い時期には親子連れなどでにぎわっています。
 

 
また、北海土地改良区(水土里ネットほっかい)が中心となって、用水路を一般にも広く知ってもらおうと、
施設の見学会や、地域の人たちの参加のもと植樹などの幹線沿いの景観づくり、ウォーキングイベントなどが行われています。
 

 

 


一般の人にはなじみがうすいかもしれない北海幹線用水路ですが、北海道の農業にとっては、不可欠なものであり、
地域の暮らしを支える大切な遺産といえるでしょう。
水土里ネットほっかいのホームページでは、北海幹線用水路の歩みや、主な施設の様子など、
用水路について詳しく知ることができますよ。ぜひご覧ください。

 

関連リンク

北海幹線用水路のWebサイト(北海土地改良区)

 

北海道遺産

・Webサイト http://www.hokkaidoisan.org/
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