北海道情報サイト「北海道ライカーズ」北海道情報サイト「北海道ライカーズ」

what likers

Icon search探す

公開 | nobuカワシマ

霧多布湿原の雄大な自然をゆったり体感できるペンションポーチ


浜中町にある霧多布湿原は、太平洋に面する日本有数の湿原。ラムサール条約登録湿地です。湿原の魅力をゆったり体感するなら、ペンションポーチを拠点にしてみてはいかが?目の前に湿原が広がる宿で、大自然を体感できるエコツアーも楽しめます。

 

目次

・霧多布湿原が目の前に広がる宿
・湿原に魅せられ宿を開いた元昆布漁師の瓜田さん
・霧多布湿原ナショナルトラストも立ち上げる
・歩くスキーやカヌー体験、無人島上陸などエコツアーもおすすめ


 

霧多布湿原が目の前に広がる宿

ペンションポーチは、霧多布湿原と太平洋の間にある宿。
宿の玄関からは無人島が浮かぶ海が見え、宿の裏手には雄大な湿原が広がります。

 
窓の外に広がる雄大な風景は感動モノ!▲窓の外に広がる雄大な風景は感動モノ!


道東の観光拠点、釧路市からは車で約1時間30分、
本土最東端の根室市にある納沙布岬までも同じく1時間30分程度で行くことができます。
最東端の旅をする際の中継地点としても便利な立地です。

客室は湿原を見渡せるツインルーム3部屋と、
太平洋を望むシングルルーム1部屋の計4室。
バス・トイレは室内にはありませんが、
ゆったり快適に過ごすことができ、居心地がよい客室です。

 



冷蔵庫もあり。電源コンセントが室内各所に多数あるので各種充電には困りません ▲冷蔵庫もあり。電源コンセントが室内各所に多数あるので各種充電には困りません

 

湿原に魅せられ宿を開いた元昆布漁師の瓜田さん

宿のオーナーは、地元の昆布漁家に生まれ育った瓜田勝也さん。

 
瓜田勝也さん▲瓜田勝也さん


若い頃は家業を継ぎ昆布漁師をしていましたが、
周囲の反対を押し切り1986(昭和61)年に漁師を辞めて
この地にペンションポーチを開きました。

きっかけは、
1983(昭和58)年に東京から移住し喫茶店を開いた人と出会ったこと。

瓜田さんにとって、霧多布湿原は幼少時代からの遊び場。
東京からやってきた移住者を湿原へ案内したところ、
湿原内には空き缶などのゴミが散乱していて、
紹介するのも恥ずかしくなるほど荒廃していたことに衝撃を受けました。

 
湿原を散策しながら瓜田さんにお話しを聞きました▲湿原を散策しながら瓜田さんに話をうかがいました


「霧多布湿原の自然保護と情報発信が必要」

この時、そう感じたそうです。

改めて気づいた霧多布湿原の魅力。
この地域の自然を守り、紹介したいという想いにかられ、
情報発信の場としてペンションポーチを開業しました。

 



ちなみにポーチ(PORCH)とは、玄関先にある屋根付きの部分のこと。
霧多布湿原の玄関という意味合いです。

 

霧多布湿原ナショナルトラストも立ち上げる

ペンションポーチが開業した頃、
霧多布湿原の自然保護のためのボランティア組織「霧多布湿原ファンクラブ」が発足。
その後2000(平成12)年に、
湿原内の民有地を買い上げ保存するナショナルトラスト運動のNPOを立ち上げました。

「未来の子どもたちに霧多布湿原の自然を残し、美しさを伝えていくために湿原を買いたい」

瓜田さんをはじめNPOの面々は地主一人ひとりに熱意を伝え、
民有地の買い上げを進めているそうです。

 
湿原の奥へと延びる全長500mの琵琶瀬(びわせ)木道▲湿原の奥へと延びる全長500mの琵琶瀬(びわせ)木道


さらなる情報発信とナショナルトラスト運動の拠点として、
ペンションポーチの隣にインフォメーションセンターができ、
湿原を親しむことができる木道も整備されました。

湿原もインフォメーションセンターも木道も、ペンションポーチのすぐ目の前。
宿泊すれば、日中はもちろん夕暮れ時や朝もやが立ちこめる早朝の散策も楽しめます。

 
霧多布湿原に沈む夕陽。最高のロケーションです▲霧多布湿原に沈む夕陽。最高のロケーションです

 

カヌー体験や無人島上陸などエコツアーもおすすめ

ペンションポーチでは宿泊者向けに毎晩、
夕食後に「霧多布の四季」のスライド上映会を行い、湿原や周囲の魅力を紹介しています。

 
ある日の夕食の一部。宿の食事は極力地元の食材にこだわったオリジナル料理で、魚介類を中心とした和洋折衷のコース料理、朝食は和定食を味わえます▲ある日の夕食の一部。宿の食事は極力地元の食材にこだわったオリジナル料理で、魚介類を中心とした和洋折衷のコース料理、朝食は和定食を味わえます

 
窓の外に広がる湿原風景を見ながら朝食を楽しめます▲窓の外に広がる湿原風景を見ながら朝食を楽しめます

 
窓の外に広がる湿原風景を見ながら朝食を楽しめます▲室内には望遠鏡もあります。運がよければ野鳥や野生動物を発見できるかも!?


さらに、身近に自然を体感することができるエコツアーも開催。

春から秋にかけては、
湿原内の川を下るカヌー体験や、太平洋に浮かぶ無人島ケンボッキ島への上陸ツアーなどを実施。
冬は雪に覆われた湿原を歩くスキーツアーを楽しめます。

 
春から夏にかけては緑色に染まる湿原と彩を添える花々の風景を木道から楽しめます▲春から夏にかけては緑色に染まる湿原と彩を添える花々の風景を木道から楽しめます

 
浜中町の沖合に浮かぶケンボッキ島からの眺め。海の向こうの陸地が北海道本土です▲浜中町の沖合に浮かぶケンボッキ島からの眺め。海の向こうの陸地が北海道本土です


木道をふらりと散策するのも気持ちよいのですが、
地元の歴史と自然に精通した人に教えてもらいながら楽しめるアクティビティは
知的好奇心も満たされ充実感いっぱい!

 



霧多布湿原の魅力にハマった人の多くは、次訪れる時は何日も連泊していく、と瓜田さんは言います。
リピーターの多くはここでのんびりと過ごし、
湿原を散策したりカヌーに乗ったり、
時にはここを拠点に周辺の観光地へ出かけることもあるそうです。

この宿へ滞在していると、身近に自然がある暮らしの豊かさと価値を感じます。
霧多布湿原の魅力をゆったり体感しに行ってみませんか?
この記事をSNSでシェアしよう!
  • 霧多布湿原の雄大な自然をゆったり体感できるペンションポーチ
Title
Close