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公開 | チバタカコ

創業明治38年、池田駅の駅弁「親子弁当」と「ステーキ弁当」

十勝池田町の駅弁「親子弁当」と「ステーキ弁当」

 
道内旅行や出張で、札幌~池田~釧路をJRで移動する時は、池田駅で「親子弁当」か「ステーキ弁当」をぜひ!特に、池田駅の駅弁として100年以上愛されてきた「親子弁当」は、おいしくて、どこか懐かしくて、心がほっこりします。

 

十勝池田町で100年以上愛されている
駅弁「親子弁当」

JRで道内を移動する時、名物駅弁があると旅気分はより一層盛り上がるというもの。
 
例えば、札幌~室蘭~函館間の長万部(おしゃまんべ)駅の「かにめし弁当」や森駅の「いかめし」などは、全国各地の北海道物産展や駅弁フェアなどでも大人気です。
 
今回、北海道Likersがおすすめしたい駅弁は、明治38(1905)年から十勝池田町で愛されている駅弁「親子弁当」です。
 

池田駅の「親子弁当」▲池田駅の「親子弁当」648円(税込み)
 

「親子弁当」を製造販売しているのは、JR「池田」駅前にあるレストランよねくら。
先日、北海道Likersで紹介した「バナナ饅頭をつくっているところです。
 
 
JR「池田」駅前にあるレストランよねくら店内▲JR「池田」駅前にあるレストランよねくら店内
 

池田駅の誕生は明治37(1904)年、「親子弁当」はその翌年から駅構内の立売りでスタートしました。
 
立売りを始めると、「親子弁当」はたちまち大人気駅弁になりました。
 
「『親子弁当』は、鶏を薄くスライスして甘辛く味付けし、炒り卵と一緒にご飯にのせたシンプルな弁当です。創業当時、一番手に入りやすい材料だったのだと思います」と語ってくれたのは、レストランよねくらの米倉寛之さん。
 

レストランよねくらの米倉寛之さん▲レストランよねくらの米倉寛之さん。創業者から数えて4代目。「他に浮気をせずにこれだけをつくってきたから、今でも親子弁当は人気なのかもしれませんね」
 
 
現在の「親子弁当」は、ご飯は道産のななつぼし、鶏は中札内産と、道産食材を使っていますが、つくり方や味付けは創業当時から変わっていないそうです。

 
池田町の親子弁当アップ▲ご飯は結構びっしり入っているので、ボリュームも満点。かなり食べ応えがあります
 

道産子は、赤飯に甘納豆を入れたり、茶わん蒸しに栗の甘露煮を入れたり、アメリカンドッグに砂糖をかけて食べたりと、昔から甘口傾向にあったせいか、鶏の味は、想像以上に甘口です。

ただし、単に甘いのではなく、ちゃんとしょっぱさもある、濃い目の味付けがポイント。

甘辛い鶏の味が濃いので、炒り卵がいい塩梅に濃さを和らげてくれます。
 
これは、白いご飯がすすむ!
 

十勝池田町の親子弁当と包装紙
 
 
味といい、レトロ感漂う包装紙といい、おいしいだけではなく歴史を感じながら楽しめる駅弁です。
 
 
 

ワイン城とともに誕生した
「牛のワイン漬けステーキ弁当」

昭和49(1974)年、池田町に「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」のワイン城が完成した時に誕生したのが、「牛のワイン漬けステーキ弁当」です。


池田町のワイン城▲池田町のワイン城
 

池田駅の駅弁として「親子弁当」と肩を並べる人気駅弁に成長しました。
 

池田駅の「牛のワイン漬けステーキ弁当」▲池田駅の「牛のワイン漬けステーキ弁当」1,080円(税込み)。箱には、ワイン城のイラストが描かれています

 
これはもう、見たまんま!
 
ふたを開けた瞬間、誰もが「きゃー!」と叫びたくなるくらい豪華です。
 
 
池田駅の「牛のワイン漬けステーキ弁当」の内容▲大ぶりなステーキがゴロリ。使用している牛肉は、道産牛
 

池田駅の「牛のワイン漬けステーキ弁当」の道産牛▲さすが洋食レストランがつくるステーキです。焼き加減も絶妙!
 
 
ワインに漬けた道産牛は、程よい柔らかさ。
肉を一口かじり、もくもぐとかみしめていると肉のうま味が、じゅわじゅわ口の中に広がり、そこにご飯をかきこみ、さらにもぐもぐ。
 
う、美味い…と思わず目を閉じ、動きが一瞬止まる…。
 
洋食レストランならではの弁当のおかげで、心もお腹もリッチな気分になれます。
 
 

池田駅の駅弁を食べるには、
どうしたらいいのか

いま、JR「池田」駅構内に売店はありません。もちろん、ホームで弁当の立売りもありません。
また、レストランよねくらは、道内外の北海道物産展や駅弁フェアにも出展していません。
 
では、どうすれば「親子弁当」と「ステーキ弁当」が食べられるのか。
 
基本的に、池田町のレストランよねくらへ行けば、両方ともいつでも購入可能。「親子弁当」はいま、駅弁でというよりは、町内の人たちの利用が大変多いそうです。
 
池田駅から出発する場合、JRの出発時間に合わせて予め予約をしておくと、できたてを受け取ることができます。
 
また、店内のメニューにある「特製親子セット(サラダ、茶わん蒸し付き)」(840円・税込み)と「とり丼」(756円・税込み)は、「親子弁当」と同じものなので、時間に余裕がある時は店内で食べる、というのも手です。
 

JR「池田」駅前にあるレストランよねくら▲JR「池田」駅前にあるレストランよねくら
 

そして、列車に乗ったまま池田駅で手に入れたい場合は、予め予約をしておくと、レストランよねくらの営業時間内であれば「ステーキ弁当」のみ購入可能です。
 
ただし、受け取りができる車両が決まっているので、乗車している人は、その車両のドアのところで待機。
そして、池田駅は停車時間がとても短いので、スムーズにやり取りができるよう、お弁当代はおつりのないように準備をしてください。
 
 

関連リンク

「よねくら」公式HP
池田町観光協会
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