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公開 | nobuカワシマ

ぐるり北海道一周【14】カムイワッカ湯の滝→相泊橋:世界自然遺産・知床の最奥地を巡る




北海道の海岸線沿いをぐるりと一周する連載企画の第14回目。
今回は世界自然遺産・知床の端っこ、最奥地を巡ります。

海岸線を行く連載企画ですが、今回走るところは大半が山の中。
なぜなら、知床半島の先端部には道路がなく周遊できないからです。

車で行くことができる知床半島の斜里町側の最先端、カムイワッカ湯の滝を起点に、
知床峠を越えて羅臼町側の最先端、相泊橋まで進みます。
途中、山奥の一軒宿「ホテル地の涯(ちのはて)」と、
地元の方々で賑わう温泉「熊の湯」にも立ち寄り、知床の秘湯も楽しみます。

 

目次

・ぐるり北海道一周について
・ルート紹介:斜里町 カムイワッカ湯の滝 → 羅臼町 相泊橋
・カムイワッカ湯の滝 → ホテル地の涯 : 知床の山奥の果てに佇む一軒宿へ
・ホテル地の涯 → 知床峠 : 絶景ドライブを楽しめる知床横断道路
・知床峠 → 熊の湯 : ステキな秘湯を無料で♪地元の方に感謝!
・熊の湯 → 相泊橋 : 国後島を横目に羅臼町の端っこへ



熊の湯。最高にいい湯♪▲熊の湯。最高にいい湯♪

 

ぐるり北海道一周について

北海道の海岸線沿いを時計回りで巡り、
キレイな風景、美味しいグルメ、素敵な人たちとの出会いを楽しみつつ、
ゆるりとドライブします。

この企画での基本ルールは以下とします。

・基本ルートは海岸線沿いの国道もしくは道道
・都市部や岬付近などは市町村道も利用
 ただし、生活道路や私道と思われるルートは通らない
・北海道本土のみ走行(離島のみなさん、すみません…!)
・景色を楽しめるよう、走る時間は日の出から日没まで
・取材の都合、一周を数回に分けてレンタカーで訪問


 

ルート紹介:斜里町 カムイワッカ湯の滝 → 羅臼町 相泊橋



▲今回のルートはこちら(Google My Maps)▲今回のルートはこちら(Google My Maps)


ルート紹介:斜里町 カムイワッカ湯の滝 → 羅臼町 相泊橋
走行距離 約77km
所要時間 約2時間5分(途中の休憩や観光時間を除く)


詳細のルートマップはこちらをクリック
ぐるり北海道一周【11】~
ぐるり北海道一周【1】~【10】

前回の記事はこちら
ぐるり北海道一周【13】天に続く道→カムイワッカ湯の滝:エゾシカ注意!?知床の大自然を満喫


ぐるり北海道一周、ここまで通りました!(Google My Maps)▲ぐるり北海道一周、ここまで通りました!(Google My Maps)

 

カムイワッカ湯の滝 → ホテル地の涯 : 知床の山奥の果てに佇む一軒宿へ

カムイワッカ湯の滝 → ホテル地の涯
走行距離 約18km
所要時間 約40分



今回のスタート地点は知床半島の斜里町側の最奥地、「カムイワッカ湯の滝」▲今回のスタート地点は知床半島の斜里町側の最奥地、「カムイワッカ湯の滝」


カムイワッカ湯の滝は川全体が温泉という珍しいスポット。
温泉といっても入浴するにはちょっと温度が低いので、
ここでは足湯をしたり手湯をしたりしながら大自然の雰囲気を楽しみます。


○北海道Likersで紹介したこちらの記事も参考に!
プチ探検気分を楽しもう!知床・カムイワッカ湯の滝

とはいえ日没が迫っていたこともあり、ヒグマなどの遭遇を避けるためにも長居は禁物。
軽く楽しんだら、この地を後にしました。


道路はここで行き止まりなので、来た道を戻ります▲道路はここで行き止まりなので、来た道を戻ります


野生動物が飛び出してこないかとヒヤヒヤしながら、夕暮れのダート道を進みます。

 
行きと同様、帰りもエゾシカと頻繁に遭遇しました▲行きと同様、帰りもエゾシカと頻繁に遭遇しました


30分以上走り、やっと知床五湖付近で舗装路となりほっとひと息。
知床観光の拠点、ウトロ地区方面へと車を進めますが、途中で左折。
山の中へ4kmほど進んだ突き当りにある一軒宿「ホテル地の涯」で宿泊します。

 
まわりはホテル以外何もなし!深い森の中、外の世界と隔離されたかのような環境にあります(写真提供:ホテル地の涯)▲まわりはホテル以外何もなし!深い森の中、外の世界と隔離されたかのような環境にあります(写真提供:ホテル地の涯)


世界自然遺産の登録地の中にある山奥の温泉宿で、携帯電話は一部を除き圏外。
秘境ムードたっぷり!

 
原生林に囲まれた庭園露天風呂。もちろん源泉かけ流しです(写真提供:ホテル地の涯)▲原生林に囲まれた庭園露天風呂。もちろん源泉かけ流しです(写真提供:ホテル地の涯)


これぞ秘湯の宿。
知床の山奥でゆったり快適に、非日常の一夜を過ごしました。

○どんな宿か気になる方はこちらをチェック!
知床の奥地、世界自然遺産の中に建つ一軒宿「ホテル地の涯」

 

ホテル地の涯 → 知床峠 : 絶景ドライブを楽しめる知床横断道路

ホテル地の涯 → 知床峠
走行距離 約18km
所要時間 約30分


目が覚めると、本日は晴天なり!
気持ちのいいドライブが楽しめそうです。

ホテル地の涯を後にし、知床半島の真ん中を縦断する知床横断道路の知床峠を目指します。

 
ホテル地の涯を出て木々に囲まれた細い舗装路を進みます▲ホテル地の涯を出て木々に囲まれた細い舗装路を進みます


来た道を戻るようにウトロ地区方面へと進み、
知床自然センター付近で国道334号にぶつかります。

右折すると今まで通ってきたウトロ地区方面ですが、
知床峠や羅臼町方面へ向かい左折。

 
国道334号の知床峠一帯は知床横断道路と呼ばれています▲国道334号の知床峠一帯は知床横断道路と呼ばれています


ウトロ地区へ別れを告げるかのごとく、山をぐんぐん登っていきます。

 
ミラー越しにウトロ地区のオホーツク海がちらり▲ミラー越しにウトロ地区のオホーツク海がちらり


標高が上がると周囲に高い木がなくなり視界も良好!
なかなか快適なドライブルートです。

 
標高が高くなると、知床連山の名峰の一つ、羅臼岳が目の前に迫ってきました▲標高が高くなると、知床連山の名峰の一つ、羅臼岳が目の前に迫ってきました


坂道を登りきると知床峠に到着。
知床半島のど真ん中にある峠で、ここから先は羅臼町になります。

 
駐車場へ到着した時は、羅臼岳の山頂付近だけ雲隠れ…▲駐車場へ到着した時は、羅臼岳の山頂付近だけ雲隠れ…

 
到着して10分くらいしたら、多少日陰はあるものの雲が切れて山の姿がスッキリと!▲到着して10分くらいしたら、多少日陰はあるものの雲が切れて山の姿がスッキリと!


天候に恵まれれば、目の前にそびえる羅臼岳の雄姿のほか、
羅臼町側の眼下には国後島も見える絶景の峠。

気分爽快!

 
海の向こうに国後島がくっきりと!▲海の向こうに国後島がくっきりと!


○北海道Likersで紹介したこちらの記事も参考に!
羅臼岳と国後島を眺める絶景ドライブ~知床峠にて~
 


知床峠 → 熊の湯 : ステキな秘湯を無料で♪地元の方に感謝!

知床峠 → 熊の湯
走行距離 約13km
所要時間 約20分


知床峠を出発すると、ひたすら下り坂が続きます。
カーブも多く、遠くに見える国後島が右に見えたり左に見えたり、正面に見えることもあります。

ホントに絶景のドライブルート!
とはいえ坂道とカーブが続くのでよそ見注意で…。

 






山の上から山裾まで下ると、いつの間にか周囲は木々に囲まれた森林地帯に。
羅臼川の沢沿いを下る途中、右手に湯けむりが上がっているのが見えてきました。

ほどなくして右手に見える駐車スペースへ車を停め、湯けむりの元へ行ってみます。

 
羅臼川にかかる人道橋を渡り、その先にある木道の坂を下ったところに建物があります▲羅臼川にかかる人道橋を渡り、その先にある木道の坂を下ったところに建物があります


ここは羅臼川のほとりにある秘湯「熊の湯」。
地元の愛好家の方々が管理をしている露天風呂の温泉で、利用料はなんと無料。

漁師さんをはじめ地元の方に人気のスポットですが、
観光スポットとしても有名で、夏などは大勢の観光客がやってきます。

 
男女別で露天風呂と着替えスペースがあります。こちらは男性用▲男女別で露天風呂と着替えスペースがあります。こちらは男性用


※地元の方々の了解を得て撮影させてもらいました。

内湯も洗い場もない簡素な造りですが、
毎朝清掃されていることもあり、秋なのに落ち葉もほとんどないくらいキレイです。

 
白濁したいい湯!これが無料なんて、とっても贅沢♪▲白濁したいい湯!これが無料なんて、とっても贅沢♪


備え付けの桶で湯をくみ、浴槽の外で身体を流して洗ったら、いざ入浴!

「あつ~!」

ちょっと高温かも…。
身体が冷えていたので余計にそう感じたのかもしれません。

少しずつ、少しずつ浸かっていき、なんとか肩まで入りました。

 
入ってしまえば身体が慣れていい感じ♪極楽極楽(^^)▲入ってしまえば身体が慣れていい感じ♪極楽極楽(^^)


身体ポカポカ、額に汗がじんわりと。
いい湯、いただきました!
維持管理されている地元の方々に感謝。

 

熊の湯 → 相泊橋 : 国後島を横目に羅臼の端っこへ

熊の湯 → 相泊橋
走行距離 約28km
所要時間 約35分


熊の湯を出て再び車へ。
数分走ると羅臼町の街中へ入りました。
山の中の風景はこれで終わり。これからは海辺を走ります。

住宅や商店が並ぶ中を進み、突き当りを左折。
知床半島の先端方面へ向けて、車で行けるところまで進みます。

 
右手に海を眺めながら進みます。右前方には海の向こうに浮かぶ国後島が見えます▲右手に海を眺めながら進みます。右前方には海の向こうに浮かぶ国後島が見えます


北海道の海岸線を時計回りに一周すると、基本的に車窓の左に海が見えるのですが、
知床半島はぐるりと一周できないので、ここでは車窓の右に海が見えます。

ちょっと不思議な感覚。

 
この道の終点、相泊地区まであと21km。まだまだ走ります▲この道の終点、相泊地区まであと21km。まだまだ走ります


山の中をアップダウンする区間が多い斜里町側の道路と異なり、
羅臼町側の道路はほとんど海沿い。

海の向こうに見える国後島をはじめ、海岸沿いの奇岩などの景勝地も眺められます。

 
天狗の鼻のような形の岩が海から突き出た「天狗岩」▲天狗の鼻のような形の岩が海から突き出た「天狗岩」

 
「熊岩」という崖にそびえ立つ大きな岩。沖から見ると熊に見えるそうです▲「熊岩」という崖にそびえ立つ大きな岩。沖から見ると熊に見えるそうです

 
道路沿いに見事な滝!「セセキの滝」といい、セセキとはアイヌ語で温泉を意味するそうです▲道路沿いに見事な滝!「セセキの滝」といい、セセキとはアイヌ語で温泉を意味するそうです


セセキの滝まで来ると終着点まであと少し。
数分走ると相泊地区に入ります。

道路沿いに住宅が並び右手に小さな港が見えてきました。
すると、突如目の前に「この先行き止まり」と書かれた大きな看板が。

 
相泊橋の両脇に大きな看板が掲げられています▲相泊橋の両脇に大きな看板が掲げられています


ここが知床半島の最奥地。
この先は、車道はおろか散策路などもないので、
一般の人が知床岬方面へ向かうことはできません。

 
橋を渡ったところには、この先へ行こうとする人たちへの注意喚起を促す看板があります▲橋を渡ったところには、この先へ行こうとする人たちへの注意喚起を促す看板があります


知床半島の斜里町側の端っこと羅臼町側の端っこを制覇!

今回はここまで。
次回は、相泊橋から国後島を左手に眺めながらひたすらシーサイドドライブ。
羅臼町内や標津町内を通り、海に突き出た細長い砂州の野付半島の先っぽまで進みます。
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