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公開 | nobuカワシマ

知床の奥地、世界自然遺産の中に建つ一軒宿「ホテル地の涯」


 

「これぞ秘境!」
知床の山奥にある「ホテル地の涯(ちのはて)」へ訪れた人はきっと誰もがそう感じるはず。

世界自然遺産の登録地の中にある貴重な一軒宿で、温泉も自噴。
原生林に囲まれた庭園露天風呂で秘湯に浸かりませんか?

 

目次

・知床の奥地、野生動物のすみかに建つホテル
・原生林に囲まれた庭園露天風呂で源泉かけ流しの湯を
・細部にこだわる寛ぎの空間
・ジビエも登場!心温まる食事を堪能
・知床観光や羅臼岳登山の拠点に


 

知床の奥地、野生動物のすみかに建つホテル

ホテルホテル地の涯がある場所は、知床奥地の岩尾別温泉。
知床観光の拠点、ウトロ地区から定番観光スポットの知床五湖へ向かう途中に岩尾別温泉へ向かう道路と分岐点があります。

 
分岐点はこの看板が目印▲分岐点はこの看板が目印


この付近は世界自然遺産に登録されているエリア。
周囲には建物などは一切なく、周囲360度に大自然が広がります。

 
分岐点からは道幅が細くなり、山の中、奥へ奥へと進んでいきます▲分岐点からは道幅が細くなり、山の中、奥へ奥へと進んでいきます


道路沿いにキタキツネやエゾシカが現れるのは珍しくない、というよりむしろあたりまえ。
時にはヒグマが道路を横断することも。

 
いつ、どこから野生動物が飛び出すかわからないので、運転は慎重に▲いつ、どこから野生動物が飛び出すかわからないので、運転は慎重に…


大自然のド真ん中、野生動物のすみかにお邪魔したのだなと感じます。

うっそうと茂る原生林の中を進むと、
森の中に忽然と建物が現れました。
ここが、ホテル地の涯。
分岐点から車で約10分、ウトロ地区からは約20分で到着します。

 
夜になるとホテルの照明以外、あかりがなく真っ暗闇になります▲夜になるとホテルの照明以外、あかりがなく真っ暗闇になります


まわりにホテル以外の建物はありません。
電線もありません。

電気は自家発電でまかない、川の水を浄化して飲料水を確保しています。
携帯電話はauの4Gのみ通じますが、それ以外は圏外(2018年秋現在)。

深い深い森の中に佇む一軒宿。
現代社会と隔絶されたかのような、秘境ムードたっぷりのロケーションです。

 

原生林に囲まれた庭園露天風呂で源泉かけ流しの湯を

ホテル地の涯は、原生林に囲まれた庭園露天風呂で楽しめる温泉が有名。
山奥に湧く温泉、もちろん源泉かけ流しです。

昭和時代中期に開拓民が山奥へ分け入り発見したと言われている温泉で、
それをきっかけに1962(昭和37)年にホテル地の涯が誕生しました。

 
庭園露天風呂には浴槽が2つあります▲庭園露天風呂には浴槽が2つあります


男女別の内湯があるほか、混浴の庭園露天風呂があります。
近年リニューアルしたのに伴い、
庭園露天風呂では湯あみ着(無料レンタル)を着用して入浴することになりました。

混浴だと異性の目が気になって落ち着いて入浴できない、という不安もこれで解消!
気兼ねなく、庭園露天風呂で大自然の雰囲気を存分に楽しみましょう。

 
内湯の湯船に注がれている湯ももちろん温泉です▲内湯の湯船に注がれている湯ももちろん温泉です


ホテルの敷地内から自噴している温泉。
湯はやや青みがかった薄い白色をしています。

 
注ぎ口や浴槽には白い湯の華がびっしり!とってもいい効能がありそう♪▲注ぎ口や浴槽には白い湯の華がびっしり!とってもいい効能がありそう♪


泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉」。
肌の古い角質を溶かして洗い流す作用とともに、
肌をパックするかのごとくしっとり潤う作用がある、
と言われている泉質です。

入浴後は肌がプルンプルン♪
ロケーション最高!泉質極上!究極の秘湯です。

 

細部にこだわる寛ぎの空間

一軒宿に泊まるからには、温泉だけではなく、
客室や食事のクオリティーも要チェックポイント。

2018年春にリニューアルオープンしたのに伴い、
ロビーや客室などが綺麗になりました。
また、2019年以降も各所少しずつリフォームしたり作り変えたりしていくそうです。

 
大自然の中に佇むホテルをイメージし、ダークグリーンと深い紅色の落ち着いた色合いをベースにしたロビー▲大自然の中に佇むホテルをイメージし、ダークグリーンと深い紅色の落ち着いた色合いをベースにしたロビー

 
エゾシカなど野生動物をイメージし、黄金色をベースにした客室▲エゾシカをイメージし、黄金色をベースにした客室


畳敷きの和室ながら寝床は布団ではなくベッド。
寝心地重視ということで、シモンズ社製のマットレスを使っています。

客室に備え付けられているホテルのインフォメーションは、クリエイターが制作した革製の冊子。
中を開くと、ホテルの案内文が知床の森の中の物語のように綴られています。

 
山小屋風のライトと革製のホテルインフォメーション▲山小屋風のライトと革製のホテルインフォメーション


備品の盆やケトル、ドライヤーなどもデザイン性があり、
使うだけで心地よい気分になります。

山奥にある秘境の一軒宿と聞くと、施設などのハード面はやや難ありかと思いきや、
いい意味で裏切られます。
なかなか快適、とっても心地よい空間です。

 

ジビエも登場!心温まる食事を堪能

食事もいい意味で裏切られます。
「こんな山奥で、こんなしっかりした食事が出てくるなんて!」とビックリ。

宿泊プランによって食事のグレードがいくつかありますが、
中間のスタンダートのメニューでも品数豊富。

 
ある日の夕食。なかなかボリューミー▲ある日の夕食。なかなかボリューミー


食前酒、
前菜各種、
海鮮類のカルパッチョ、
エビや野菜の天ぷら、
刺身、
煮物、
揚げびたし、
たきこみごはん、
つくね汁などのほか、毛ガニも丸ごと一ぱい!
さらに、知床ならではのジビエ、エゾシカ肉の陶板焼きも。

 
エゾシカのジビエは生臭さなし!かたさもなし。肉処理のよさを感じます▲ジビエとはいえ生臭さなし!かたさもなし。肉処理のよさを感じます

 
カニと格闘!ぎっしり入ったカニミソが美味しすぎる♪▲カニと格闘!ぎっしり入ったカニミソが美味しすぎる♪


山奥だからといって質素な食事なんてことはありません。
お腹いっぱい胸いっぱい♪

たんまり食べたら、名湯に浸かりしっぽり。
あとは快適なベッドで横になり、秘境の一夜を過ごしましょう。

 
ある日の朝食。焼きサンマなどをメインに味わいます▲ある日の朝食。焼きサンマなどをメインに味わいます


※夕食・朝食とも食事内容は日により変わります。

 

知床観光や羅臼岳登山の拠点に

ホテルの周囲は深い森に囲まれ、ほかの地へつながる道路は一本のみ。
道路はここで行き止まりです。
ただ、道路はなくても、知床半島の名山、羅臼岳へ登る登山道があります。

夏になると、ここを拠点に登頂を目指す登山客で賑わいます。

 
羅臼岳山頂は絶景!往復8時間かけて行く価値あり!▲羅臼岳山頂は絶景!往復8時間かけて行く価値あり!


また、知床五湖やカムイワッカ湯の滝など、
知床の奥地にある観光スポットへ訪れる拠点にもベストです。

世界自然遺産の登録地の中にあるホテルで、
ゆったり快適に大自然を満喫できます。

 
10月中旬頃になると周囲の木々が黄金色に染まります▲10月中旬頃になると周囲の木々が黄金色に染まります


春から秋までの約半年間の営業ですが、
知床観光を計画するなら、山奥の一軒宿を滞在先にしてみませんか?
大自然を肌で感じる、非日常な一日を過ごすことができますよ。


エゾシカ「知床の奥地で待ってます♪」▲知床の奥地で待ってます♪
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