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公開 | 宮永 明子

北海道Likersイベント「北海道移住スナック」開催レポート

北海道移住スナック
 
 
9月29日、東京・銀座で、北海道Likersのトークイベント北海道応援企画「北海道移住スナック」を開催しました。北海道と東京の2拠点生活を行っている“ママ&マスター”をゲストに向かえたイベントの様子をレポートします。

 

「北海道で働いてみたい」「北海道の暮らしに興味がある」「2拠点生活をしてみたい」人が集うスナック「北海道移住スナック」

北海道Likersをご覧の北海道好きの方で、「いずれは北海道に移り住みたいな~」と漠然と考えている方もいるのではないでしょうか?でも実際、どんな仕事があるのか?
暮らしやすさはどうだろうか?と色々と考え始めると挑戦する気持ちも次第にしぼんでいきがち。
 
そんなモヤモヤした思いを、すでに実践している先輩たちが、ママ&マスターになってざっくばらんに話しができる場、それが「北海道移住スナック」です。


 北海道移住スナックの乾杯の様子▲「かんぱーい!」「ライカーズ!」。イベントはサッポロビール生ビール黒ラベルで乾杯からスタート!

 

「北海道と東京の2拠点生活を行っているママ&マスター」によるパネルディスカッション

 今回、ゲストにお呼びしたママ&マスターは、スペース運営、インバウンド向けウエディング、地域の良いものを伝えるマーケティング・PR、写真家など、北海道で新しい働き方をしている4名の方々。多拠点での仕事やライフスタイルなどについての話しが展開されました。
 
第一部のパネルディスカッションはそれぞれの自己紹介からスタート!
 
まず、お一人方目は、以前、北海道Likersにも登場した株式会社大人 代表取締役の五十嵐慎一郎マスターです。このイベントの会場となった銀座のコワーキングスペースtheSNACKをプロデュース兼運営。

北海道にかかわる仕事を始める時に、住民票を札幌に移しました。今年10月には北海道移住ドラフト会議2018を開催します。


北海道移住スナックのゲスト、株式会社大人 代表取締役の五十嵐慎一郎さん▲株式会社大人 代表取締役の五十嵐慎一郎さん。小樽市出身。不動産・建築やイベント・新規事業の企画やプロデュース・デザインを行う。札幌移住計画主催。NoMapsプランニングパートナー
 

お二方目は、LANDRESS WEDDING 代表の大江千紘ママ。現在ウェディング事業で新たな北海道の価値を生み出し、コンセプチュアルウェディングを展開。世界各国のカップルを北海道に迎えています。
 

北海道移住スナックのゲスト、LANDRESS WEDDING 代表の大江 千紘さん▲LANDRESS WEDDING 代表の大江千紘さん。小樽市出身。北海道、東京、北京、海外放浪生活を経て北海道の美しさを再認識し、自然を楽しむLife Experienceを提案する「LANDRESS」を設立
 

お三方目は合同会社カミクマワークス 代表の中神美佳ママ。地域おこし協力隊を経て、地元大樹町でローカルのマーケティング支援を行う会社を起業。

自治体の移住、ふるさと納税のお仕事や宇宙の町、大樹町で野外フェス「宇宙の森フェス」の企画、インターステラテクノロジズの観測ロケットMOMO1号機の打ち上げイベントの企画なども担当。

現在は都内の企業の広報も行い、複業と北海道と東京の2拠点生活に挑戦中です。



北海道移住スナックのゲスト、合同会社カミクマワークス 代表の中神 美佳さん▲合同会社カミクマワークス 代表の中神美佳さん。大樹町出身。ローカルのマーケティング支援を行うほか、北海道・十勝をもっと面白く-ウェブメディア「トカチアーズ」も運営
 

そして、家畜写真家AKAPPLE(あかっぷる)ママです。全国・海外の牧場を訪れ、主に牛、羊、豚、鶏など家畜動物の撮影を行なっています。“日本ならではの言葉「いただきます」を世界共通語へ”をキーワードに農業界へ光を当て、8月から日本全国の農家を撮影する旅を行っています。
 

北海道移住スナックのゲスト、家畜写真家のAKAPPLEさん▲家畜写真家のAKAPPLEさん。札幌市在住。新卒で1年間働いた後、ニュージーランドへ旅立つ。その時に忘れられない経験をし、食農を発信するべく家畜写真家として活動を始める
 

北海道移住スナックのファシリテーター、dot button company株式会社 代表取締役 中屋祐輔さん▲ファシリテーターを務めるdot button company株式会社 代表取締役の中屋祐輔さん。東北や熊本県など多くの地方創生プロジェクトをプロデュースしています

 

道内・道外の多拠点で仕事を始めたきっかけ、仕事の作り方は? 

五十嵐慎一郎さんの場合
元々、多拠点にしたかったわけではなく、北海道にかかわる仕事をしたいと思ったら2拠点にせざるを得なかった。仕事の作り方は、やはり、人と会うということが大事。

今日のこのようなイベントに参加したり、 “自分がこんなことをしてみたい、こんなことならできるかも、こんなことなら手伝える”と、色んな人と話をする機会を重ね、仕事につながった。

自分の場合、このコワーキングスペースを作ったことがきっかけで、“こういったコミュニティスペースの空間を地元にも作りたい”とオファーをもらって仕事になっていった。


北海道移住スナックの様子▲それぞれの経験を話すゲストたち
 

中神美佳さんの場合
4年前にどうやって2拠点で仕事をしようか?と考えた時、私は普通のサラリーマンだったのでいきなり自分で仕事が作れなかった。

3年間、地域おこし協力隊としてどっぷり地域の中に入って、副業OKだったので“記事を書かせてください”とお願いし、0円でお仕事を受け、0円が5千円、1万円と少しずつ積み重ねて、今までなんとかやってきた感じ。
 
AKAPPLEさんの場合
家畜写真家とは私が作ったジャンルの仕事。もともと、写真が趣味で、大学卒業後に一年間働いたが自分にはその環境が合わず、現実逃避でニュージーランドへワーキングホリデーに。1年3ヶ月の滞在の間のファームステイで子牛の殺処分の現場に立会ったことが活動のきっかけ。
 
 
北海道移住スナックのゲスト、AKAPPLEさんの作品▲会場に展示されたAKAPPLEさんの作品
 

牧場から依頼があったり、私から撮影をお願いしたり。撮影した写真はHPで使ってもらい、収入源は写真販売、グッズ販売、作品販売、WEB制作。日本全国に“ぜひ、撮影に来てください”と応援してくれる牧場の方々がいるが、自分だけでは費用が賄えないので、今回、クラウドファンディングに挑戦し、目標額の150万円を超えた180万円まで集めた。
 

北海道移住スナックのゲスト、AKAPPLEさん▲「牛が大好きなので、ずっと牛の前にへばりついて、カメラを構えているんですよ」とAKAPPLEさん
 

撮影だけではなく、“日本ならではの言葉『いただきます』を世界共通語へ”をコンセプトに活動している。海外では “召し上がれ”などの言葉はあるが、その先の深い意味の“命をいただく”という概念はなく、世界に広めたいと思った。

お肉を食べる時に“これが命だ”とあまり考えないと思うが、私は、“こういう動物たちがいるからこそ、美味しいお肉が食べられる”ことを訴えたくて動物の何気ない表情やかわいらしい表情を撮って“この子たちも動物として生きていたんだよ”と発信している。

これからも、札幌を拠点に、全国、全世界で、家畜写真家一本で活動していきたい。
 
 

道内・道外の2拠点で働くことの良さは?

 

北海道移住スナックのゲスト、大江さん▲「家族との生活があり、東京に住み活動している」という大江さん
 

大江千紘さんの場合
東京にはその業界の日本のトップが必ずいるので、例えば、あるサービスを北海道で行いたいとなるとその人たちから話を聞いたり、チームを組んでプロジェクトを北海道でやろうと呼びかけられる。そこが東京と北海道の2拠点のメリットだと感じている。
 
中神美佳さんの場合
東京には情報が集まるので、情報を仕入れたり、学んだりするなどの成長はあると思うが、私自身の拠点は北海道だと思っている。4年前に東京から地元に移住したときに北海道メインの2拠点居住が良いなと思っていた。

北海道はとても好きだし、自分の力を北海道に還元したい想いはあるが、都会の良さもある。ローカルで展開できないものが、都会ではできるということもあるし、逆にローカルだからこそ回るものも。
 

北海道移住スナックのゲスト、中神さん▲現在、複業OKの都内の企業でも働く中神さん
 

それから、帯広空港に着いて、家に着くまでの40分間を車で走っているだけで心が浄化されていく感じがある。東京に住んでいた時はホットヨガに通うなど心のデトックスをしなければいけなかった。

北海道では日々の暮らしの中で“今日も日高山脈が綺麗だな”とか“道端の花が秋っぽくなってきたな”とか、食べるものはなんでも美味しいし、自分の内側がきれいになっていくような気がして、それが北海道・地元の価値だなぁと。その辺が2拠点の良さであるし、そのバランスもその都度、変えても良いと思っている。
 
 

2拠点で働くために大事なこと

大江千紘さんの場合
その土地に住んでみることでしかわからない課題がある。良いサービスはどこでも作れる、売れるものはどこでも作れるかもしれないが、それが価値あるものかというのは、“コレってないよね”とか“本当にこのままでいいのか?”という危機感を肌で触れないと本質が見えてこない。例えば北海道で仕事したいなら、北海道に住むなり、長期で旅行滞在するなり、その土地に触れ、人に出会って会話をして課題を吸い上げることを体感として得る、自分の身をその場所に移すことが大事だと思う。
 

北海道移住スナックのゲスト
 
 

東京にいながら、2拠点や移住を始めるために準備できることは? 


 中神美佳さんの場合
私も東京にいながら北海道での仕事を探したかった。東京に住みながらしたことといえば、初めはこのようなイベントなどに参加するなど本当に小さなアクションだった。同僚から教えてもらったマイクロソフトが主催する東京在住の地方出身者が参加する“47都道府県DAY”というイベントに行った。

北海道出身者も10人ほどいて、既にNPOやローカルで色々と活動をしているスゴイ人たちだった。その人たちで、今度は北海道のイベントを開催することになり、私はそのイベント運営をボランティアとして関わった。

そのイベントで知り合った十勝にゆかりのある人と仲良くなって、一年くらい経った頃、少し自信がついたところで“十勝ゆかり飲み”という飲み会を主催した。

その流れから“その集まり、面白いね!”と、地元・十勝の新聞社から声がかかり、記事にしてもらうことから始まり、電子版の購読数を伸ばすアイディアを出すという企画を受け、どんどん展開が広がっていった。


北海道移住スナックの様子


五十嵐慎一郎さんの場合
僕も結局、この店で北海道ゆかり飲みのような飲み会イベントを何度も行うちに、“福岡移住計画”というのができたらしいから札幌もつくろうよ!という展開になった。確かに飲み会から決起していることが多かった。
 
ファシリテーター中屋祐輔さん
今、聞いていると実際大きく動いているようにみえているけれども、ここまで至るプロセスは、飲み会を重ねるとか人と会うとか本当に小さなアクションを積み重ねている。コミュニティを作っていくというよりは、自分が北海道へ戻るために、できる範囲内でちょっとずつ活動する。

そして、そんなに実行している人が多くないから、どこかの企業とか誰かが見つけてくれたり、地元の新聞に活動が掲載されるようになったり、そこから色々と広がっていってる、ということのようですね。
 

 北海道移住スナックの様子▲来場者からの質問の場面も!
 
 
このようなトークが展開され、来場した皆さんは、ゲストの話に聞き入り、自分なりに北海道へどのように貢献しようか、どのように仕事をつくるステップを築いていくか興味津々の様子でした。


▲イベントの様子とインタビュー動画
 

マスター&ママの水割りサービスで懇親会

パネルディスカッションの後は、ゆったりと会話とお酒を楽しむスナック形式の懇親会に突入!活発に意見を交わし、楽しく交流し、あっという間に時間が過ぎていきました。


北海道移住スナックの懇親会の様子▲マスター、ママそれぞれのブースに分かれての懇親会

 

来場者には北海道おつまみくじびきも!

海の幸も山の幸も、甘いものからしょっぱいものまで、幅が広いのが魅力の北海道のグルメ。北海道ならではの人気のおつまみをセットにして、何が当たるかドキドキのおつまみくじ引きを受付で行いました。
 

北海道移住スナックのおつまみ▲レアなおつまみやみんなが大好きな定番のお菓子が入っていて、喜ぶ来場者も!

 

お土産は心がほっこりするかわいい家畜のポストカード

来場者にはAKAPPLEさんが撮影した、かわいい表情をとらえた動物のポストカードがお土産にプレゼントされました。
 

北海道移住スナックのお土産▲お土産のAKAPPLEさんのポストカード
 

帰り際には、SNSで繋がる来場者の姿がたくさん見られ、同じ想いを共有する時間がとても楽しかった様です。
 
北海道Likersでは、これからも参加者の皆さんの繋がりが広がって、「自分も一歩、踏み出してみようかな~」と思ってもらえる機会を作っていきたいと思っています!!
ぜひ、足を運んでくださいね!!
 
 

関連リンク

株式会社 大人

LANDRESS WEDDING 

トカチアーズ
 Facebookページ

家畜写真家AKAPPLE
 
北海道移住ドラフト会議

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Writer

宮永 明子

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