そのサクッとほくほくとした食感でロングヒット!の北海道土産「じゃがポックル」ですが、実は、他にも〝仲間〟がいるんです…!

「じゃがポックル」を販売しているのは、「ポテトチップス」でおなじみ「カルビー」の北海道事業本部。
「ポテトファーム」というブランドをつくり、北海道産のじゃがいもを原材料としたお土産用のスナック菓子を展開しています。

その契機となったのは、2000年当時。北海道工場の製造ラインが、あたらしくできた新宇都宮工場に移行してしまったことでした。
生産量が半減し、新事業を考えなくてはいけない状況になった時に、目に付いたのが、すぐ近くにある新千歳空港です。
空港で売れる、北海道らしいお土産用の新製品をつくれないか。
開発の末、2002年9月に発売したのが、初代「じゃがポックル」ともいえる「ピュアじゃが」。
同時に自社ブランド「ポテトファーム」を設立し、その9カ月後に名前もかえてリニューアル発売されたのが、「じゃがポックル」なのでした。
▲「じゃがポックル」
北海道産のじゃがいも「トヨシロ」を皮ごとフライし、オホーツクの塩で味をつけた「じゃがポックル」は、ムラのない絶妙な塩加減と、独特の製法によるサクッとしながらもホクホクとした食感がウケて大ヒット。
北海道を代表するお土産に成長しました。
もちろん、全商品とも北海道産じゃがいもを100%使用。
ここで、「じゃがポックル」に負けずおとらずのおいしさを誇る、個性豊かな面々をご紹介しましょう。

コロコロしていてカラフル!アイヌ語でかわいいという意味の「ピリカ」という名を持つだけある、愛らしい見た目のスナック菓子です。

白、赤、紫はじゃがいもそのものの色。
トヨシロ、ノーザンルビー、キタムラサキという品種を使っており、異なる食感や風味が味わえます。
いずれも、北海道で改良された品種なんですよ。

こちらは適度な歯ごたえのあるポテトチップスタイプ。香り&旨み豊かな帆立テイストです。
〝はしやすめ〟に入っているのは、パリパリっと軽い食感の昆布。

和風寄りの渋い味わいがお好きな方におすすめです。

前述の「いも子とこぶ太郎」と同じように、じっくりフライしたポテトチップスは、バリッとした硬めの歯ごたえです。
味付けには、北海道丸大豆しょう油を使用と、こちらもやや和風。

きれいな緑色の枝豆は十勝エリアの芽室(めむろ)町産。
フリーズドライで仕上げているため、サクサクと小気味いい食感ですが、枝豆の旨味はしっかり感じられます。

ここまでに紹介した2品とは異なり、洋風のポテトチップスです。
カリッと揚げたところに、北海道産のゴーダチーズを絡ませています。

濃厚でコクのある味わいは、ビールにも合いますよ!
※夏はチーズが溶けてしまうため生産をお休み中で10月から再開予定です。

規格外となる小さなサイズの「じゃがポックル」を集めてつくったのが「じゃがリムセ」。
同封されたフレーバーパウダーを入れてシャカシャカ振っていただく、じゃがポックルの進化版です。
フレーバーは、ほたてしお味、焼きとうきび味、スープカレー味、鮭とば味。
北海道の味覚を香りよく凝縮しています。

ちなみにリムセとは、アイヌ語で〝踊る〟という意味。
「じゃがポックル」が、袋のなかでダンスして、一層おいしくなるのです。
2018年8月発売の「からめたポテト」と「燻(くん)じゃが」
この2品は、ひとまず10月末までの期間限定発売にはなりますが、今月、デビューしたばかりの新顔です!
「からめたポテト」は、じゃがポックルと同じじゃがいもに、キャラメルをコーティングした、ポテトファーム初の甘いスナック菓子。
キャラメルの「甘い」とオホーツクの塩の「しょっぱい」が合わさった意外な組み合わせです。
1箱に16袋入っているので、オフィスやサークルなど大人数へのお土産にもいいですね。
また「燻(くん)じゃが」は、どうしたらじゃがいもをもっと美味しく食べられるだろうか?そんなポテトファームの命題に取り組んでいるうちにたどり着いたという、ポテトチップスの燻製です。
じっくりフライした北海道産じゃがいもを、ウイスキーオークチップで燻した、うす塩味。
燻製が好きなひとに試していただきたいですね!

ほか、スナック菓子ではなく、スープの仲間もいます!
「ほっとポテト」の、じゃがいもらしいホクホク感やとろみの秘密は、北海道産男爵いも100%の乾燥マッシュポテト。
「ほっとオニオン」は北海道産オニオンパウダー使用で、は玉ねぎのコクが堪能できます。
また、「ほっとコーン」は、つぶつぶコーン入りで食感もいいんです♪
どれも、そぼくでやさしい口当たり。
1箱4袋入りなので、ひとり暮らしでおいしいもの大好きなお友達なんかにぴったりですよ。
それぞれのおいしさの秘密は、豊かな自然のなかで育まれる素材のよさ、
そして、じゃがいもの生産者やカルビーのスタッフなど、関わるひとが思いをひとつにしてつくっているところ。

同社ポテトファーム課の岡田倫子さんが、こう教えてくれました。
「みんな、情熱を持って商品づくりに携わっているんですよ。
どのようにいい商品にしようかって、いつも考えているんです。
原料から商品になるまでには、品質検査、貯蔵、製法など、すごく厳しい独自の規定がいくつもあります。
でも、その厳しさすら誇りに思って取り組んでいます。
そんな私たちの思いと北海道のおいしさが詰まったスナック菓子です。
旅の思い出と一緒に、持ち帰ってもらえたらうれしいです!」
▲商品への愛情あふれる岡田さん。推しは「いも太とまめ次郎」。右手に持っているのは、ペンケースなどの「じゃがポックル」グッズです
商品は、北海道内の空港や土産店で売っています。
北海道旅行の楽しみが、またひとつ増えたでしょ?

「じゃがポックル」を販売しているのは、「ポテトチップス」でおなじみ「カルビー」の北海道事業本部。
「ポテトファーム」というブランドをつくり、北海道産のじゃがいもを原材料としたお土産用のスナック菓子を展開しています。

その契機となったのは、2000年当時。北海道工場の製造ラインが、あたらしくできた新宇都宮工場に移行してしまったことでした。
生産量が半減し、新事業を考えなくてはいけない状況になった時に、目に付いたのが、すぐ近くにある新千歳空港です。
空港で売れる、北海道らしいお土産用の新製品をつくれないか。
開発の末、2002年9月に発売したのが、初代「じゃがポックル」ともいえる「ピュアじゃが」。
同時に自社ブランド「ポテトファーム」を設立し、その9カ月後に名前もかえてリニューアル発売されたのが、「じゃがポックル」なのでした。

北海道産のじゃがいも「トヨシロ」を皮ごとフライし、オホーツクの塩で味をつけた「じゃがポックル」は、ムラのない絶妙な塩加減と、独特の製法によるサクッとしながらもホクホクとした食感がウケて大ヒット。
北海道を代表するお土産に成長しました。
じゃがポックルの仲間たち!
ところでみなさん、そんな「じゃがポックル」に、〝仲間〟がいるのはご存じですか?もちろん、全商品とも北海道産じゃがいもを100%使用。
ここで、「じゃがポックル」に負けずおとらずのおいしさを誇る、個性豊かな面々をご紹介しましょう。
2005年7月生まれの「じゃがピリカ」

コロコロしていてカラフル!アイヌ語でかわいいという意味の「ピリカ」という名を持つだけある、愛らしい見た目のスナック菓子です。

白、赤、紫はじゃがいもそのものの色。
トヨシロ、ノーザンルビー、キタムラサキという品種を使っており、異なる食感や風味が味わえます。
いずれも、北海道で改良された品種なんですよ。
2008年3月生まれの「いも子とこぶ太郎」

こちらは適度な歯ごたえのあるポテトチップスタイプ。香り&旨み豊かな帆立テイストです。
〝はしやすめ〟に入っているのは、パリパリっと軽い食感の昆布。

和風寄りの渋い味わいがお好きな方におすすめです。
2014年7月生まれの「いも太とまめ次郎」

前述の「いも子とこぶ太郎」と同じように、じっくりフライしたポテトチップスは、バリッとした硬めの歯ごたえです。
味付けには、北海道丸大豆しょう油を使用と、こちらもやや和風。

きれいな緑色の枝豆は十勝エリアの芽室(めむろ)町産。
フリーズドライで仕上げているため、サクサクと小気味いい食感ですが、枝豆の旨味はしっかり感じられます。
2016年6月生まれの「とろっとチーズ味のカリカリポテト」

ここまでに紹介した2品とは異なり、洋風のポテトチップスです。
カリッと揚げたところに、北海道産のゴーダチーズを絡ませています。

濃厚でコクのある味わいは、ビールにも合いますよ!
※夏はチーズが溶けてしまうため生産をお休み中で10月から再開予定です。
2016年12月生まれの「じゃがリムセ」

規格外となる小さなサイズの「じゃがポックル」を集めてつくったのが「じゃがリムセ」。
同封されたフレーバーパウダーを入れてシャカシャカ振っていただく、じゃがポックルの進化版です。
フレーバーは、ほたてしお味、焼きとうきび味、スープカレー味、鮭とば味。
北海道の味覚を香りよく凝縮しています。

ちなみにリムセとは、アイヌ語で〝踊る〟という意味。
「じゃがポックル」が、袋のなかでダンスして、一層おいしくなるのです。
2018年8月発売の「からめたポテト」と「燻(くん)じゃが」

この2品は、ひとまず10月末までの期間限定発売にはなりますが、今月、デビューしたばかりの新顔です!
「からめたポテト」は、じゃがポックルと同じじゃがいもに、キャラメルをコーティングした、ポテトファーム初の甘いスナック菓子。
キャラメルの「甘い」とオホーツクの塩の「しょっぱい」が合わさった意外な組み合わせです。
1箱に16袋入っているので、オフィスやサークルなど大人数へのお土産にもいいですね。
また「燻(くん)じゃが」は、どうしたらじゃがいもをもっと美味しく食べられるだろうか?そんなポテトファームの命題に取り組んでいるうちにたどり着いたという、ポテトチップスの燻製です。
じっくりフライした北海道産じゃがいもを、ウイスキーオークチップで燻した、うす塩味。
燻製が好きなひとに試していただきたいですね!
「ほっと」スープシリーズ

ほか、スナック菓子ではなく、スープの仲間もいます!
「ほっとポテト」の、じゃがいもらしいホクホク感やとろみの秘密は、北海道産男爵いも100%の乾燥マッシュポテト。
「ほっとオニオン」は北海道産オニオンパウダー使用で、は玉ねぎのコクが堪能できます。
また、「ほっとコーン」は、つぶつぶコーン入りで食感もいいんです♪
どれも、そぼくでやさしい口当たり。
1箱4袋入りなので、ひとり暮らしでおいしいもの大好きなお友達なんかにぴったりですよ。
つくり手たちの思いがこもっている
一気にご紹介しましたが、自分に、誰かに買いたい商品はありましたか?それぞれのおいしさの秘密は、豊かな自然のなかで育まれる素材のよさ、
そして、じゃがいもの生産者やカルビーのスタッフなど、関わるひとが思いをひとつにしてつくっているところ。

同社ポテトファーム課の岡田倫子さんが、こう教えてくれました。
「みんな、情熱を持って商品づくりに携わっているんですよ。
どのようにいい商品にしようかって、いつも考えているんです。
原料から商品になるまでには、品質検査、貯蔵、製法など、すごく厳しい独自の規定がいくつもあります。
でも、その厳しさすら誇りに思って取り組んでいます。
そんな私たちの思いと北海道のおいしさが詰まったスナック菓子です。
旅の思い出と一緒に、持ち帰ってもらえたらうれしいです!」

商品は、北海道内の空港や土産店で売っています。
北海道旅行の楽しみが、またひとつ増えたでしょ?
取材・文/北海道Likersライター 孫田二規子
撮影/川村勲
http://www.office-one.net
こちらも合わせてチェック!
記事で紹介したスポット
Writer