北海道情報サイト「北海道ライカーズ」北海道情報サイト「北海道ライカーズ」

what likers

Icon search探す

公開 | 大宮 あゆみ

北の湘南・伊達市で生まれた『伊達野菜』が気になる!!

伊達市自慢の『伊達野菜』って知っていますか?

北海道南西部に位置する伊達市は、札幌市と函館市の中間あたりに位置する海沿いの町。高速道路利用で札幌から1時間40分ほどの距離感です。
山側には有珠山や昭和新山などの活火山が連なり、海側はホタテの養殖が盛んな噴火湾(内浦湾)に面しています。


▲北西部に有珠山、南には噴火湾。海と山に囲まれて美味しいものがいっぱいの伊達市▲北西部に有珠山、南には噴火湾。海と山に囲まれて美味しいものがいっぱいの伊達市

 
明治時代の北海道開拓期に、現在の宮城県南部亘理(わたり)町から移住してきた人々によって開拓された町で、その移住を指揮したのが仙台藩・亘理の伊達家であったことが、伊達市命名の由来です。
 
冬の厳しい北海道の中でも伊達市は暖流の対馬海流の恩恵を受け、春の訪れが早く夏から秋はさわやかな気候が続き、冬も降雪量が少ないのが特徴。
「北の湘南」とも呼ばれ、暮らしやすい町として移住者が増えています。
 
伊達市はその温暖な気候を活かして、野菜作りが盛んです。北海道内の他の産地と比べて決定的に異なるのは、一つの種類に限定するのではなく、たくさんの種類を栽培していること。

その数、なんと100種以上!




 
いま、その多品種多品目の伊達産の農産品が『伊達野菜』としてブランド化されてきました。特にホテルのレストランや飲食店など、新鮮で質の高い西洋野菜を求める全国の料理人から注目を集めているとか。野菜ソムリエプロの私、大宮が『伊達野菜』の魅力にせまってみました。

 

『伊達野菜』とは、どんな野菜でどんな種類があるの?

市内を見下ろす有珠山や昭和新山などの活火山は、幾度となく噴火を繰り返し、大量の火山灰が農地にも降り積もりました。

この火山灰が伊達野菜の質の高さを裏付けています。水はけのよい火山灰土は、食味に優れ質の高い農産品を育む絶好の条件だったのです。伊達の農業は、ピンチをチャンスに変えたのでした。





▲有珠山や昭和新山などの活火山が結果的に美味しい農産品を育んだ▲有珠山や昭和新山などの活火山が結果的に美味しい農産品を育んだ
 

温暖な気候と優れた土壌に恵まれ、さらに消費者のニーズにしっかりと耳を傾ける生産者の姿勢は、結果として高い技術力を身に着けることにもつながりました。
多くの品目・品種を育てられるのは高い技術力があってこそ。
 
時代を的確にとらえ、様々なニーズに応えるべく挑戦し続けたことで、他産地では類のない多品種多品目生産に成功し『伊達野菜』としての誇りを手にしたと言えそうです。


▲左上から時計回りに、季節によって品種をリレーするキャベツ、11か月かけて作る「えったま333」などの各種タマネギ、道内で最も早く最も遅くまで出荷するブロッコリー、色とりどりの各種カリフラワー、ジャムが人気のルバーブ、多品種のトマト

 
ブロッコリーやキャベツ、トマトなど一般的な品目はもちろん、イタリアのキャベツ「カーボロネロ」や、東南アジアでお馴染みの「空芯菜」や「パクチー」、フランス生まれのネギ「リーキ」、いろいろな形の「ズッキーニ」、ボルシチの材料となる「ビーツ」などじつにバラエティーに富んだ品目が揃う伊達野菜。

季節ごとに異なる様々な出会いに感動です。


▲人気のパクチーも、失敗に失敗を重ねて生産技術を得た品目のひとつ▲人気のパクチーも、失敗に失敗を重ねて生産技術を得た品目のひとつ

 

真冬でも葉野菜がとれるんです!

一般的に北海道では11月から4月くらいまでの5~6か月は、土耕の葉野菜が出荷されることはほぼ皆無ですが、積雪の少ない伊達ではビニールハウスをうまく使ってミズナやコマツナ、ワサビナなどの葉野菜を真冬でも出荷しています。
 
直売所が通年で地元の採れたて新鮮野菜を販売するのは、道内広しといえど伊達市だけ。
「1年中いつでも旬の野菜がある」安心感は、料理人だけではなく、生活者にとってもありがたいことですね。

 

『伊達野菜』を食べてみよう!



▲市内道の駅の農産品直売コーナー。生産者ごとにブースが分かれてそれぞれ自慢の伊達野菜を販売中▲市内道の駅の農産品直売コーナー。生産者ごとにブースが分かれてそれぞれ自慢の伊達野菜を販売中


道の駅「だて歴史の杜」の中にある農産品直売所では、毎日市内の生産者が収穫したての旬野菜を運び、販売しています。
季節によって並ぶ野菜は異なりますが、その顔ぶれをみて季節が進んだことを知ることも。
 
残念ながら伊達市まで買い物に行く余裕がない人は、札幌市内でも伊達野菜を購入できるスポットがあります。
札幌市中央区にある商業施設マルヤマクラスの中の八百屋さん「フレッシュファクトリー」。伊達市まで行く時間がないという人はぜひ立ち寄ってみて。
 
伊達市では、そんな自慢の伊達野菜を市内外のたくさんの人に味わってもらおうと「伊達野菜もぎたてベジフェスタ」を開催。市内の飲食店で期間限定の野菜メニューを味わえます。





▲市内の飲食店16店舗で伊達野菜を使ったさまざまなメニューが味わえる▲市内の飲食店16店舗で伊達野菜を使ったさまざまなメニューが味わえる


イベント期間は2018年8月1日から10月14日まで。様々な伊達野菜を各店オリジナルの調理法で味わえます。
参加飲食店やメニューの情報はこちらを 
 
プロも認める『伊達野菜』。機会があればぜひお試しを!
この記事をSNSでシェアしよう!
  • 北の湘南・伊達市で生まれた『伊達野菜』が気になる!!
Title
Close