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公開 | 田中 勲

ニセコエリア出身のシェフが、故郷に開いたフランス料理店の名前は「私は元気!」。レストラン ジェラパタット

ジェラパタットメイン写真


2017年5月、ニセコエリアの倶知安(くっちゃん)町にオープンした「ジェラパタット」。札幌の数々の有名レストランで修業した倶知安町出身のシェフが、故郷に帰って始めたフランス料理店です。

 

お店があるのは、別荘地のど真ん中

「ジェラパタット」へは、札幌市街から車で約2時間。JR比羅夫(ひらふ)駅から車で約7分。多くの宿泊施設や飲食店のあるグラン・ヒラフエリアからも、車で10分ほどで到着します。


ジェラパタット カントリーリゾート入り口▲お店があるのは、「カントリーリゾート」という貸別荘エリアの中


ジェラパタット 外観▲濃いブラウンが周囲のグリーンに映える建物がお店になっています。


天井が高く、三方向が大きな窓になった店内は、開放感抜群です。


ジェラパタット 内観▲緑に囲まれてお食事。なんだか寛げます


ジェラパタット シェフとソムリエ▲左がシェフの清野弘敬さん、右がフロアを担当するソムリエの村田勇気さん。男性2人でお店を取り仕切ります

 

いろいろな北海道&ニセコが味わえる!

清野さんは、札幌のフランス料理店で9年、和食店で2年、ケータリングで2年働いてきたベテランシェフ。

そんなシェフが作るのは、フレンチをベースとして、北海道やニセコエリアの食材をたっぷりと使った、このお店ならではの料理です。

例えばこの前菜の一皿。中央のじゃがいもは、倶知安産を540日間長期熟成、甘さを際立たせた「五四〇」と呼ばれているもの。

その上にのっているのは、自家製のパプリカバター。野菜もお店の庭で栽培しているものです。


ジェラパタット 前菜▲じゃがいもの左にあるのは、放牧で飼育された十勝産の「どろぶた」を使ったリエット


メインの例としては、どろぶたのロース肉のロースト。手前の赤いソースは、洞爺湖町の佐々木ファームのビーツにオリーブオイルと塩を加えて作っています。


ジェラパタット メイン▲ニセコ町のラララファームなど、付近の農家から直接買い付ける野菜も登場します


白老町のブランド黒毛和牛・あべ牛や、むかわ町のハンター・本川哲代さんのエゾシカ、ニセコ町の鴨などを、メインの肉料理に使うことも。

前菜とメインにドリンクのついたランチセットは2,000円。プラス500円でこんなデザートもつけることができます。


ジェラパタット デザート▲この日のデザートは、パナナタルトにチョコレートアイスのトッピングでした


ディナーは5,000円から。要予約になっています。夏場は付近に住む人や国内の観光客が、北海道らしい料理を求めてランチやディナーに訪れます。

冬期はディナーのみの営業になるそうですが、やはりそんな時期は、ニセコにやってくる外国人旅行者がお客様の8割を占めることもあると、フロア担当の村田さんが教えてくれました。

 

夢の「故郷でフレンチ」が、状況の変化で現実に

ところで、清野さん、店名の「ジェラパタット」(J’ai la patate)って、どういう意味なんでしょうか?

「フランス語なんですが、直訳すると’私はじゃがいもを持っています’という意味。これをフランス人は、’私は元気です!’と言いたい時に使うんですよ」と清野さん。


ジェラパタット オープン標識▲じゃがいもの町である倶知安町にあるこの店の料理を食べて、お客様に元気なって欲しい!という思いからこの店名に


倶知安町出身の清野さん、札幌で働きながらも、故郷にお店を出す可能性を探っていました。

「北海道の地方でフレンチなんて、昔だったら非現実的なこと。それがニセコエリアがインバウンドで賑わうようになり、星が付くようなレストランが実際に誕生して、次第に現実的になってきました。

そんな時に、以前フランス人がビストロを営んでいたこの店舗を使って店を出さないかという話があり、渡りに船と(笑)」


ジェラパタット 店内


引き継ぎがあったり、店内の改装があったりしましたが、無事「ジェラパタット」はオープン。今年(2018年)5月1日に一周年を迎えました。

 

コテージに宿泊して食事に…がベスト

清野さんがこのお店で目指しているのは、「美味しい空間」。店内の装飾を知り合いのアーティストが手掛けていたり、メニューなども凝っていたりするのですが、それだけではありません。


ジェラパタット メニュー▲知り合いのクリエーターさんに作ってもらったという、皮と木でできたメニューも素敵


「料理だけではなく、ニセコという空間も楽しんで欲しい。そのために一番いいのは、周囲に30棟以上ある貸別荘に宿泊することです。夕食をウチで食べて、お酒も飲んで、星を見ながらコテージに帰る。いいでしょ?」


コテージ リビング


コテージ ベッドルーム▲ジェラパタットのすぐ近くにある3ベッドルームのコテージのリビングとベッドルーム。広々していて、カッコいい!詳細はHPにて。http://www.mnkniseko.com/ja/niseko-country-resort


ジェラパタット 看板


オープンしてようやく全てのシーズンを経験したばかりの「ジェラパタット」。

「この1年、予想以上に多くのお客様にお越しいただけていて、とても感謝しています。これからも、無理なく進化する、持続性のあるレストランとしてやっていきたいですね」。

こちらも期待しています! 今度は泊りがけでお伺いしますね。
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  • ニセコエリア出身のシェフが、故郷に開いたフランス料理店の名前は「私は元気!」。レストラン ジェラパタット

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Writer

田中 勲

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