北海道情報サイト「北海道ライカーズ」北海道情報サイト「北海道ライカーズ」

what likers

Icon search探す

公開 | 佐崎リョウ

「別海ジャンボホタテバーガー」は酪農青年の悔しい想いがきっかけで生まれた!

見た目のインパクトも大きく、写真にも映える。「デカ盛りグルメ」や「ジャンボグルメ」という言葉には、なぜか挑戦心をかき立てられるものがありますよね。

そして「デカ盛りグルメ×ご当地グルメ」と言えば、北海道の東端にある根室管内の別海(べつかい)町で積極的に取り組まれています。

中でも「別海ジャンボホタテバーガー」は全国ご当地バーガーの初代日本一に輝くなど、とても人気のあるグルメです。


▲全国ご当地バーガー 日本一を受賞


大きなハンバーガーに大きな口でかぶりつき、大ジョッキに入った牛乳を飲み干す。

「これこそが北海道!」な、ボリューム感あふれる別海ジャンボホタテバーガーですが、誕生したのは別海町の酪農家の切なる想いがきっかけだったそう。

「別海ジャンボホタテバーガー地域活性化協議会」の会長を務める日下 秀明さんにうかがいました。

 

目次

・別海ジャンボホタテバーガーとは
・ハンバーガーと牛乳がセットになっているのはどうして?
・別海町でジャンボホタテバーガーが食べられるところ
・「双葉寿司」で食べる別海ジャンボホタテバーガー


 

別海ジャンボホタテバーガーとは



▲別海ジャンボホタテバーガー地域活性化協議会 日下会長


別海町野付(のつけ)産の肉厚なホタテを、まるごと春巻の皮で包んで揚げ、野菜のマリネや別海産のモッツァレラチーズと一緒にバンズで挟む。

これが別海ジャンボホタテバーガーです。


▲見た目の面白さも魅力


さらに、別海ジャンボホタテバーガーを名乗るためには条件があり、

「バンズの上と下、マリネの上の合計3ヶ所に各店オリジナルの3種のソースがそれぞれ使用される」

「バーガーは組み立てられておらず、自分で具材を重ねていくオープンサンドスタイルで提供される」

「別海ジャンボ牛乳と別海ジャンボホタテバーガーは、これらに北海道産じゃがいものフライドポテトと各店オリジナルのサイドメニューによる4点セットで提供される」

という3つのルールが決められています。
 

ハンバーガーと牛乳がセットになっているのはどうして?



▲ジョッキに入った500mlの別海ジャンボ牛乳は圧巻!


セットメニューとして別海町の特産である牛乳を提供するのはわかりますが、牛乳を併せて提供しないと別海ジャンボホタテバーガーと名乗ることができないのは、どうしてなのでしょうか?

その理由は、どうやら別海ジャンボホタテバーガーが生まれたきっかけにあるようです。

別海町は牛乳の生産量が日本一ですが、過去に供給過多になり、どこも買い取ってくれないという事態に陥ったことがありました。精魂込めて育てた牛と牛乳。
酪農家たちは、泣く泣くその牛乳を廃棄することになったのです。


そんなことが二度と起こらないよう、もっと地域の人に牛乳を飲んで欲しい、酪農について理解して欲しいと考えたJA青年部の有志によって、ジョッキで飲み干す「別海ジャンボ牛乳」が開発されました。

そして、この牛乳をご当地グルメと一緒に売り出そうとしたのが、そもそもの別海ジャンボホタテバーガー開発のきっかけだったとのこと。

そのため、別海ジャンボ牛乳が生まれなければ、そもそも生まれなかったことになります。


また別海町は、酪農だけではなく漁業も盛んな地域です。
手のひらサイズと言われる大ぶりのホタテはもちろんのこと、新鮮なアキサケやホッカイシマエビなど、北海道ならではの海の幸が豊富!

牛乳とホタテは、まさに別海町を代表する食材のコラボレーションなのです。

 

別海町でジャンボホタテバーガーが食べられるところ

別海ジャンボホタテバーガーは、別海町内にある「双葉寿司」「カフェオーク」「レストランはまなす」「ポークチャップの店ロマン」「レストラン四角い太陽(道の駅おだいとう内)」「べっかい郊楽苑」「レストランNOTSUKE」の、7店舗で現在提供されています。

各店舗、オリジナリティのあるサイドメニューも用意しているので、お腹の許す限り別海ジャンボホタテバーガーをはしごして、食べ比べてみるのもいいかもしれません。

また別海ジャンボホタテバーガーは、お土産の販売やお取り寄せはしていません。

しかし北海道各地のイベントに積極的に参加しているので、別海町まで行かなくても口にできる機会も多いです。

札幌で開催された物産展に出店した際には、1週間で10,000個以上を売り上げたこともあるとのことで、その人気ぶりがわかります。

 

「双葉寿司」で食べる別海ジャンボホタテバーガー



▲別海町の老舗「双葉寿司」


提供されている7店舗のうち、お話を聞いた日下会長のお店「双葉寿司」で、実際に別海ジャンボホタテバーガーをいただきました。

昭和30年創業の、老舗のお寿司屋さんです。


▲作る楽しみもあります


最初に牛乳がジョッキで運ばれてきて、その後にまだ完成されていない状態のセットが出されます。

これは、牛乳を少しずつ飲みつつ、楽しみながら組み立ててほしいという想いからなのだそうです。


▲これが完成図


まずはみそソースとオーロラソースをバンズに塗ります。

そして春巻き、レタス、マリネをのせ、マヨネーズを塗ったらバンズでサンド!

別海町のゆるキャラ「リョウシくん」たちが描かれた可愛らしい袋に入れて、口いっぱいに頬張ります。


▲ゆるキャラはどれも可愛い!


ホタテの旨味が溢れ出す春巻きと、マリネの酸味が絶妙です。一口食べて、一口牛乳を飲む。

このサイクルが別海ジャンボホタテバーガーの醍醐味ですね。


▲ポテトとサイドメニューがないと「別海ジャンボホタテバーガー」を名乗れません


北海道産じゃがいもを使用したポテトフライと、オリジナルのライスコロッケも絶品!

ライスコロッケには 寿司飯と別海産のチーズを使用しているとのことで、別海町のお寿司屋さんならではの工夫がされているのも嬉しいですね。


食べておいしい、作って楽しい別海ジャンボホタテバーガー。別海町にお立ち寄りの際は、ぜひ体験してみてくださいね。
この記事をSNSでシェアしよう!
  • 「別海ジャンボホタテバーガー」は酪農青年の悔しい想いがきっかけで生まれた!
  • Google+
Title
Close