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公開 | みふねたまき

ゆるり楽しむ日本茶と和スイーツ。ニセコ・ヒラフのグリーン茶草

ニセコ カフェ グリーン茶草 カウンター


週末にふらり、ドライブが気持ちのいい季節です。オススメはたくさんありますが、今回は北海道を代表するリゾート地・ニセコから、自然のなかでのんびりゆっくり、おいしいお茶と甘い物が楽しめる、とっておきの場所をご紹介しましょう。

お店の名前は「グリーン茶草(SASO)」。北海道では数少ない日本茶専門のカフェです。

 

白樺木立に守られて、小川のほとりに佇むカフェ



ニセコ カフェ グリーン茶草 外観 白樺林▲白樺の木立の奥にそれらしき建物発見


ニセコ カフェ グリーン茶草 看板▲白樺の木に「グリーン茶草」の看板。ここで間違いなさそうです


「グリーン茶草」があるのは羊蹄山のふもと。ホテルやコンドミニアム、レストランなどが建ち並ぶヒラフスキー場のエリアから車で2分、道道343号線から少し山側に入った別荘地の一画。
白樺の木立に沿って流れる小川に面した建物です。看板があるので、それを目印に探してください。

店主は渡辺ステファニーさん。家族でニセコに移り住み、2016年1月に「グリーン茶草」をオープンしました。窓越しに美しい景色が広がる店内は、木をふんだんに使った空間が心地よく、時間を忘れます。
ここでステファニーさんは、茶釜で沸かしたお湯で丁寧にお茶を淹れ、訪れた人をもてなしています。


ニセコ カフェ グリーン茶草 店内▲美しい所作でお茶を点てる店主の渡辺ステファニーさん


ニセコ カフェ グリーン茶草 店内▲窓越しに緑が広がる心地いい店内。壁の写真は夫・淳一郎さんの作品


ニセコ カフェ グリーン茶草 店内▲薪ストーブのそばにカウチソファと切株のスツール…ゆっくり過ごせます

 

茶文化への興味から、日本茶アドバイザーに

ステファニーさんが日本の茶文化に興味をもったのは、2000年に初めて日本へ訪れたときのこと。英語教師として赴任した山口県で、友人を通じてあるお茶会に招かれたのがはじまり。由緒ある茶室に美しい庭、懐石料理を味わい、最後に抹茶をいただく、正式なお茶事を体験し、独特な作法やもてなしに魅了されます。

「おいしい料理やお酒を楽しむパーティは、他の国にもありますが、日本のお茶会はそれとはまったく別のもの。どちらかというと瞑想に近い……とても神秘的な体験でした」とステファニーさん。
この日以降、日本茶とそれをとりまく文化に目を向けるようになったといいます。

山口県での任期を終えカナダに帰国した後も、「もっと日本を知りたい、日本語を学びたい」と2004年に再来日。このときは、以前から交際していた渡辺淳一郎さんが住む札幌に短期滞在。2005年に結婚したのを機に、北海道での生活をスタートします。


ニセコ カフェ グリーン茶草 オーナー夫妻▲ステファニーさんと淳一郎さん


「結婚してからしばらくは、日本の生活に慣れることで精一杯。子どもも生まれて忙しく日々を過ごしていました」。そんなステファニーさんが、再び日本茶に親しむようになったのは、淳一郎さんの転勤で札幌へ戻ってから。

日本茶インストラクターの資格を持つ人がいるカフェで、お茶の飲み比べなど日本茶のことを楽しく学べる教室に参加して、「やっぱり、日本茶いいなって思いました」。

これを機にステファニーさんの日本茶熱が再燃。せっかく日本に住んでいるのだから、「日本茶のことをもっと深く知りたい」と、熱心に学び、日本茶アドバイザーの資格を取得します。


ニセコ カフェ グリーン茶草 盆栽▲テーブルに盆栽。日本の文化とふれあう、さりげない演出


ニセコ カフェ グリーン茶草 窓辺▲窓辺を飾る折り紙は札幌に住む日本料理人の知人がつくったもの

 

ニセコに移り住み、日本茶カフェをオープン

ステファニーさんと淳一郎さん、共通の趣味はスノーボード。「結婚して最初に暮らした函館にいた頃から、ニセコが好きでよく行ってました」。アンヌプリに別荘を建てるほどニセコに惚れ込み、頻繁に訪れていたそうです。

ステファニーさんが日本茶アドバイザーの資格取得に向けて勉強を始めた頃、ふたりは家族でニセコへ移り住むことを考え始めます。とはいえ、淳一郎さんの仕事のこともあり簡単には決められません。

それでも家族の未来について話すうちに、「ニセコで暮らすほうが、私たちにとっては自然で、魅力的なことに思えてきたんです」。

この頃すでに、ニセコには多くの外国人が滞在し、ホテルや飲食店が増えていましたが、「日本文化に関わるお店が少ない」と、ふたりは感じていました。

ステファニーさんが日本茶アドバイザーの資格を取得したこともあり、ニセコでの暮らしをスタートするのに合わせて、日本茶のカフェ「グリーン茶草」をオープンしたわけです。


ニセコ カフェ グリーン茶草 緑茶▲グリーン茶草オリジナルラベルの煎茶。おいしい淹れ方もレクチャーしてくれます


ニセコ カフェ グリーン茶草 オリジナル緑茶▲福岡や静岡など産地に足を運び、吟味して選んだお茶を販売


カフェで提供する日本茶は、福岡県八女市や静岡県金谷町など、ステファニーさん自ら産地に足を運び、茶葉を厳選し仕入れています。桜の葉の香りが感じられるものなど、珍しい品種の茶葉と出会えるのも「グリーン茶草」の魅力です。

「茶葉は品種によって個性があります。その茶葉ならではの香りや味わいを純粋に楽しんでもらいたいので、ブレンドはしていません」。

羊蹄の名水を茶釜で沸かしたお湯で、丁寧に淹れる日本茶のおいしさは格別です。ステファニーさんが茶葉の香りや旨味を引き出すお茶の淹れ方をアドバイスしてくれるので、しっかりおぼえて帰りましょう。

煎茶のほかにも、抹茶ラテやほうじ茶ラテ、パフェなど、手づくりの甘い物も評判です。上質な抹茶を贅沢に使った抹茶パフェや、一つひとつ手焼きするおやき、どちらも思わずニンマリ♪自然と頬がゆるむおいしさでした。

秋には黒ゴマアイスクリームにさつまいもを使ったパフェや、かぼちゃクリームのおやきが登場するそう。そちらも楽しみです。


ニセコ カフェ グリーン茶草 ほうじ茶パフェ▲濃厚な自家製抹茶アイスが絶品!ミニ抹茶パフェとほうじ茶のセット(1,200円)


ニセコ カフェ グリーン茶草 抹茶おやき▲焼きたてアツアツ!豆乳クリーム入り抹茶のおやき(1個250円)


「お茶もいいけど、お酒もいいよね」という方は、ステファニーさん考案のオリジナル抹茶ビールはいかがでしょう。ホップと抹茶、タイプの異なる「ほろ苦」がほどよくブレンドされて、なんとも絶妙な味わいを醸し出しています。

車を運転しない方限定になりますが、こちらもぜひ試していただきたい一杯です。

最近では緑茶といえば手軽なペットボトルで、ごくたまにした急須は使わない。なかには急須そのものを持っていないという人もいるかもしれません。ステファニーさんが淹れてくれたお茶をいただいて、日本茶のおいしさを再発見。

「外国人だけでなく日本の人にも、日本茶を深く知ってもらいたい」と話すステファニーさんの想い、しっかり受けとりました。


ニセコ カフェ グリーン茶草 抹茶ビール▲羊蹄山グラスで味わうオリジナル抹茶ビール(900円)

 

器やアクセサリー、すてきな小物をセレクト

店内にはニセコの作り手を中心に全国からセレクトした陶器や木工品、アクセサリーが並ぶギャラリーコーナーもあります。グリーン茶草オリジナルラベルの日本茶やソックスなど、どれもニセコのお土産におすすめです。


ニセコ カフェ グリーン茶草 ギャラリー▲店内には器やアクセサリーなどの作品を展示販売。作り手はニセコの人々が中心


ニセコ カフェ グリーン茶草 ギャラリー3▲アイヌ柄の刺繍が施されたアクセサリーはニセコのアーティスト麻猫屋さんの作品


ニセコ カフェ グリーン茶草 ギャラリー▲センの木を使った湯のみ椀は石川県「畑漆器店」のもの。木目とカラーリングがきれい

 

1日1組限定。カフェの2階はゲストハウス

「もっとゆっくり過ごしたい」「帰りたくない」と、そんな時はカフェの2階がゲストハウスになっているので宿泊もOK!カフェと同様に木をふんだんに使った居心地のいい空間で、わが家のようにくつろげます。

白樺木立のなかに露天風呂やBBQスペースも用意されているので、別荘感覚でニセコ滞在を楽しめます。1組限定なのでお出かけの際は、事前に予約をお忘れなく。


ニセコ カフェ グリーン茶草 ゲストハウス▲カフェの2階にあるゲストハウス


ニセコ カフェ グリーン茶草 ゲストハウス プレイスペース▲窓からの眺めが格別なタタミの小上がりはクライミングウォール付き


ニセコ カフェ グリーン茶草 ゲストハウス ベッドルーム▲ロフトのベッドルーム。手すりに使った白樺の枝がアクセント


ニセコ カフェ グリーン茶草 看板犬▲垂れ耳とクリクリの巻き毛が愛くるしい看板犬のヌプリも待っています♪


夏の暑さがピークを過ぎると、ニセコの賑わいも一段落。ステファニーさんが待つ「グリーン茶草」へ、静かな秋を楽しみに出かけませんか?かわいいヌプリも大歓迎してくれますよ。

 

関連リンク

カフェのスケジュールやゲストハウスの予約はこちらへ
グリーン茶草

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