「札幌や石狩の魅力をショートフィルムで発信!」 演出家 高橋研太さん~北海道発信のアーティスト(1)

北海道では、札幌と函館にしかない「路面電車」。
まちを訪れた人なら、一度は目にしたことがあるでしょう。
でも、たとえば冬の早朝の、こんなシーンを見たことは?
 
 

 
 また、夜の札幌・ススキノ。
車通りの激しいメインストリートの、こんな走行姿はどうでしょう?
 
 

 
 あるいは、サクラ越しのこんな風景は?
 
 

 
 市電のある日常の素晴らしさ。
それを、美しい北海道の四季と、
沿線に住む人々の営みとともに記録した映像作品集を演出したのが、この方。
 
 

 
札幌で映像制作会社「BLOCKHEAD FILMS」を主宰する高橋研太さんです。
 
映像集は、DVD「お部屋で愉しむ北海道の路面電車 札幌編」として2011年にリリース。

 

 
札幌市電の営業路線・全線全駅を9カ月にわたって撮影した労作です。
制作のきっかけは、札幌市デジタル創造プラザ「ICC」での出会い。
 
「ICC」とは、「Inter × cross Creative Center(インタークロス・クリエイティブ・センター)」の略で、
さまざまな業種のクリエイターが集まり、活動をサポートする支援機関のこと。
 
高橋さんはそこで偶然、同じ年、となり部屋に入居した写真家・山本顕史さんと意気投合!
レーベル「Super Standards」を結成し、取り組んだ活動のひとつが、札幌市電の映像集なのです。
 
「山本さんは写真家ならではの構図の取り方が美しい。今は除雪をテーマに第2弾を準備中です」と高橋さん。
 
道民でも気づかない、市電の魅力を詰め込んだ映像集の予告は、公式サイトでご覧ください↓
http://harebare.co.jp/tram.html
 
高橋さんは北海道砂川市生まれ。
大学時代に映画監督を志し、松竹京都撮影所の「KYOTO映画塾」で下積みを経験。
20代、京都でフリーの助監督や舞台監督として活動しながら
自主映画制作や脚本作りに情熱を燃やすも、なかなか芽が出ず、札幌に帰郷。
一度は諦めますが、映画塾時代の同級生に声をかけられ、
2002年、再び映像制作の道に戻ります。
 
以来、ほぼ年に1本のペースで映画を制作する高橋さんの最新作が、
札幌市に隣接する石狩市でロケしたショートフィルム「true flower」です。
http://youtu.be/XfpSsy9dpGI

 

 
「true flower」は、秘密を抱える男2人が同窓会で再会し、過去を振り返る一晩の物語。
はまなすの丘公園や防風林など、石狩の豊かな自然を背景にストーリーが展開します。

 

 
右から高橋監督、主演の小林エレキさん、江田由紀浩さん。
 
「true flower」は、21日(木)、札幌の「KRAPS HALL」で開かれる
「Tribute To -ISHIKARI-」でお披露目上映!
イベントでは、映像のほか、音楽や食などで石狩の魅力を発信します。
 
地元バンドのPVやコンテンツ映像など、多岐にわたる映像制作へのこだわりを
「どこかに“物語性”や“違和感”を盛り込みたい」と語る高橋さん。
 
今挑戦したいのは、「『TAXi』のようなカーアクションを大通公園で撮ること」!
映像制作を辞めようと思うこともあったそうですが、経験を重ね、人脈も広がった今なら、
「本当に作りたいものに手が届く気がする。ここからが勝負だと思います」と力強いコメント。
 
会社名「BLOCKHEAD FILMS」に込められているのは、
「あらゆる逆風に負けず、より良い映画作りのため、
世界の片隅で日々汗を流し、手を動かす〈デクノボー=BLOCKHEAD〉になりたい」という思い。
 
自分の感じる『面白いもの』を目指し、北海道で新しい映像制作に挑む高橋さん。
これからの活躍をチェックしてください。
 
 

Tribute To -ISHIKARI-

開催日時 / 2013年3月21日(木) 午後7時~10時半
会場 / KRAPS HALL(中央区南4西6タイムズステーション)
料金 / 前売り1,400円、当日1,600円 ローソンチケット Lコード/14468(ローソンチケットにて販売)
主催 / Project Rare Earth Elements/KRAPS HALL
問い合わせ / 011-518-5522(KRAPS HALL)