道産子なら、誰もが知っている!玉屋の「しゅうまい揚」

「しゅうまい、うまーい!」と言えば?はい、続きをどーぞ!

 

 
「しゅうまい、うまーい!」と言えば、「玉屋のしゅうまい揚!」。
道産子なら、誰もが知っているこのCM。条件反射のように、口から出てきた人も多いのでは?
 
これが、その玉屋の「しゅうまい揚」。

 

 
「えー!どこがシュウマイなんだよー!」
「全くシュウマイのカタチしてないじゃーん!」
 
はいはい。道外のみなさん、お静かに、お静かに。
この「しゅうまい揚」誕生秘話を、玉屋食品専務の松村真希さんが教えてくれました。
 
「初代松村万吉が、戦後かまぼこ屋を始めた当初はまだ物資の少ない時代。しかし『何か変わったものを』と常日頃考える人だったので、手に入る限りの食材を魚に練りこんであれこれ試作していきました」

 

 
そうなんです!「しゅうまい揚」は、歴史が古いんです。 
では、続きを。
 
「その過程で手に入ったのが『カレー粉』。
これをたまたま魚肉に混ぜて見たら意外と合ったらしく、即商品化を決定。
 
形状については「何か変わった形で、かつ量産できる形」を求めた結果、棒状になりました」(松村さん談)。

 

 
そうなんです!この「しゅうまい揚」は、カレー風味なんです。
そして、量産するための、棒状なんです。
 
「ネーミングについてですが、カレー粉は初めて見た食材だったのでしょう。祖父は勝手に『これは中華料理の食材なのだ!』と勘違い…というか思い込み、中華食材を使った揚げかまぼこ→中華料理のような名前にしなければ→中華料理といえば→シュウマイ→しゅうまい揚げ、という強引な発想によって『しゅうまい揚』と名付けました」(松村さん談)。
 
そうなんです!
なんと、「しゅうまい揚」というネーミングは、かなり強引な思い込みからついた商品名だったのです!
だから、シュウマイの形をしていなくても、いーんです!
 
こうして誕生した「しゅうまい揚」は、昭和35年に、まずは小樽市内で売り出し、それが好評だったため、昭和38年、全道にむけて販売を開始しました。
誕生から今年で53年目ということになります。
 
ちなみに、道内では有名な「しゅうまい、うまーい!玉屋のしゅうまい揚!」のCMについては資料が残っていないそうですが、テレビやラジオを通じて20年以上放送していたそうです。
 
今は放送していませんが、玉屋のHPでラジオの音声が聞けますよ。
 
原料には道産のスケトウダラやホッケを使用。
袋のまま湯せんして3分ほど温め、そのままか、海苔を巻いていただくのが基本形ですが、我が家ではよく野菜炒めの具材として使っていました。
 
松村さんおすすめの食べ方は「大根おろしと醤油」でいだくというもの。

 
 
また、最近では、マヨネーズやソースをつける人や、パンにはさんで食べる人もいるとか。

 

 

 
子供の頃、お弁当にこの「しゅうまい揚」が入っていた人もいるのでは?
「懐かしい!」と思った道外の方は、玉屋食品のHPから通販で購入することができますよ。