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公開 | 植村慎吾

オジロワシ、札幌市内でみられます。観察のヒントを解説!

オジロワシ、有名だけど見たことはないなぁ、という方は北海道民にも多いのではないでしょうか?

オジロワシはオオワシと並んで国の天然記念物に指定されています。

オホーツク海沿岸や知床などの流氷の上で魚を食べているイメージがありますよね。

日本で見られるワシタカの仲間でも最大級の種類ですが、そんなオジロワシを観察できる場所がなんと札幌市内にもあります。
 

モエレ沼公園のオジロワシ

▲西入口ゲート側から眺めるモエレ沼とモエレ山遠景


札幌市東区にあるモエレ沼は、豊平川の蛇行で形成された三日月湖です。

世界的な彫刻家イサム・ノグチが手がけた総合公園がある場所としても有名で、大都市のすぐ近くにありながら広い湿地環境を保全した点が高く評価されています。
 
そんなモエレ沼に、毎年秋から春にかけて数羽のオジロワシが飛来します。

取材に訪れた日にも、凍った沼のわずかに解けたところにオジロワシがいました!

札幌市内でオジロワシを見ることができるとは驚きです。


▲モエレ沼のオジロワシ


オジロワシは動物食性ですが、なかでも魚食性が強く、水辺を餌場としています。

モエレ沼では、外来種のライギョやヘラブナなどを食べることが多いようです。
 
オジロワシが魚を狙って狩りをしたり、死んだ魚を拾ってきて食べたり、休息していたりする様子を公園の遊歩道から観察できます。

オジロワシまでの距離はそれなりに遠いので(取材したときには約200m)、観察の際は双眼鏡やフィールドスコープがあると良いでしょう。
 

▲2羽のハシブトガラスがちょっかいを出して怒ったオジロワシ 魚を持っているようです


オジロワシのエサのおこぼれに与ろうと、ハシブトガラスやキタキツネが様子を窺いに来ます。
 

▲オジロワシが移動するとハシブトガラスも必ずついていきます
 

▲観察をしている私たちの近くもキタキツネが歩いていきました!※かわいいですが餌付けは厳禁です
 

▲飛翔するオジロワシ 後から来た別の個体に向かって鳴きながら飛んで行きます。


翼を広げると2mを超す巨体が飛ぶさまはさすがに迫力満点です!

この日は全部で3羽のオジロワシを観察できました。
 

▲トビ


同じタカ科の鳥ですが、こちらはトビです。
角い尾羽と、翼の白斑が特徴。

モエレ沼では、他にもアカゲラやシマエナガなど多くの小鳥や水鳥を観察できます。
 
 

季節ごとの様子と、観察のヒント

モエレ沼のオジロワシは、10月にやってきて、沼の氷が溶け始める3月中頃に最も個体数と観察の頻度が多くなります。

このころには、オジロワシは氷から水面が顔を出している水門の近くなどに集まることが多く、観察もしやすくなります。


▲オジロワシがよく集まっている、公園北側の水門


冬季(11月中旬から4月中旬)には公園内のトイレのうち、ガラスのピラミッド内のトイレしか使えないことに注意!

オジロワシは、氷が溶けるにしたがってだんだんと個体数が少なくなりますが、6月までは断続的に公園内に現れます。水面が広がってからは、中洲にいることが多いようです。


札幌市街地から車で30分のところでみられるオジロワシ、
週末のお出かけや札幌観光のついでに、北海道ならではのバードウォッチングをしてみませんか?
 
 
北海道Likers フォトライター 植村慎吾

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植村慎吾

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