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公開 | 佐々木葉子

旭川の「素敵」いっぱいカフェで、地元LOVEなおやつ

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立地にも建物にも、そこで味わえるメニューにも、旭川の「素敵」がつまっている「福吉カフェ」。オーナーの旭川に注ぐ深い愛情も、なかなかですよ。
 

旭川の象徴、旭橋のたもとに建つ

旭川は、北海道のほぼ中央にあり、北海道最大の石狩川など大小130以上の川が流れる「川のまち」。橋も多く、市内には750本以上架かっているといわれています。

その橋の中で、旭川市民が最も愛着を持っているのが、この旭橋。
1892年に土橋として誕生し、1932年に鋼鉄製のアーチ曲線を描く橋となりました。


alt、 ▲「北海道三大名橋」とうたわれた歴史もある、旭橋。「北海道遺産」にも認定されています ▲「北海道三大名橋」とうたわれた歴史もある、旭橋。「北海道遺産」にも認定されています


「福吉カフェ」が立つのは、この旭橋のたもと。1924年に建てられた歴史的建造物をリノベーションして、2016年にオープンしました。


alt、▲美瑛軟石を積み上げた横壁とファサード部分の木造が混合する珍しい造り▲美瑛軟石を積み上げた横壁とファサード部分の木造が混合する珍しい造り


この建物は、製粉所を皮切りに倉庫、畳店、スポーツ洋品店、和菓子屋など、これまで何度も看板が架け替えられてきたそう。地元の人のさまざまな日常と寄り添ってきたんでしょうね。
 
店内には、旭川家具を世界的ブランドに磨き上げたメーカーや職人たちの家具などをレイアウト。自然光が優しく差し込む空間には、穏やかな時間が流れています。


alt、▲旭橋に向かう道路に面して、大きな窓が開けています▲旭橋に向かう道路に面して、大きな窓が開けています

 

どこを切っても旭川の物語

「福吉カフェ」の名物は、バターが香る、特注デニッシュ生地に具材をはさみ、焼き上げる「トキワ焼き」。トキワとは、この地区の町名・常盤からとっています。
 

alt、▲提供写真:たっぷり入った粒あんは、旭川の老舗・福居製餡所が美瑛町小豆「しゅまり」を炊いた特注品。粒あんとクリーム、チョコチップが定番(各230円)で、時期によって4種類の異なる味が限定登場します▲提供写真:たっぷり入った粒あんは、旭川の老舗・福居製餡所が美瑛産小豆「しゅまり」を炊いた特注品。粒あんとクリーム、チョコチップが定番(各230円)で、時期によって4種類の異なる味が限定登場します


「トキワ焼き」のカタチは、旭川にゆかりの深い絵本作家・堀川真さんが、旭橋をモチーフにデザインしたもの。焼き型は、旭川を代表する鋳物メーカーとして名を馳せた、いまはなき臼井鋳鉄製。ひとつひとつに、旭川の物語が刻まれています。
 

alt、▲焼きたてはもちろん、冷めてもおいしいと評判の「トキワ焼き」▲焼きたてはもちろん、冷めてもおいしいと評判の「トキワ焼き」


「トキワ焼き」と一緒に味わいたいのが、「福吉らて」。粒あん、牛乳、抹茶がきれいな三層をつくる、オリジナルドリンクです。
 

alt、▲提供写真:写真の「福吉らて(480円)」をメインに、いちごミルクを組み合わせた「福吉らていちご(530円)」や「抹茶らて(420円)」、「しるこらて(420円)」などのバリエーションも▲提供写真:写真の「福吉らて(480円)」をメインに、いちごミルクを組み合わせた「福吉らていちご(530円)」や「抹茶らて(420円)」、「しるこらて(420円)」などのバリエーションも


そろそろオーナーの海老子川雄介さんにご登場いただき、このドリンクの誕生エピソードを聞いてみましょう。

「この「福吉らて」は、僕が地元のフリーペーパー副編集長時代に、「トキワ焼き」の粒あんをつくってくれている福居製餡所の三代目と、旭川の茶舗吉川園の三代目と一緒に開発したものです。あんこはチョコレートに、お茶はペットボトルに押される中、日本の甘味文化を守ろうと」。

「福吉らて」は、時代を感じさせる誕生エピソードにも関心が集まり、東京の見本市や台湾のフェアなどにも招かれました。
 

alt、▲「3つの層をきれいに重ねるには、丁寧に注ぐことが必要です。その日本人らしい所作も、素敵なんじゃないかと」▲「3つの層をきれいに重ねるには、丁寧に注ぐことが必要です。その日本人らしい所作も、素敵なんじゃないかと」


おやつの話が続きましたが、「福吉カフェ」ではランチタイムに食事もできます。名寄産ひまわりポークを使った「キーマカレー(780円)」や「ランチプレート(980円)」など、ボリュームあるメニューがあれこれ。

「キーマカレーには、「トキワ焼き」に使っているのと同じ粒あんも隠し味に加えています」と海老子川さん。お昼も行かなくては、ですね。

 

旭川をもっと好きになるカフェ

「このあたりは、公園、図書館、美術館、文学館が集まった文教地区。ゆっくり散歩してみるといいですよ」と海老子川さん。歩き疲れた時にふらっと休める場所としてはもちろん、情報をキャッチする場所としても「福吉カフェ」を使ってほしいと考えています。

店内に旭川の郷土史や文学などをテーマにした書籍コーナーを設けたり、旭川および道北エリアの観光パンフレットなどを備えたりしているのも、そのためです。
 

alt、▲旭川文学資料館の館長さんが寄贈してくれた本も▲旭川文学資料館の館長さんが寄贈してくれた本も


alt、▲「今年、旭橋はアーチ型の橋として生まれて85周年。店内のショーケースに、知り合いからお借りした旭橋にちなむ品々、地元のデザイナーが作ってくれたポストカードを飾り、皆さんに見ていただいています」▲「今年、旭橋はアーチ型の橋として生まれて86周年。店内のショーケースに、知り合いからお借りした旭橋にちなむ品々、地元のデザイナーが作ってくれたポストカードを飾り、皆さんに見ていただいています」
 

どのボタンを押しても、旭川愛がにじみ出てくる海老子川さん。「カフェのコンセプトは、もっと旭川を好きになるカフェ。このエリアを大事に育てながら、旭川の魅力を海外にも発信していきたいですね」。
 

alt、▲「このカフェをステージに、旭川を自慢しまくる。そんな気持ちでやっています(笑)」▲「このカフェをステージに、旭川を自慢しまくる。そんな気持ちでやっています(笑)」

 

関連リンク

・福吉カフェ

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