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公開 | チバタカコ

夕張の石炭がどら焼きに!?「ゆうばりどら焼きたんどら」

夕張市阿部菓子舗の「ゆうばりどら焼きたんどら」
 

大正10(1921)年創業、夕張市にある阿部菓子舗に、黒いどら焼きがありました。「ゆうばりどら焼きたんどら」と名付けられた黒いどら焼きの秘密、聞いてきました。
 
 

北海道の石勝樹海ロードをドライブする時、
おやつはどうする?

雪が融けたら北海道はドライブシーズン突入です。道外からはレンタカーを利用して広い北海道を走りたいという人も多いでしょう。高速道路利用は便利ですが、一般道をのんびり走るのも道内ドライブの醍醐味です。
 
札幌市から車で1時間ちょっとの夕張市から日高町へ向かう国道274号線は、「石勝樹海ロード」と呼ばれており、北海道らしい森林風景の中をドライブできるコースとして人気です。
 
ところで、皆さん。
車でドライブする時、おやつがあると車内も盛り上がりますよね。それが、どこでも手に入るものではなく、わざわざそこへ行かなければ食べられないお菓子だとしたら…それはもう、行くしかないべさ。
 
「そだねー」(と、聞えてきました)。


夕張市阿部菓子舗の「ゆうばりどら焼きたんどら」2▲夕張市阿部菓子舗の「ゆうばりどら焼きたんどら」

 
札幌からなら「石勝樹海ロード」の入口、日高方面からなら札幌へ向かう出口にあたるのが夕張市。その夕張の道の駅「メロード」にある阿部菓子舗は、創業大正10(1921)年の老舗。
 

夕張市の道の駅「メロード」内にある阿部菓子舗▲夕張市の道の駅「メロード」内にある阿部菓子舗

 
和菓子を中心に、洋菓子、パンなども製造・販売しています。そして、ここで焼いて、販売しているのが「ゆうばりどら焼きたんどら」です。

 

「たんどら」の「たん」は「石炭のたん」、
炭鉱のまち夕張ならではのネーミング

一般的などら焼きは、茶色い皮ですが「たんどら」の皮は黒。これは、炭鉱のまち夕張らしく「石炭」をイメージしたもの。そしてネーミングの「たん」は、まさしく「石炭」が由来。「昔は、石炭のことを『たん』と言っていて、子どもたちは『(石炭)小屋からたん(石炭)出して来い!』とか言われて手伝ったもんです」と話してくれたのは、阿部菓子舗代表の阿部広昭さん。
 

阿部菓子舗代表の阿部広昭さん▲阿部菓子舗代表の阿部広昭さん
 

「たんどら」誕生のきっかけは、夕張らしい、夕張だけのものをつくってみようと、以前から試行錯誤を繰り返していたものを「北海道のお土産新作コンクール」に出品したことから始まります。そして、平成22年「北海道のお土産新作コンクール」努力賞を受賞し、「たんどら」は世にデビューします。
 
 
たんどらが「北海道のお土産新作コンクール」努力賞を受賞した表彰状▲「北海道のお土産新作コンクール」努力賞を受賞。「たんどら」が完成するまで4年程かかったそう

 
石炭がヒントの黒い皮ですが、皮を黒くしているのはもちろん石炭ではありません。食用の竹炭を練り込んで黒い生地をつくり、皮やあんには北海道産の小麦粉・ビート糖・小豆・かぼちゃなどを使用しています。
 
中のあんの種類は、チョコっと生とら(チョコレート)、夕張メロン、かぼちゃ、あずき、さくら(季節限定)で、メロンあんは地元特産の夕張メロン果汁を使用しています。

 

夕張市道の駅「メロード」で、
「たんどら」が焼けるのを見る

夕張市の道の駅「メロード」内にある阿部菓子舗では、「たんどら」の生地を焼いています。作業は午前9時頃から始まり、道の駅「メロード」オープンの10時には、道の駅内に甘くていい匂いが漂っています。匂いにつられて、オープンと同時に阿部菓子舗まで来る人もいるそうです。
 

夕張市道の駅「メロード」で、「たんどら」を焼く阿部さん▲たんどらの生地を焼く阿部さん
 

夕張市道の駅「メロード」で、「たんどら」が焼けるのを見る1▲真っ黒い生地が、むにゅ~っと出てくる様子は、ついつい見入ってしまいます
 

夕張市道の駅「メロード」で、「たんどら」が焼けるのを見る2▲どら焼きは2枚の生地であんを挟むので、1個につき2枚が必要。1回の作業で200枚を焼き、それを1日に2回、つまり400枚焼いています
 
 
夕張市道の駅「メロード」で、「たんどら」が焼けるのを見る3▲ふたをして1分ちょっと焼いたら…

 
夕張市道の駅「メロード」で、「たんどら」が焼けるのを見る4▲ひっくり返してできあがり
 

夕張市道の駅「メロード」で、「たんどら」を焼く阿部さん2▲「淡々とした作業ですよ」と阿部さん
 

夕張市道の駅「メロード」で焼いたたんどらの皮▲焼き上がったばかりの黒い生地
 
 
型崩れした焼きたての生地を、ちょっとつまみ食いさせてもらいました。焼きたては、甘く香ばしい香りがぷ~ん、口当たりもふっくら。「今すぐ、あんを挟んで食べたい!」と訴えたところ、焼きたては未だあんを挟むことができないとのこと。というのも、「たんどら」の中は、あんだけではなく生クリームも入っているため、生地が熱いと溶けてぐちゃぐちゃになってしまうから。
 

たんどらの中にクリームを入れる▲たんどらの中は、あん+生クリーム
 
 
たんどらのメロンあんとメロンクリーム▲メロンあんは、メロン果汁の入った生クリームが
 

「たんどら」を一口食べると、口の中に香ばしい皮としっとりしたあん、そこにコクのある生クリームがバランスよく溶け込み、和菓子なんだけれど、洋菓子のようで、一度で2つのお菓子を食べたような得した感じがしました。

 

夕張に、土日祝限定販売の
ものすごいメロンパンがあった

夕張らしいお菓子を…と石炭をイメージした「たんどら」をつくっている阿部菓子舗が、土日祝限定で、ここ道の駅「メロード」だけで販売しているのが、これまた夕張らしい「夕張メロンパン」。
 

阿部菓子舗の夕張メロンパン1▲阿部菓子舗の夕張メロンパン。土日祝限定販売です

 
一般的なメロンパンを、まるでハンバーガーのバンズのように、夕張メロン果汁を使用したクリームをたっぷり挟み、パンでできたメロンのヘタをさして夕張メロンのように仕上げたもの。ソフトボールよりちょっと大きいサイズ。ずっしり重いです。
 

阿部菓子舗の夕張メロンパン2▲中にはメロンクリームがたっぷり。メロンパンもクリームも甘いので、ヘタの部分が口直しになります。ヘタにクリームをつけて食べてもおいしかったです
 

メロンパン2個分なので、半分に分けて食べてもよし、ハンバーガーのようにがぶっとかじりついてもよし。そのかわり、上手に食べないとクリームがあっちこっちからむにゅ~っとはみ出てきます。

夕張メロン果汁を使っているので、匂いも味も、メロン、メロン♪食べ応え抜群です。ただし、相当なハイカロリーであることは想像できるので、食べる時は覚悟して。
 
道の駅「メロード」は、国道274号線から一本中に入ったところにあります。道東自動車道から夕張IC利用、あるいは石勝樹海ロードを利用する時に立ち寄ってみてください。夕張ならではの「ゆうばりどら焼きたんどら」と「夕張メロンパン」、それ以外にも「夕張メロン羊羹」「メロン大福」などもあるので、おやつ&お土産補給地点に、どうぞ。

 

関連リンク

阿部菓子舗

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