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2018年03月07日 | 田中 勲

『探偵はBARにいる3』でグランプリを受賞!その立役者、札幌フィルムコミッションの凄さとは?

探偵はBARにいる3メイン▲©2017「探偵はBARにいる3」制作委員会


2018年1月に発表された第8回ロケーションジャパン大賞(雑誌「ロケーションジャパン」主催)で、札幌市×映画『探偵はBARにいる3』が見事、最高賞のグランプリを獲得!そのグランプリ獲得に貢献した、札幌フィルムコミッションの活躍をご紹介します。

 

970/1000ポイントでグランプリを獲得!

ロケーションジャパン大賞は、一般アンケートによる支持率、ロケ地観光があるかなどロケ地の行楽度、地元の人々による撮影サポート度、そして作品によって起こった地域の変化の4指標をポイント化(1000ポイント満点)して、賞が決められます。


ロケーションジャパン授賞式▲第8回ロケーションジャパン大賞の表彰式の様子(2018年2月22日)


札幌市×映画『探偵はBARにいる3』が今回獲得したポイントは、なんと970ポイント!人気シリーズだけに支持率が高いのは頷けますが、それ以外も高得点。それら全てに関与したのが、札幌フィルムコミッションなのです。


札幌フィルムコミッションスタッフ▲札幌フィルムコミッションの佐藤有史さん(左)と李嘉兒さん(右)。フィルムコミッションとは、映像を通じて地域の魅力を発信する組織のこと。全国各地にあります

 

手配・調整に大わらわの撮影サポート

探偵はBARにいる3サブ▲©2017「探偵はBARにいる3」制作委員会


札幌フィルムコミッション(以下札幌FC)の大きな役割の一つが、撮影サポートです。例えば『探偵はBARにいる3』の山場の一つ、サッポロファクトリーでのシーン。この撮影のために、2日間で述べ2000人のエキストラが参加したのですが、ロケ場所の調整やエキストラの手配も全て札幌FCが行いました。


探偵はBARにいる3 サッポロファクトリーロケ▲サッポロファクトリーでの撮影風景。舞台の上では、北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督と秋元克広札幌市長(どちらもホンモノ!)が対談を行っています。市長への出演依頼も札幌FCの役目


特に今回の撮影で大変だったのは、営業時間中の撮影だったこと。テナントの店舗の全てに札幌FCが足を運んで、趣旨を理解していただいたそうです。当日普通に買い物や食事に来ていた人々も、撮影にとても協力的だったそう。


探偵はBARにいる3 病院シーン▲病室での撮影風景


また病院のシーンでは、札幌FCが交渉して、実際の札幌の病院の病棟を1棟まるまる借りることに。映画終盤のあの感動的なシーンは、この病院の協力で実現しました。

他にも札幌FCの交渉で札幌市民が協力して…というロケ地がまだまだたくさん。この作品の「札幌らしさ」は、これらの努力や助けがあって、生み出されているんですよね。

 

大人気!ロケ地を巡るバスツアー

大賞の評価基準である「ロケ地の行楽度」のポイントに貢献したのが、札幌FCが行程を提案した、ロケ地を巡るバスツアーです。


探偵はBARにいる3 ロケ地ツアー▲探偵がいるBAR「ケラー・オオハタ」がある有馬ビル前


探偵はBARにいる3 キングムー▲アクションシーンに登場するススキノのクラブ「キングムー」にも訪問


映画公開に合わせて、2017年12月1日に始まったバスツアーは4回催行して160人が参加。ロケ地の紹介と撮影秘話が披露される、満足度満点のツアーとなりました。

 

札幌市もプロモーションに協力!

また作品のプロモーションのために、ボランティアエキストラを招いた『探偵はBARにいる3』の先行上映会を2017年10月23日に開催しました。


探偵はBARにいる3 先行上映会▲映画鑑賞の後、作品と札幌FCの横断幕を掲げて、ボランティア全員で記念撮影。この写真を共有、SNSで発信してもらうというプロモーションでした


その他、札幌や東京でのイベントにブースを出したりと、札幌FCはプロモーションでも大忙し。

札幌市も、公式ホームページのトップにこの作品のバナーを掲載したり、『探偵はBARにいる3』のラッピングデザインを施した札幌市電の車両を走らせたり、札幌市全世帯向けに102万部発行される「広報さっぽろ」に映画のプロデューサーと秋元札幌市長の対談を掲載したり。市も札幌FCと連動して、プロモーションに大きく貢献しました。

これらのこと全てが評価されて、今回のロケーションジャパン大賞グランプリに結実したのです!
 

「札幌を愛する人」のため街を映画に

ロケ中の手配・調整や完成した作品のプロモーションに加え、そもそもロケ地に選定してもらうように街のプロモーションを行うことも、札幌FCの重要な業務です。

さまざまな札幌の姿を映画を通して日本中、世界中に発信できるというのが、ロケ地のメリットなのですが、もう一つのメリットは「街の姿をアーカイブとして残すことができる」ことだと、札幌FCの佐藤さんは強調します。

例えば探偵はBARにいるシリーズの中で「喫茶モンデ」として登場するススキノの「喫茶トップ」は、『探偵はBARにいる3』撮影後の2017年5月末、惜しまれつつも50年間の営業を終えました。


探偵はBARにいる3 喫茶トップ▲探偵の写真を持った、「喫茶トップ」の店長の奥さんの児島淑子さん


探偵はBARにいるシリーズの3作品の中には、他にももう見ることのできない場所を使ったシーンがあります。こういったかつての街の姿を残すことができるのも、映画になってこそ。

「札幌を愛するものとして、伝えることと映像として残すことの両方に携わることができる。これがフィルムコミッションという仕事への、やりがいの源泉になっています」(佐藤さん)。


札幌フィルムコミッション特別ブース▲札幌フィルムコミッションのあるさっぽろ産業振興財団には、グランプリ受賞を記念した特別ブースが。映画のパネルの他、喫茶トップから寄贈された大泉洋さんが実際に座った椅子とテーブルを展示


この2018年3月3日には、全編札幌を中心とした北海道ロケで、札幌FCも撮影に大協力した映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか~?』も公開に。道庁赤れんが庁舎やサッポロビール園、札幌市街が一望できる旭山記念公園、ホッキョクグマが可愛い円山動物園など、作品の中に札幌のスポットがたっぷり登場します。


プリンシパル_北星学園大学付属高等学校▲映画『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』は札幌の高校を舞台にした青春ラブストーリー!高校のロケ地として協力したのは北星学園大学附属高等学校です。この学校の撮影協力があったことが、作品自体の札幌ロケ誘致に繋がったそう。写真は出演する黒島結菜さんや小瀧望さん、高杉真宙さんらの登校シーンが撮影された校門前です


これからも札幌を舞台にした良い映画のために、そして札幌を愛する人達のために。札幌FCの活躍は続きます!

 

関連リンク

札幌フィルムコミッション

映画『探偵はBARにいる3』

映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか~?』

ロケーションジャパン

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Writer

田中 勲

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