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公開 | チバタカコ

北海道のジュエリーブランド「upas(ウパシ)」

北海道のジュエリーブランド「ウパシ」、日射し
 
 
北海道の雪、風、大地、植物などにインスパイアされたジュエリーブランド「upas(ウパシ)」。その一つひとつに込められた物語や想いは、ジュエリーを通して、人を北海道へといざないます。
 

道外へ出て、改めて気付く北海道の魅力

「ウパシ」とは、アイヌ語で「雪」という意味。そんな北海道らしい名前で3年前からブランド展開をしているのが、北海道のジュエリーブランド「upas(ウパシ)」です。
 
「upas」の代表で、デザイン、制作、販売イベントまでトータルにブランドプロデュースしているのが室井歩さんです。北海道出身ですが、沖縄県でダイビングを極めたり、大手アパレルメーカーに勤めたり、長野県軽井沢のリゾートホテルのブランディングに関わってきた経歴の持ち主。そんな室井さんが、北海道でジュエリーブランドを始めようと思ったそもそものきっかけは、長野でリゾートホテルを手掛けた時。長野を知らない県外者の目線で長野を見ると、県内の人が当たり前に思って気付かない長野の魅力がたくさん見えたそうです。その魅力をホテル経営に取り込むことでホテルは軌道にのります。その時、北海道を思い出したそうです。
 
「長野のためではなく、自分は北海道のために何かできるのではないか」と。


北海道のジュエリーブランド「upas(ウパシ)」、牡丹雪▲botanyuki「牡丹雪」。風のない日、ふっくら大きな雪がゆっくり空から降りてくる…そんなイメージがわきませんか?

 
やがて北海道にUターン。大好きなスキーを楽しみ、そろそろスキーシーズンも終わるという頃のニセコの山頂で、雄大な景色を見て「upas」コンセプトが生まれたそうです。
 
「北海道の雪や風や大地、花や木や動物などにインスパイアされたジュエリーを通して、道内、国内、世界中の人たちに北海道の魅力を伝えたい」というコンセプトが。


北海道のジュエリーブランド「upas(ウパシ)」、日射し▲hizashi「日射し」。あたりは未だ雪だらけだけど、木々の間から差し込むまぶしい日射しを感じると、「あ、そろそろ冬が終わる」と感じることはありませんか? 


北海道の魅力を伝えるために選んだアイテムが「ジュエリー」。それは、なぜ?
 
「なぜ?と言われると、ジュエリーしかないと思ったから…なのですが、今思うと、祖母も母もジュエリーが大好きで、いつも気づいたら身近にあったのがジュエリーだったから、なのだと思います」と室井さんは話してくれました。
 
そうして立ち上げた「upas」は、すぐに大丸札幌店のバイヤーの目に留まり、企画展に参加。そこでまた他の百貨店のバイヤーの話題になり、東京の伊勢丹新宿店や大阪の阪急うめだ本店などの展示会やイベントに出展することになりました。そして先日、平成29年度の札幌スタイル認証製品としても認証されました。

  

支笏湖、洞爺湖、エゾスカシユリ、そしてハマナス

北海道のジュエリーブランド「upas」は、コンセプトにちなんだ名でシリーズ展開されています。例えば「洞爺湖」「支笏湖ブルー」など。これらのシリーズは当初、「ジュエリーらしくない」と、周りからは反対されたそうです。しかし、ジュエリーに「洞爺湖」「支笏湖ブルー」と名付けたのには、室井さんが長野の魅力を再発見した時のように、北海道の魅力を一からきちんと知り、学び、見て、理解し、それを人に伝えたいという熱い思いが込められていました。


北海道のジュエリーブランド「upas(ウパシ)」、支笏湖▲shikotsuko「支笏湖ブルー」。室井さんは、湖面に落ちて消える雪を見て、どこまでも青く深く、透明な支笏湖に、とても高貴なものを感じたと言います


北海道のジュエリーブランド「upas(ウパシ)」、洞爺湖▲toyako「洞爺湖」。 そして洞爺湖は支笏湖と異なり、湖畔のカジュアルなリゾートを楽しむジュエリーがコンセプト

 
洞爺湖や支笏湖は、季節を変え、時間を変え、何度も何度も通ったそうです。湖の成り立ちや湖水の色、そこに古くからある物語やそこで感じたイメージをジュエリーの中に閉じ込めました。
 
「エゾスカシユリ」や「ハマナス」など、植物の名をつけたブランドシリーズは野の花との向き合い方を深めるために、植物の生態を調べ、植物画家に話を聞き、投げ入れ(生け花の様式の一つ)を学ぶために京都の華人のもとまで通いました。そうして、道内の原生花園で咲く「エゾスカシユリ」や浜辺に咲く「ハマナス」を、「これは北海道の魅力である」と自身で納得、昇華して、ネックレスやイヤリングというカタチにしました。

北海道のジュエリーブランド「upas(ウパシ)」、エゾスカシユリ▲ezo sukashiyuri「エゾスカシユリ」。そのモチーフになったのが…


エゾスカシユリ▲エゾスカシユリ。草原にすくっと、真っ直ぐ立っているエゾスカシユリにインスパイアされたそうです 


ネックレスやブレスレットをつくるのに、なぜそこまでテーマを深めるのか?
 
「北海道なら『雪』とか『樹氷』などがアイコンとしてはわかりやすいのでしょうが、北海道でなくても雪は降ります。それを『洞爺湖』『支笏湖ブルー』などとしたのは、この土地ならでは、他にはないというところに、Uターンしたばかりの私の五感が自然と魅かれ、発見の感動があったからです。伸びやかで清らかな印象をみなさんに楽しんでもらいたい。なので、ジュエリーのネーミングも『shikotsuko』『toyako』『ezo sukashiyuri』と、そのままに使っています」と室井さんは話してくれました。


北海道のジュエリーブランド「upas(ウパシ)」、ハマナス▲hamanasu「ハマナス」。室井さんは、ハマナスの色を北海道ローズと表現

 
国内、海外には、ジュエリーブランドは多数あります。例えば、パリのカルティエ、ニューヨークのティファニー、ローマのブルガリなど。そのブランド名を聞いたり、商品を見たりすると、(行ったことはないが)「おしゃれでパリっぽい!」「これはローマの街に似合いそう」とイメージをふくらませることができます。
まだスタートして3年の「upas」ですが、いつかカルティエやティファニーのように、「北海道のジュエリーブランドといえばウパシ」と言われる日がくるかもしれません。
 
「だったら、実物を見てみたいわ」という道外の皆さんへ朗報。下記百貨店の北海道物産展に「upas」が出店予定。北海道物産展というとグルメに気を取られがちですが、選りすぐりの北海道ブランドのクラフトゾーンもあるので、ぜひ足を運んでみてください。会期中は会場に室井さんがいるそうですよ。

3月14日(水)~21日(水・祝)伊勢丹新宿店(東京都)
4月11日(水)~16日(火)阪急うめだ本店(大阪市)
5月2日(水)~7日(月)松坂屋名古屋店(名古屋市)
5月8日(火)~15日(火)遠鉄百貨店(浜松市)

「upas」の商品については、公式HPをご覧ください。また、商品についての問い合わせは、メールで受け付けています。
E-mail:mail@upasjewely.com 
 

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