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公開 | nobuカワシマ

「星野リゾート トマム」の「氷のホテル」に泊まってみました!

星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル


壁も床も氷。テーブルも椅子も、なんとベッドまでぜ~んぶ氷!冬に「星野リゾート トマム」に登場する「氷のホテル」。どうやって寝るの?服は?風邪ひかないの?トイレやお風呂はどうなってるの?そんな疑問や不安を解消すべく、実際に宿泊してみました!これから行こうと思っているみなさん、ちょっとでも参考になれば♪

 

氷のホテルって?

「氷のホテル」は、「星野リゾート トマム」に冬だけ現れる幻想的な氷の街、「アイスヴィレッジ」の中に作られたホテル。氷点下30度になることもあるトマムの厳しい自然環境だからこそ体験できる、寒さを楽しむ氷の街の宿泊施設です。


星野リゾート トマム アイスヴィレッジ▲アイスヴィレッジは毎冬概ね12月中旬から3月中旬の夕方~夜に開催(天候状況により時期変動)


アイスヴィレッジでは氷にまつわるさまざまな体験ができ、一年で一番冷え込む1~2月に氷のホテルが登場。アイスヴィレッジの入場者は誰でも営業時間内に見学できますが、実際に泊まることができるのは1日1組(2名以内、小学生以上)限定。とてもレアな宿泊体験なのです。


星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲テーブルも椅子も、手に持つグラスまでも氷。とっても静かで非日常的♪(写真提供:星野リゾート トマム)


幻想的な雰囲気に心ときめき憧れつつ、寒くないかな…、寝られるかな…、などと期待と不安が入り交じりながら現地へ向かいました。

 

まずはチェックイン

氷のホテルの宿泊体験は、極寒下での万が一の場合に備えて「星野リゾート トマム」のホテル「トマム ザ・タワー」か「リゾナーレトマム」の宿泊予約が必須。まずはいずれかのホテルでチェックインします。
ホテルの客室をキープしているからこそ、早めに訪れて荷物を置いてゲレンデに行ったり食事に出かけたり、客室内のシャワーを浴びるなど、有意義に活用できます。


星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲「寒さに負けるなっ!」そう自分に言い聞かせ、荷物を持って氷のホテルがあるアイスヴィレッジへ

22:00、アイスヴィレッジにある「ぬくぬく小屋」で氷のホテルのチェックイン。ぬくぬく小屋は名前のとおり暖かい部屋。アイスヴィレッジで暖をとる休憩スポットとして使用されています。


星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲訪れた日は、ウエルカムドリンクならぬウエルカムシチューでおもてなし。具だくさんのホワイトシチュー。夕食のバイキングで食べすぎちゃったのを後悔…

氷のホテルの宿泊体験で利用できる施設は、ぬくぬく小屋から歩いて1、2分の、寝泊まりする「氷のホテル」と、隣接した「氷の露天風呂」と「氷の湯上がり処」。トイレはぬくぬく小屋の隣にあり、ストーブ付きで一晩中利用可。もちろん水洗で紙もありますし、手も洗えます。

 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲諸々注意事項や説明を受けます

「え、まじすか!?」

ちょっと驚いたのが、案内が一通り終わるとスタッフはみなここを去り、翌朝まで広~いアイスヴィレッジ内に自分一人だけになるということ。不測の事態が起きた時は、手渡された案内用紙に記載がある電話番号へ連絡をすればスタッフが駆けつけるということなので安心!

 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲「みなさん貸切ということで楽しんでおられるようですよ」という言葉に背中を押され元気倍増!

広い氷の街の一角を一晩貸切というのも貴重な体験。これは楽しむしかありません!
説明を一通り受けた後、いよいよ氷のホテルへ。

 

氷のホテルはこんなところ

はじめにスタッフがひととおり案内してくれます。
扉を開け中に入ると、真っ白く輝く広~い空間!タイムマシンで近未来へやってきたような気分♪

 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲継ぎ目のない一枚の氷でできた、直径約8.5mのドーム型の客室

訪れた日の夜の気温は冬のトマムにしてはちょっと暖かく、氷点下7度程度。
氷でできた室内に入ると、吹きさらしの外気とは異なり風が吹き込まないためか、ストーブなど暖房器具が一切ないのに意外と温かく感じました。とはいえ室内の気温はきっと氷点下。なぜなら、テーブルや椅子などすべてガッチガチに凍った氷で、溶けた様子もないので…。

 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲氷の椅子に氷のテーブル。ふかふかのラグやクッションが敷いてあるので冷たさはかなり軽減


入口近くにラグが敷かれた氷のベンチがあり、中央に氷のベッド、奥には座布団が置かれた氷の椅子2脚とテーブル1脚、暖かいお湯の入ったポットや緑茶と小菓子が置かれた氷のテーブルがあります。スリッパがわりに、氷の上でも滑りにくいブーツ型の履物も用意されています。

 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲客室中央には氷でできたダブルベッドがあり、その上にマットが敷かれ、さらにエゾシカの毛皮のラグやクッションが多数


星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲あまりにふわふわなので思わずダイブ!

 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲氷点下30度まで耐えられるという極寒地用の寝袋が人数分用意されています。これに入って寝るんです

 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲入ってみたら、とーってもふかふか!

 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲頭まですっぽり羽毛布団にくるまれたみたい!これなら寝られそう♪


小菓子が置かれたデスクの近くには室内照明のスイッチと電源コンセントが2口。こんな環境でもスマホなど充電できるのは嬉しいですね!

各所スタッフの案内が終わると、ここから翌朝まではドキドキな一夜、“おひとり様”タイムです。

 

氷の露天風呂も湯船以外は氷!

まずは氷の露天風呂へ入ってみます。

 
星野リゾート トマム 氷の露天風呂▲氷の露天風呂。湯船以外まわりはみーんな雪と氷!(写真提供:星野リゾート トマム)


着替える場所は入浴者専用の小さな建物。こちらは氷とは無縁、ストーブもあるのでヌクヌクです。

 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲タオル類やレンタル水着、バスローブのほか、特製パジャマとコートがあります


入浴するには要水着着用。水着に着替え外套を羽織り屋外に。
露天風呂の脇で外套を脱ぎ、湯船へドボ~ン!

 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲温か~い!身体が一気にポッカポカ♪湯船から上がりたくない…


身体がじゅうぶん温まったら着替え部屋で水着を脱ぎ、バスローブを着て氷の湯上がり処へ。

 

好きなだけ飲めるウイスキーを片手に、氷の椅子に腰かけ満天の星空を鑑賞

氷の湯上がり処は、氷の椅子とともにウイスキーセラーがあり、多品種並ぶ日本のウイスキーがなんと飲み放題!氷のホテル宿泊者限定の特権です。

 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲氷のリラクシングチェアが2脚。ラグとひざ掛けもあります。奥には氷でできたウイスキーセラー


バスローブ1枚だとさすがに身体が冷えるので、服に着替えて特製パジャマを着用し、出直しました。特製パジャマはつなぎ型で、服の上から着ることができます。


 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲私が着るとずんぐりむっくり…。でもモッコモコで暖かい♪靴は室内にあったブーツ型の履物です


ウイスキーセラーには氷のグラスが数個とストロー、ハチミツをキューブ状の氷にしたハチミツ氷が用意されています。好きなウイスキーを氷のグラスに注ぎ、ハチミツ氷を入れて飲み比べをすることができるんです!氷のグラスを直接口につけて飲んでもよいのですが冷たいので、ストローを利用するほうがベター。


星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲ウイスキーを軽く注いだ氷のグラスを片手に椅子に腰かけ、空を見上げると満天の星空! 


これはステキすぎます!
外気温は思いきり氷点下なのに、不思議と寒さをあまり感じません。露天風呂にゆったり浸かったためか、モコモコなガウンのおかげか、アルコールのパワーか。それとも、非日常なこの空間に酔いしれただけか…。

しばし屋外で楽しんだ後は、ウイスキーを注いだ氷のグラスを持って室内へ戻り、就寝準備。

 

寝る時の服、どうしよう…

星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲寝る前にも飲み比べ!

 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲電源もあるのでノマドワークだって可能!でも手袋をせず20分くらいキーボードを打っていると指先がちょっとかじかみました…


身支度を整えたら就寝。
寝る時の服をどうしようかというのは一番の悩みどころ。不安なので厚着してしまいがちですが、スタッフ曰く、かなりしっかりした寝袋なので厚着をしすぎると翌朝汗ダクな人もいるそうです。

私は、靴下2枚重ね、下がタイツにスウェットとスキーウエアパンツ、上が保温性のある長袖シャツにスウェットと厚手のパーカー、という恰好で寝袋へ。

 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲それでは、おやすみなさーいzzz


寝袋にくるまった直後は少しひんやり感がありつつも、すぐに自分の体温で寝袋内が温まったので問題なし!とーってもヌクヌクポカポカ!知らぬ間に寝入ってしまいました。

 

宿泊体験した人だけが味わえるお菓子付のモーニングコーヒー

朝目覚めると、そこは氷でできたドームの中。とても不思議なシチュエーションです。

しっかりした寝袋のおかげで寝起きの時は気持ち汗ばんだ程度。もう少し薄手の服でも大丈夫だったのかもしれませんが、朝まで爆睡できたので服装は無難でちょうどよかったのかもしれません。
寝袋から出たら氷点下の空気に触れ、身体が一気にブルっ!ほかほかな寝袋が恋しいのですが、そそくさとダウンやネックウォーマーを着用。

 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲着替えたら、室内に用意されているポットで紅茶を入れ、目覚めの一杯


氷のホテルのチェックアウトは少々早く7:00。身支度を整え荷物を持って、はじめに説明を受けたぬくぬく小屋へ。


星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲氷のホテルのチェックアウト時には、モーニングコーヒーのサービスがあります

 
星野リゾート トマム アイスヴィレッジ 氷のホテル▲氷のホテル宿泊者限定お菓子も!これ、他では売っていないそうですよ。お菓子もカップもカワイイ~♪


星野リゾート トマム アイスヴィレッジ▲爽快で充実感のある夜明け!冷気を感じつつも、思いきり深呼吸したくなります


氷の街の一角の独り占めはこれにて終了。
アイスヴィレッジを後にし、ホテル客室へ戻ります。美味しい朝食を食べ、シャワーを浴びて身支度を整えたらチェックアウト。特別な一夜でした。



泊まってみたい方は、夏くらいから早めに計画を!

氷のホテルの宿泊体験は、厳寒の地ならではの貴重な体験ができると人気の企画。毎年秋頃から予約を受け付けるものの、冬になると今シーズンの予約は全て満杯ということも珍しくありません。
もし泊まってみたいと思っている方は、来シーズンを狙って早めに夏頃から予定を組んじゃいましょう!

※この記事の情報と写真は、2018年1月時点の内容です。その後企画内容や現地状況が異なっている場合もあります。
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