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2017年12月27日 | nobuカワシマ

北海道のSLが海を渡り鬼怒川で活躍中!東武鉄道SL大樹

東武鉄道SL大樹 川島信広撮影


SLニセコ号など北海道内で活躍したSLが、2017年の夏より栃木県の日光・鬼怒川エリアで、東武鉄道の「SL大樹(たいじゅ)」として走っています。北海道から離れて寂しい反面、ひと昔前の客車列車の風情を感じるSL観光列車として復活し、嬉しさいっぱい!乗車してみたら、これはもう感動モノです!

 

東武鉄道のSL大樹を牽引するC11形207号機

SL大樹は、東武鉄道の下今市(しもいまいち)駅から鬼怒川温泉駅の間を走るSL観光列車。土休日を中心に1日3往復しています。

この列車は、東武鉄道が進めていたSL復活運転プロジェクトで新たに誕生。1959(昭和34)年までSLが走っていた日光・鬼怒川エリアの活性化や鉄道産業文化遺産の保存と活用のために、JR北海道をはじめ国内各地の鉄道会社の協力を得て実現したそうです。

 
東武鉄道提供画像 SL大樹▲SL大樹。先頭はJR北海道から借り受けたSL。その後に続く車両は、元JR貨物の車掌車、元JR四国の客車3両、最後尾が元JR東日本のディーゼル機関車です


SL大樹を牽引するのは、JR北海道で「SLニセコ号」をはじめ「SL函館大沼号」などSL観光列車の牽引機だったC11形207号機。

 
東武鉄道提供画像 SL大樹▲C11形207号機は正面にライトが2つあるのが特徴。かつて、霧が多い日高本線を走るためにライトが2つになったそうです


1941(昭和16)年製造のSLで、北海道内の日高本線などで活躍したのち1974(昭和49)年に現役を引退。その後、2000(平成12)年に復活してJR北海道のSL観光列車の牽引機として使用されてきましたが、2014(平成26)年に「SLニセコ号」などの運行が休止。C11形207号機の出番がなくなってしまいました。

 
SLニセコ号 川島信広撮影▲小樽駅で出発を待つSLニセコ号。カメラやスマホを持った人たちが殺到!人気列車でした

ちょうどそこへ、SL復活運転の構想をしていた東武鉄道で活躍するチャンスが訪れ、2017(平成29)年8月に「SL大樹」の牽引機としてデビュー。ニセコの山々の麓や大沼の畔を走ったSLが、鬼怒川の渓谷で次の任務を担うことになりました。

 
東武鉄道提供画像 SL展示館▲下今市駅構内にはSL展示館があり、SLの仕組みの解説や東武鉄道のSLの歴史、北海道をはじめ国内各地から機関車や車両などを運んだ経緯を紹介しています

 

懐かしさいっぱい!乗ったら感動間違いなし!

あたりまえですが、SL観光列車に乗るといっても私たちはSL自体に乗るのではなく、SLに牽引される客車に乗ります。なので、SLに注目がいきがちですが、旅情を楽しむ客車も重要!

SL大樹に使用されている客車は、JR四国から譲り受けた14系など。近年まで札幌駅から青森駅の間を走っていた急行「はまなす」などで使用されていたものと同形です。

 
東武鉄道提供画像 SL大樹▲夜行急行列車などを利用していたみなさん、ブルー地に白帯のこの姿、懐かしいですよね~!


観光列車だからといって派手な装飾や特別な塗装などをせず、かつてのJR線や国鉄線で走っていた当時の姿に極力近づけた客車。これが一昔前の列車の風情を知る人にとってはとても懐かしく、感動すること間違いなし! 

 
東武鉄道提供画像 SL大樹▲簡易リクライニング付きの青いシート。車内に一歩入ると、ひと昔前の列車の旅を想い出します


車内放送もかつての急行列車などを模した案内で、か~なり郷愁を誘います!
さらに、日が短い秋冬で遅い時間帯に走る列車は日が落ちて夜間走行になるので、今はなき夜行列車で旅をしている気分。夜汽車のこの風情、もうたまらなくヤバイです!

 

SLの姿を間近で拝むならここ!

列車に乗って楽しむだけではなく、SLの姿を間近で見るなら駅のホームや沿線で。なかでも特に、SLが方向転換する転車台がベスト!

 
東武鉄道提供画像 SL大樹▲転車台とは機関車などの方向を変えるための設備で、ターンテーブルとも呼ばれています


東武鉄道ではSL復活運転プロジェクトの一環でJR西日本より転車台を2つ譲り受け、始発駅でもあり終着駅でもある下今市駅の構内と鬼怒川温泉駅の駅前に設置。それぞれ転車台広場として整備され、方向転換するSLを間近で眺めることができます。

 
東武鉄道提供画像 下今市駅転車台広場▲下今市駅構内にある転車台広場。奥にはレンガ調のSL機関庫もあり、間近で眺められます

 
鬼怒川温泉駅転車台広場 川島信広撮影▲鬼怒川温泉駅前にある転車台広場。夜に汽笛を鳴らしながら方向転換する姿はちょっぴり哀愁を感じます


SLが転車台に入ってくる時間は、東武鉄道のホームページで公開されています。SLに乗らない人でも誰でも見ることができるので、時間をチェックしてぜひ見に行きましょう!
※下今市駅構内の転車台広場を見学するには同駅にて有効の乗車券か入場券が必要です。

 
東武鉄道提供画像 SL大樹▲撮り鉄さんは沿線でSLの雄姿を激写を!撮影場所に適したフォトスポットも東武鉄道のホームページで公開されています


北海道のみなさんにとっては大人気だったSLが海を渡ってしまい寂しいかもしれませんが、今も元気に活躍している姿はまるで子どもが独り立ちをしたような気分では!?
SLニセコ号をはじめ北海道内でSL観光列車に乗ったことがあるというみなさん、再会をしに鬼怒川まで行ってみませんか?北海道とはまた違った旅情を楽しめますよ。

 
鬼怒川温泉駅 川島信広撮影▲夜の鬼怒川温泉駅と転車台。駅周辺には温泉ホテルが多数。日光も近いので、SL乗車とともに日光・鬼怒川観光はいかが?

 

▲走行風景をちょっぴり動画でも紹介!(手持ちにてちょっとブレています…。ご了承ください)

 

関連サイト

東武鉄道SL復活運転プロジェクトサイト

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