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公開 | 立花実咲

北海道で2つだけ!温泉マニアも唸る含二酸化炭酸水素塩泉「五味温泉」

寒〜い冬。
 
手先足先が冷えてしまうこの季節、ぎゅっと凍えて縮こまった体を温めてくれるのが温泉です。
 
冬にはマイナス30度まで冷え込む北海道下川町には、二酸化炭酸水素塩泉という泉質の「五味温泉」があります。温泉好きなら「むむっ」と興味を惹かれるという、ちょっとマニアックな泉質。
 
もちろん温泉に詳しくない人でも、冷え切った体を温めに町内外から五味温泉へ足を運ぶ人は数多くいます。

 

町内の木材が使われた老若男女の集う「五味温泉」

五味温泉の内装は吹き抜けになっており、下川町産のトドマツやカラマツなどの針葉樹が使われています。


町内の木材が使われた老若男女の集う「五味温泉」
 

五味温泉そのものは、1905(明治38)年に五味勘三郎という男性が、温泉が湧いているところを見つけたのがそもそもの始まり。療養所としてオープンし、地域の人々に愛されてきました。
 
その後、後継者の有無や施設の老朽化のため、何度か休館や工事を繰り返し、1998(平成10)年に増築。お風呂が新しくなり、今の姿になりました。
 
現在宿泊できる部屋の数は、本館に和室が8部屋、洋室2部屋、別館に和室が7部屋あり合計で17部屋です。
 

洋室▲洋室
 

和室▲最大定員3人まで宿泊可能の和室
 
 
また、休憩ルームは現在の浴場ができる前のお風呂場だったスペース。改修されて綺麗になりました。湯上りに飲み物を飲んでホッと一息つける場所になっています。
 

休憩ルーム

 
ちなみにこの部屋の隣には……
 

カラオケルーム▲1曲100円で歌える。広々した空間なので、グループや団体で宿泊した時のちょっとした隙間時間に手軽に利用できそう。

 
カラオケルームが!
 
家族で宿泊している方々が夜早めに宿に戻って来た時や、忘年会・新年会などで使われることも多いそう。お一人で来て、入浴後に歌って帰る方もいるのだとか。

 

「心臓の湯」「美人の湯」と呼ばれる理由

さて、五味温泉の泉質は、二酸化炭酸水素塩泉だとは冒頭でお伝えしました。
 
この二酸化炭酸水素塩泉ですが、具体的にどんな効果効能があるといわれているのかというと……
 
  • お湯に浸かるなら:冷え性、高血圧症、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、慢性消化器病、痔症、慢性皮膚病 など
  • 飲むなら:慢性便秘、糖尿病、慢性消化器病、痛風、逆流性食道炎、肝臓病 など
 
こんな感じです。
 
冷え性改善や便秘に効く効能などは、女性にもうれしいポイント! 皮膚病にも効くといわれていることから「美人の湯」という通称で呼ばれることもあるそう。
 
また血圧が上がるのを防ぐ効果もあるといわれているため、「心臓の湯」という別名もあるのだとか。
 

二酸化炭酸水素塩泉

 
含二酸化炭酸水素塩泉に含まれているのは、ナトリウム、マグネシウム、カルシウムの3種類。カルシウムが含まれているため、水が少し濁っているのも特徴です。
 
この3種揃っている、という状態は大変珍しいらしく、北海道内では下川町と愛別町の2つしかないと言われています。
 

五味温泉

 
五味温泉は、もともとは14.5度の冷泉。それを、下川町の木片を燃やして熱を生み出す木質バイオマスボイラーで熱々にし、温泉にしているのです。
 
ちなみに毎月26日は「お風呂の日」として、町内外どこから来たか問わず、利用料が大人の場合は400円から200円と半額になります。この日はいつにも増して賑わうそう。
 
また、常連さん向けに400円の入浴券が13枚ついて1冊になっている、入浴券セットが3冊1万円で販売されています。1冊4,000円ですので通常のチケットより1回あたり約40円お安くなるチケット。「お風呂の日」で入浴して、もし気に入った・住んでいる場所から行きやすいなど条件に見合えば、このセットを買うのも良いかもしれませんね。

 

五味温泉へのアクセス方法

五味温泉は、もともと温泉が湧いているところに建てられた施設のため、町中にあるわけではありません。
 
日頃の入浴として五味温泉へ通っているお年寄りも多いことから、下川町内からは町内を循環するバスが出ています。
 

下川町のゆるキャラ「しもりん」が目印▲下川町のゆるキャラ「しもりん」が目印
 
 
町外から来る人の場合、隣町の名寄や興部方面へ走っている名士バスを使う方が多いです。そのため、バスの乗り継ぎのことを考えるとバスターミナル発着のコミュニティバスを使うのが一番わかりやすく、便利かもしれません。
 
バス自体は2時間に1本のペースで運行しています。時刻表はこちらをご覧ください。

 

日頃の疲れを癒しに五味温泉へ 

北海道の冬は、方言で「しばれる」と言うのは周知の事実です。
 
静岡出身の筆者は、「しばれる」という感覚がいまいちわかりませんでしたが、雪が降り始めて気温が氷点下になる毎日が続くと、「なるほど、これは“寒い”を超えている。体がキューっと縛られているようだ」と実感しました。
 
そうした体をゆっくりほぐして日々の疲れを取るには、温泉は最高のスポット。
 
しばれた体を温めるためにはもちろん、レアな泉質を楽しみに、道北の「五味温泉」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

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五味温泉

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Writer

立花実咲

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