2017年12月06日 | 小西 由稀

北海道の食の可能性を広げる、旅するキッチンバス「CRUISE KITCHEN」

キッチンバスのクルーズキッチン


バスというよりも、“動く厨房”と言った方がわかりやすいかもしれません。シルバーに輝くこの「CRUISE KITCHEN(クルーズキッチン)」は、日本で初めてとなるフルコースにも対応できる厨房設備を搭載した大型バスです。
 
どれだけ本格的かというと、車内に飲食できるスペースは一切設けず、運転席と一部スペースを除いてすべてが厨房!フルコースは最大60人、ビュッフェなら最大100人に対応できるレストラン並みの設備を誇っています。


クルーズキッチン


CRUISE KITCHENを駐車できるスペースさえあれば、景色の美しいところ、農作物が実る産地などが、その日限りの素敵な野外レストランになる訳です。まさに、北海道の食の可能性を広げる“旅するキッチンバス”なのです。
 
では、どんな野外レストランが可能なのか。2017年に行われたCRUISE KITCHENのイベントの様子をご紹介しましょう。

 

礼文島の景勝地やワイナリーなど
非日常を体感する野外レストラン

CRUISE KITCHEN初の野外レストラン・イベントとなったのが、9月に行われた「Chef’ s Table at 礼文町 北のカナリアパーク」。
利尻富士、そして真っ青な海と空が美しく見える「北のカナリアパーク」に、この日限りの野外レストランがオープンしました。


会場になった礼文島の「北のカナリアパーク」▲吉永小百合さん主演の映画「北のカナリアたち」のロケ地となった利尻島の景勝地
 

日本最北の島・礼文にはフレンチレストランがありません。札幌のフレンチレストラン「Le Musée(ル・ミュゼ)」の石井誠シェフとそのチームを迎え、島の海の幸で紡いだ魅力的なコース料理“島フレンチ”を島内外からのゲストが楽しみました。


ル・ミュゼの石井シェフ▲ミシュランガイド北海道2017特別版で2回連続で星を獲得した「Le Musée」の石井シェフ。この野外レストランでは、お店同様の料理とサービスを提供
 

礼文島の新鮮な食材▲礼文島を代表するウニや昆布、ホッケ、ソイ、ヒラメ、ボタンエビ、タコなど、とびきり新鮮な素材がふんだんに使われた
 

クルーズキッチンの中で調理する石井シェフ▲CRUISE KITCHENの中で調理する石井シェフ。ここからも利尻富士や海も眺められ、窓のないお店の厨房とはまた違った開放的な雰囲気に
 

chef's tableの様子▲この日は透明なテントを張り、野外レストランを設営。クロスを敷いた本格的なテーブルセッティングで、絶景と本格フレンチという非日常の空間&時間を創り出した
 

野外レストランで提供された料理▲礼文島の向かいにある稚内市の宗谷黒牛を炭火でじっくり焼いたひと皿には、島の特産品である「糠ホッケ」という珍味と昆布でつくった泡のソースが!独創的で洗練された料理の数々がゲストを魅了
 

また、10月に行われた空知地区のワイナリーを巡るフルコースランチ付きツアーでも、CRUISE KITCHENは大活躍。岩見沢市の「宝水ワイナリー」内に特設会場を設け、札幌市内で活躍するシェフが腕を振るいました。ゲストはブドウ畑を眺めながら、地元産のワインと料理を満喫。実りの秋を五感で楽しむ一日になりました。
 

宝水ワイナリーで行われた野外レストラン▲ミシュランガイド掲載店のシェフや話題の若手シェフなど、料理人との幅広いネットワークを持っていることもCRUISE KITCHENの魅力

 

さまざまなシーンでの活躍に期待!
食を通して地域の魅力を全国・世界へ発信

自由度が高いCRUISE KITCHENは野外レストランだけではなく、祭りやイベントなどさまざまな地域コンテンツとも連携。今年は石狩を代表する「石狩さけまつり」に出店し、鮭や地元食材を使った洋食メニューを提供。名物「鮭の千人鍋」など和食のイメージが強いイベントに、新たな魅力をプラスしました。
 

石狩のさけまつりに出店したクルーズキッチン▲まつり会場でも目を引く車体。洋食メニューに合わせて販売したスパークリングワインも好評
 

移動と調理の双方の機能を持つ車体なので、今後はキャンプ場や野外の音楽フェス、商業施設、道の駅などでの利用も見込んでいて、「アウトドア・ウエディングなども企画していきたい」と、CRUISE KITCHENを運行する株式会社クールスターの広報担当は話します。
 

旭川空港でのイベント▲地域のイベントへの貸し出しも行っている。旭川で行われた「空港マルシェ2017」は、地域の魅力を伝え、活性化を目的にしたイベント。地元野菜のマルシェとCRUISE KITCHENで作った料理が人気を集めた

 
「単なる新しい食の体験を提供するだけでなく、地域の観光資源を掘り起こす、創り出すお手伝いをしたい。そして、その価値を高めることを目的としています。『食と観光』を主軸とした地域の魅力を全国へ、そして全世界へと伝えていきたいと考えています」。
 
北海道のさまざまなシーンで活躍が期待されているCRUISE KITCHEN。この冬のイベントでも運行が予定されています。最新情報はCRUISE KITCHENのFacebookページでぜひチェックを!

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Writer

小西 由稀

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