2017年08月08日 | チバタカコ

摩周湖へ雲海を見に行く

摩周湖第3展望台から雲海を見る

雲海とは、山は飛行機などから見下ろした時、雲が海のように広がって見える現象のこと。
国内では、兵庫県にある竹田城や岡山県にある備中松山城などが有名ですが、道内にも絶景の雲海スポットがいくつもあります。
 
北海道Likersでは以前、津別峠の雲海を紹介しましたが、今回は摩周湖第3展望台。


摩周湖第3展望台 

 
摩周湖はカルデラ湖としては日本国内で6番目に大きな湖。「霧の摩周湖」という歌があるくらい霧で有名です。
雲海が発生するのはいくつもの条件が重なった時。
・地面が冷えて、地面付近の水蒸気を含む空気が冷える。
・風がなく、冷えた空気がそこに留まる。
・空気中の水分が飽和状態を通り越して霧ができる。
・時間帯は夜明け前から早朝。
そして摩周湖の場合は、釧路沖の海務が南風に乗って、摩周湖や屈斜路湖上空で冷却されて沈み込み雲海になる…など。
こればかりは自然現象なので、行けば必ず見られるというものではありません。運次第の神頼みです。
 
北海道Likersは6月下旬、「よし、摩周湖へ雲海を見に行こう!」と摩周湖へ向かいましたよ、釧路から…。たまたまタイミングよく行くことができましたが、摩周湖の雲海を見るなら、弟子屈町に宿泊するのがベストです。釧路からは結構距離があるのであまりおすすめしたくない…。
 
釧路を夜2時に出発し、摩周湖に着いたのは3時半頃。ちょうど日の出時間で、あたりが白んできました。目的の第3展望台の駐車場には、すでに車が数台ありました。
 

屈斜路湖の雲海▲屈斜路湖の雲海
 

車を止めると、すぐに目に飛び込んできたのが生クリームのような雲海。「おお!これが摩周湖の雲海か!」と思ったら、間違っていました。そっちは屈斜路湖。
私たち以外にも、「わー!摩周湖の雲海だー!」とカメラを向けている人たちがいましたが、摩周湖の第3展望台は、駐車場から道路を挟んで反対側。階段を登っていきます。
 

摩周湖の雲海。正面にカムイヌプリ(摩周岳)を望む▲摩周湖の雲海。正面にカムイヌプリ(摩周岳)を望む
 
 
反対側の屈斜路湖のような、もくもくした雲海はありませんでしたが、それでも幻想的な雲海が、摩周湖に広がっていました。
 
展望台には、本格的なカメラを構えたカメラマンが多数いました。中には、内地から毎年この時期、摩周湖を撮影に来ているという人も。
太陽が昇るにつれて、周りの色、光、そして雲海の姿がどんどん変化していきます。さっきまでなかった場所に雲海が移動したり、逆に雲海に覆われていたところが晴れて、湖面が見えたり、その移ろう様は見飽きることがありません。聞こえるのは鳥のさえずりとシャッター音だけ。しゃべるのも思わずヒソヒソ声になります。
 

摩周湖の雲海。正面にカムイヌプリ(摩周岳)を望む▲左にポツンと湖面に浮いているように見えるのはカムイシュ島。カムイシュとはアイヌ語で「神となった老婆」
 
 
毎日撮影に来ているという地元のカメラマンが、「もう少し待っていなさい。雲間から太陽が出てきたら、光が湖に反射して、とても美しいから」と教えてくれました。
しばらく待って見えた摩周湖が、これ!
 

摩周湖の雲海▲雲海が太陽に向かって、龍のように伸びて行きました
 

なんて神秘的で神々しい。この瞬間、摩周湖の神様ありがとう!と思わず合掌。
 
霧が多いので、なかなかスカッと美しい摩周ブルーの湖を見ることはないと言いますが、霧は霧でまた味があり、晴れた摩周湖が見られたら、それはそれで希少な体験になります。
 
本日2017年8月8日、官報に告示され、「阿寒国立公園」から正式に「阿寒摩周国立公園」になります。摩周の名前が加わったので、これからますます観光客が増えると思いますが、機会があればぜひ、夜明け前の摩周湖第3展望台へ。運が良ければ、北海道の自然が最高のエンターテイメントを見せてくれるはずです。

 

関連リンク

摩周湖観光協会

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