
旅行で、出張で、年間1,700万人以上の人が行き交う新千歳空港ターミナルビル。その国際線ターミナルに先住民族であるアイヌの人たちの文化を感じられる展示スペースがあります。旅の小休止にアイヌ文化に触れてみませんか?
北海道と世界を結ぶ国際交流拠点、新千歳空港国際線ターミナルビルの2階に、2012年1月からアイヌ文化展示コーナーが開設されています。

先住民族であるアイヌ民族の伝統や文化に興味を持ってもらうことを目的とした展示となっています。

北海道に住むアイヌの人たちが作った衣装や木彫り、木彫レリーフなどの展示は、すべて公益財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構が所有する文物です。

2013年から行われている「イランカラプテ」キャンペーンのパンフレットも配置されています。

滞在していた30分ほどの間にも、多くの外国人観光客と思われる人たちが伝統工芸を興味深く眺めていました。
国際線はもちろん、国内線を利用する人も、気軽にアイヌ文化を感じることが出来るスペースです。旅の小休止に、今を生きる先住民族、アイヌの人たちの文物を間近で観賞してみてはいかがですか?
※「チカラカラペ」は、正しくは小さい「ラ」で表記します。
※「タンパクオプ」は、正しくは小さい「プ」で表記します。
※「イランカラプテ」は、正しくは小さい「プ」で表記します。
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・公益財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構取材・撮影・文/北海道Likers フォトライター 宮永明子
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